どうも、なすびと申します。
ぼくが大企業に就職して約5ヶ月、生産技術の現場に配属されてからは約3ヶ月が経過しました。
今回はこの数ヶ月間を振り返ってみて、「ぶっちゃけ大企業に入ってよかったのか?」という部分について本音を語っていこうと思います。
- 令和2年コロナ禍、大企業を選んでおいてひとまず安心
- しかし、大企業に期待しすぎてはいけない
- 大企業からのキャリアについて考察してみる
これから就活を迎える方にせよ、すでに大企業への就職が決まっている方にせよ、「ぶっちゃけ大企業ってどうなのよ?」と思っている方は多いはず。
この記事ではそんな疑問にストレートにお答えします。
日経大手メーカーの実情が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
ぼくは新卒で大企業に入ってよかったと思う(2020年入社)
結論としては、ぼくは新卒で大企業に入っておいてよかったと思っています。
それが入社して5ヶ月たったぼくの本心。
理由は以下の2つです。
- (数年間は確実に)安定的な収入が得られる
- 社会的信用が大きく、次の選択肢が多い
それぞれ順番に解説していきますね。
まずはコロナ禍においても通常の賃金で働けることに感謝
まず2020年8月現在、こんなコロナショックの真っただ中でも通常の賃金で働けるということに感謝しなければなりません。
7月にはボーナスまで満額できっちりと支給されました。
4月には「内定取り消し」を食らう学生もいたというのに、大して仕事もできない新卒のぼくたちがこの待遇。
大企業じゃなかったら普通はありえないと思います。
私はコロナの影響でボーナスが少なかったなあ…。
10年後は安心していいけど20年後はどうなるか、、、
そんな安定的な収入が得られる大企業ですが、この環境も長くは続かないはず。
ぼくの勤めている自動車メーカーで考えると、10年後はたぶん大丈夫ですが20年後はちょっと怪しいです。
でもやっぱりこの時代に「10年間は安心できる」っていうのはものすごく強くて、大きなメリットだと思います。
日本では大企業に勤めているだけで社会的信用を得られる
ぼくたちが社会的信用を必要とするのは主に、
- お金を借りるとき
- 次の仕事を探すとき
この2つです。
やっぱりここでも大企業は強い。
大企業に勤めていると、ただそれだけで社会的信用があるとされる。それが日本という国ですからね。
現にぼくの同期は何人も、新卒なのに500万円くらいのローン(借金)を組んでマイカーを買ってます。
「〇〇株式会社に勤めている人ならちゃんとお金を返してくれるだろう」社名だけでそんな信用を得られるのが大企業というものなんです。
大企業に勤めているならば、、、
加えて、「〇〇株式会社に勤めている人ならある程度の仕事はできるだろう」と評価されるのも日本という国の特徴。
だから新卒で大企業に入るというのは、次の仕事の選択肢を広げることにもつながるんです。
もちろん就職してから特に何も考えず、言われたことをやっているだけだと転職も難しくなるかもしれませんが、、、
それでも基本的には「新卒で大企業に入社した」というだけで一定の信用を得られるものです。
あなたも日本人だったら、その感覚は理解できるはず。
たしかに大企業に勤めてる人って信用できるよね。
大企業からのキャリアについて考察してみる
さて、ここからは前半で解説した「安定収入」と「社会的信用」を自分のキャリアにどう活かしていくのか、という点について考えてみようと思います。
まずは「大企業の中で出世を目指す」というキャリアから。
大企業の中で出世を目指すのは悪手
見出しにもあるとおり、ぼくは大企業の中で出世することに1ミリも魅力を感じていません。
その理由は以下の3つ。
- 時間がかかりすぎる
- 自分でコントロールできない要素が多すぎる
- 少し出世したくらいでは大した待遇が受けられない(結局、時間がかかる)
残念ですが、これが現実。
実際にぼくが自分の上司を見て、「自分もその年齢で今の上司みたいになりたいか」と聞かれたら答えは確実にNOです。
「安定収入」と「社会的信用」がどれだけあろうとも、「自分の自由な時間」が削られてしまうので。
