どうも、なすびと申します。
ぼくは新卒で大手の自動車メーカーに就職し、半年ほど働いてきた新人です。
会社生活にはようやく慣れてきたものの、「心から今の仕事を楽しめていない」というのが事実。
今回はそんな話をしようと思います。
- 上司が怒られている姿を見せられて感じたこと
- 大企業での仕事は「誰のためなのか」が分かりにくい
- いくら会社で働いても「自分の資産」は増えない
今回ぼくが伝えたいのは、「デメリットをしっかりと認識した上で、大企業の仕事に従事しよう」ということ。
途中でネガティブな話もでてきますが、決して大企業そのものを否定しているわけではありません。
そんなぼくの大企業に対する価値観は以下の記事にまとめています。
» 結局、ぼくは大企業に就職してよかったのか?【社会人1年目の本音】
これから大企業に就職する、または大企業で働く中でやりがいを見つけられない、という方はぜひ参考にしてみてください。
大企業の新人、誰のために働いているのか分からなくなる
大企業に勤めていると、時折、「誰のために働いているのか」「この仕事は本当に自分がやるべきことなのか」が分からなくなります。
まずは、ぼくがそう考え始めるきっかけとなった出来事についてお話ししていきますね。
上司が怒られている姿を見せられる新人
今回の記事を書こうと思ったのは、以下のツイートに対する質問がきっかけ。
今の部署に配属されて4ヶ月がたち、ぼくは初めて部長に業務報告をしました。
ぼくの報告にはまだ足りない部分が多く、そこに対する指摘は「正当な指導」として貴重な時間だったと感じています。
しかし問題はその前。
ぼくの業務報告より先に行われた、係長の報告に対しての指摘です。
「これからはこういう計画でメンバーに業務を割り振って仕事を進めていく」という内容の報告でしたが、それに対して部長が噛みつき、係長と課長はまとめて怒られることに、、、
そんな光景を15分くらい延々と見せられる新人。
これが日経大企業の時間の使い方ですw
そんなことに時間を使って、誰が喜ぶん?
係長と課長が部長に怒られている光景を見るのは初めてではありませんでしたが、、、
むしろもう何度も見すぎて、見飽きました。笑
怒られ方はいつも同じです。
部長「お前ら(係長&課長)の仕事は部下に業務を丸投げすることか?それがマネジメントか?」
この一点張り。
ぼく個人の感覚としては、たしかに部長の指摘はごもっとも。
係長も課長も優しい人ではあるんですが、「組織のリーダーとして頼りになる」とは言い切れません。
ただ、部長の指摘はいつも理にかなっているんですが、要求が厳しすぎるのも事実です。
だから何度同じ指摘をされても係長と課長は変われない、、、
そんな誰も得をしない、誰も喜ばない時間。
このムダな時間のために、係長は報告資料を作成したんでしょうか?
マジで誰のための仕事なんでしょう…?
そもそも組織がデカすぎる
こんなムダなことに時間を使っている日経大企業。
この組織はこれから変わっていくことができるんでしょうか?
ぼくの考えでは、おそらく不可能に近いと思っています。
なんでそう思うの?
そもそも組織がデカすぎるからです。
工場での製造管理を行うぼくたち生産技術職の社員が数十人なのに対して、実際に現場で車を製造している現場の社員が数百人。
そんな社員の中には「自分の生活費が稼げればいい」という人もいれば「より良い商品を製造して、会社のために働きたい!」という熱心な人もいる。
当たり前ですが、「誰のために働いているのか」という点でそれぞれの社員が違う想いを抱いているんです。
そりゃ意思疎通なんてうまくいくわけがありません。
現状だと、大企業最大のメリットである「巨大な組織」が社員それぞれの目的意識を分散させ、最大のデメリットにもなっているのが事実。
だからぼくは誰のために働いているのか分からなくなり、モチベーションも上がらないんです。
会社に提供した時間は「会社の資産」になる
大企業に限った話ではないですが、これは資本主義社会のルールとして、覚えておいてほしいポイントの1つ。
それが、「会社に提供した時間は会社の資産になる」ということです。
いくら会社で働いても「自分の資産」は増えない
実際にこの話を口にする人は多くありませんが、いくら会社のために働いても会社が潤うだけで、自分の資産は1ミリも増えません。
この事実に気づいている人はたくさんいるはずです。
ぼくが会社に提供した時間(労働力)は自動車の製造に充てられますが、その自動車は会社の資産になるだけ。
売上や利益が社員の給料に反映されることはありません。
会社の業績が良くても悪くても、ぼくたち社員は、提供した時間に対して一定の給料をもらい続けるだけ。
このシステムが、「どれだけ頑張っても給料が増えないし、ほどほどに働こう」というサラリーマンを増やしている原因なんですね。
だから本気で働く意思があるならば、「自分の資産」として積み上がる仕事を持たねばなりません。
そんな「独立思考」がないと、会社のために一生働き続けることになるでしょう。
本人が、その会社のことを心から愛しているなら問題はないんですが、、、
誰のための人生なのか、真剣に考えよう
ここで1度あなたに考え直してほしいのが、「その人生は誰のためにあるのか」ということ。
もちろんその答えなんて、あなた自身のために決まっています。
そんな大事な人生を、時間を、好きでもない会社に使い続けるのって、どうなんでしょうか。
少なくともぼくは、そんな人生を送りたくないですね。
私もそんなの嫌だな…。
だからといって「今すぐ会社をやめろ!」とか言うつもりはなく、ぼく自身もすぐに会社をやめるつもりはありません。
ぼくの提案はあくまでも、「会社に勤めながら、副業として自分の資産をコツコツ積み上げていこう」というものなので。
生きていくだけの経済基盤を築くことができれば、あとは自由に選ぶことができます。
そんな、「選択肢を増やす行動」に時間(労働力)を投入するのが大事だということをぼくは伝えたい。
組織を変えるには時間がかかる
もちろん、この共産主義化した大企業の組織を変えることに尽力する、というのは素晴らしい仕事だと思います。
ただ、自分1人が変わるのにも結構な時間がかかるのに、組織の体質を変えようと思ったら膨大な時間が必要になるのも事実です。
会社に時間を提供し続けて体を壊したり、家族との関係が悪化したりしては本末転倒。
そんなの幸せな人生から離れていくだけじゃないですか。
だからこそ、「順番」を意識して働くのが大事なんです。
しっかりとした経済基盤さえあれば、どれだけの時間(労働力)を会社に提供し続けるのかを自分で決められますから。
そんな状態を作るまでは、「自分の資産」を積み上げるのが重要です。
なので会社からもらった給料は自分の資産を買うための“資本”として、しっかり蓄積しておきましょう。
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まとめ:大企業のデメリットを認識した上で働こう
というわけで今回は、ぼくの実体験を交えながら、大企業で働くことのデメリットを認識しておこう、という話をしてきました。
以下の本ではその理由がもっと具体的に解説されています。
気になる若手サラリーマンの方はぜひ読んでみてください。
ぼくの目に映る大企業サラリーマンのほとんどは、会社のために働いているだけで、“自分の人生“を生きていないように思えます。
ぼくはそんな人生を送りたくないので、若干25歳、今のうちからコツコツと自分の資産を積み上げていくつもりです。
失敗しても絶対に諦めません。
その過程は引き続きこのブログやTwitterで発信していくので、気になる方はぜひウォッチしてみてください。
成功も失敗も、すべてそのまま発信します。
というわけで今回は以上です。それではまた!
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