どうも、なすびと申します。
ぼくは物欲がほとんどないので、社会人になった今も、大学2年生のときに母親から譲り受けた中古車に乗り続けています。
2020年8月現在、新卒1年目の時点では累計7万kmも走っておらず、この先もまだまだ元気に走ってくれそう。
そんなわけで今回は車と人生についてのお話です。
- 新卒でマイカーローンを組んで新車を買うことに対する疑問
- 「お金を払えば誰でもできること」は後回しでいいかな
- 人生っていうのは、「選ぶ順番」で大きく変わると思うんだ
日本の若い男子諸君って、大学を卒業してちょっといい企業に入ると、すぐローン組んで新車をパッと買いますよね。
この行為がぼくには全く理解できないんです。
物欲がなさすぎて、「車なんて前を向いて走れば十分」くらいの価値観なので。(←大手自動車メーカー勤務)
ということで今回は、「新卒の新車事情」から始まって、「人生は順番が大事だよ」という話で締めようと思います。
ローンを組んで新車を買おうか迷っている新社会人の方は、ぜひ参考にしてみてください。
本当にキミは“新車”のおかげで幸せになれるのか
ローンを組んで新車を買おうかと迷っている新卒のあなた。
10秒でいいから、自分の胸に手を当てて考えてみてください。
(5秒でもいいです。)
冷静に考えてコスパ悪くない?
よ~く考えてみると、幸福度とか生活の質(QOL)を高めるために新車を買うのって、めちゃくちゃコスパ悪くないですか?
ぼくたち会社員が車に乗るのって、せいぜい通勤のときと休日に出かけるときくらい。
何百万円も払うわりには、単純に使う時間が短すぎるんです。
新車の中の「空間」を買いたいならその分のお金を部屋の内装に使ったほうがいいですし、「移動」が目的なら外見なんて特に関係ありません。
ムダにでかい車なんて買わずに、コンパクトでよく走る車を買うのが経済合理的なはず、、、
何でみんな見栄を張りたがるの?
だったらなんで、みんな揃いも揃って高額なローンを組んでまで新車を買うんだ…!?
その答えはもちろんぼく自身も知ってます。
カッコいいからです。
たしかに、デカくてイカつくて燃費の悪い車って、カッコいいんです。
でもそんなカッコいい車を買ったとしても、購入者自身がカッコよくなれるわけではありません。
カッコよくなりたいなら、新車なんて買わずに(お金で解決しようとせずに)筋トレしたほうがいいですね。
そもそも車を買っても見栄を張れないという事実
でもカッコいい車って、ぼくがその辺を少し運転するだけですぐすれ違います。
その辺の道を、たくさんのカッコいい車が走ってます。
つまり、、、もうみんな持ってるんですよね。(明かされた真実)
高い新車を買って見栄を張るプロセスって、
- 新車を買う(どうだ、こんな高い車みんな買えないだろ)
- 新車に乗り降りする(こんな高い車を持ってるおれはカッコいい)
- 新車を乗り回す(こんな高い車を運転できるおれはすごい)
といったところでしょうが、カッコいい車をわりと多くの人が持ってるとすると、この「見栄張りプロセス」って①で破綻しちゃいますよね。
だってみんなローンを組めば買えるんですもん。
お金さえ払えば、高い車なんて誰でも乗れるんですもん。
それじゃあイキリ大学生と同じやで
この現象どこかで見たことあるな、、、と思って考えてみると、ぼくは大学生の頃を思い出しました。
高校を卒業してちょっと大人になったからといって、みんなが明るい茶髪とか金髪に染めるやつです。
でもみんなが一斉に髪を染めるから大して見栄を張ることもできないし、そもそも茶髪がいい感じに似合う日本人男子は少ない。
髪色にお金を払うだけで、特に何も得られてないんですね。
ぼくも当時はやってましたが、3年生の後半くらいにやめました。
たしかに、学年が上がるにつれて茶髪男子って減っていくよね。
この一連の流れって、「新車を買う」という行為に似てる気がしませんか?
- お金を払って自分をカッコよく見せたがる
- 周りのみんなもやってるから量産型になる
- 数年後にその事実を知り、しれっとやめる
新車を買うのも、これと同じなんですわ。
ぼくは不動産セミナーの場で30~40代のおじさんたちと話す機会がよくありますが、みんな口を揃えて言ってます。
「見栄を張って新車買ってたけど、何の意味もなかったわ」
はい、これで証明終了。
資本主義社会で本当に有利な立場に立ちたいなら、新車を買う必要はまったくなし!
車なんて前を向いて走ればOK!(←大手自動車メーカー勤務)
お金を払えば誰でもできることなんて後回しでいいや
世の中には、お金を払えば誰でもできる、そんな娯楽がたくさんあります。
ぼくだってたまにはみんなと同じことをしますが、それは「周りのみんながやっているから」するわけではなく、「自分が心からやりたいと思ったから」しているに過ぎません。
誰でもできることは先にやるべきではない
「お金を払えば誰でもできること」に意味がないとは思っておらず、当然お金を払ったからこそできる経験や見える景色があることも理解しています。
でも、それってお金がないときにやっても仕方なくないですか。
個人的には順番が逆で、お金を払えば誰でもできることは、お金を持ってからやるべきだと思うんです。
お金さえあれば誰でも経験できるんですから。
だからぼくは社会人1年目のときからこうしてブログ副業をしたり、不動産の勉強をしたりしています。
» 学生ながら不動産投資の勉強を始めてみた【大家業で勤め人卒業を目指す】
たぶん先に誰でもできることを経験すると、数年後、後悔することになるとぼくは思っています。
実際に新車を買った同期のみんなは、すでに「マイカーローンきつすぎ!」って言ってるよね。
同じ借金をするなら、マイカーローンより事業性融資
社会人1年目で新車を買うとなると、基本的にはローンを組むはずです。
普通は大学を出たばかりの若造が車を買うレベルの大金なんて持ってませんからね。
でもそこで新車をガマンして事業のためにお金を借りてみると、周りのみんなとは全然違う経験ができると思いませんか?
ぼくは思います。
上記のツイートにあるとおり、借金してまで自分の事業を起こそうとするなんて、普通の頭じゃないんです。
でもぼくは、普通のことをしていたら普通レベルの経験しかできないと考えている派なので、リスクを取りにいきます。
おじさんになったらリスクを取りにいきづらくなりますし。
「若いうちに事業に挑戦」
「おじさんになってから事業に挑戦」
この2つを見比べるだけで、人生において順番が重要なことはよく分かります。
時間は巻き戻せないので、「今この瞬間の選択が数年後の人生を決める」と考えておいたほうがよさそうです。
まとめ:人生は「選ぶ順番」で大きく変わる
ということで今回は、「新卒の新車事情」を分析することろから始まって、「人生は順番が大事だよ」という話に着地しました。
若いうちに何を選ぶか、ってめちゃくちゃ重要だと思っていて、ぼくはここの選択次第でおじさん時代の生き方が決まるとさえ考えています。
新車を買おうか迷っている新社会人のあなたがまずはやるべきことは、自分の意思を確認すること。
「本当に新車じゃなきゃダメなのか」
「見栄を張りたいだけじゃないのか」
その点をハッキリさせましょう。
それでもその車が欲しいなら買えばヨシ!です。
とはいえその分、他の選択肢を潰しているという事実を忘れてはいけませんよ。
ぼくはあなたが納得のいく判断ができることを願っています。
そんなわけで今回は以上です。それではまた!
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