そもそも給与所得で年収1,000万円とかを稼いでも、エゲつない額を税金として徴収されてしまいます、、、
そこら辺の理屈が気になる方は橘玲先生の「貧乏はお金持ち」を読んでみてください。
詳しい仕組みが分かりやすく解説されていますよ。
「安定収入」と「社会的信用」を活かす戦略
大企業の中で出世を目指さないとなると、もうお分かりのとおり、自分で事業を作るしかないんですね。
もちろん最初は副業からのスタートです。
そこで大企業の「安定収入」というのが活きてくる。
一般的な価値観からすると「副業は片手間でやっている」みたいなイメージがあるかもしれませんが、副業ってそんなに簡単なものじゃありません。
「今日始めて明日には稼げる」なんてまったくの妄想で、「今日始めても1年後に稼げているかどうかすら分からない」ということがザラにあるんです。
「副業(複業)」は「複数の本業」である、ということから目をそむけてはいけません。
だからこそ本業で安定的に収入を得つつ、副業が安定するまでチャレンジを続ける。
大企業の「安定収入」はそうやって利用するのが合理的だとぼくは考えています。
「社会的信用」を利用して事業を起こす
大企業の「社会的信用」を利用すれば、何の仕事もできない新卒の社員でもローンを組んでマイカーを買うことができます。
この話については先ほども少し触れました。
一般的にはマイカーローンのような消費性の借金に利用されることが多い「大企業の社会的信用」ですが、ぼくはそれを事業性の融資に利用したいと考えています。
金融機関から借りたお金を自分の事業(副業)に資本として投入しよう、と。
せっかくお金を借りられるなら、自分ための贅沢品なんて買わず、先に事業へ投資すべき。
それがぼくの価値観です。
もちろん事業に失敗する可能性もありますが、そこは大企業の安定収入でカバーできる範囲のチャレンジに留めておく。
そう考えると、初期投資が少なく在庫も抱えない「ブログ運営」は、初めての副業にピッタリだと思います。
» ブログ運営ではお金以上に重要なものが山ほど手に入る【簡単には儲からないので注意】
この、「安定収入を得ながら副業に挑戦し、社会的信用を利用して事業投資を行う」というスタイルが、大企業サラリーマンならではの堅い戦略だと思うんですよね。
勝算は十分にありそうなので、ぼくは自分自身を実験台にして挑戦してみます。
その過程については今後もTwitterやブログで発信していきますね。
まとめ:大企業の看板は利用するためにある
というわけで今回は、新卒で大企業に就職したぼくが5ヶ月間働いてみて、実際に感じたメリットについてお話ししました。
結論として、大企業に就職するメリットは以下の2つ。
- (数年間は確実に続く)安定収入
- (国内においてのみ有効な)社会的信用
上記に関しては、実際に入社してから身をもって体感した事実です。
「サラリーマンをしつつ副業(複業)で自分の事業の基盤を作りたい」と考えているぼくにとってはピッタリの環境でした。
そもそも、あのトヨタの社長ですら「終身雇用を守っていくのは難しい」と明言している時代です。
» 「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか(日経ビジネス)
そんな時代の中で会社に依存し続けるのって、単純にリスクが多すぎると思いませんか。
だからこそぼくは、経済的に自立するために大企業を利用します。
この記事では「安定収入」や「社会的信用」といった表面的な部分についてのみ触れましたが、
- 働き方や詳しい仕事内容
- 職場の雰囲気
- 大企業で身につけられること
といった点についてもまだまだ気になる方が多いと思います。
そこに関しては、また今後、ブログで詳しく解説していく予定なのでしばしお待ちを、、、
実際に大企業で働くサラリーマンのリアルな声を届けるべく、かならず投稿します。
そんなわけで今回は以上です。それではまた!
- おすすめ就活サイトをご紹介→無料で使える就活サイトおすすめランキング
- 実際にブログを運営してみたい→初心者でもできる、ブログ運営の始め方
- 月額980円で本が読み放題!→Kindle Unlimitedのサービスがお得すぎる
- スキマ時間で稼ごう!→大学院生におすすめのバイト6選
コメント