大企業の技術職を目指してて、将来は海外で働くのが目標!
でも実際って、TOEICスコアは何点くらいあればいいのかな?
効率的な勉強法とかもあわせて教えてほしい。
こんな疑問にお答えします。
- 技術職であれば、大企業でもTOEICスコアは700点で十分
- 社会人になる前にTOEIC700点をとっておくメリット
- 効率よくTOEICスコアを上げるための3つの注意点
どうも、なすびと申します。
ぼくは大学院生のときにTOEIC725点を取得し、大手自動車メーカーに技術職として入社しました。
大企業とはいえ日系メーカーなので、同期のTOEICスコアは500点台が大半。
実際に配属されたときには、部長から「TOEIC700点もあるの?」と言われました。
そんな感じで大企業の現状を内部から観察してみたところ、技術職ならTOEICスコアは700点もあれば十分だと感じています。
そこで今回は、大企業でもTOEICは700点で十分だという具体的な理由や、効率的な勉強法についてまとめました。
大企業の技術職として海外で働きたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
大企業でもTOEICは700点で十分(技術職の場合)
冒頭でお話ししたとおり、技術職であればTOEICのスコアは700点もあれば十分です。
まったく問題ないどころか、むしろ配属された瞬間から期待されるくらい。
海外で働くチャンスの多い部署の現状
ぼくが配属されたのは、毎年1人は海外へ出向するような、海外で働く機会のわりと多い部署。
部長からは「数年後にはお前も海外に行ってもらう」と言われました。
しかしそんな海外志向の強い部署ですら、「TOEIC700点もってます」と言えば「700点“も”あるの?」という反応を受けます。
これが大手日系メーカー技術職の現状でした。
へえ~。
日系だと大企業でもそれくらいなんだ。
実際に来年から海外へ出向するという入社4年目の先輩も、600点を目指して勉強しているようです。
海外出張にいく条件はTOEICスコア600点
日経メーカーであれば、たとえ大手企業であっても海外出張にいくためのTOEICスコアボーダーは600点くらい。
これが令和初期の日本の現状です。
とはいえ、人事からは「1年目のうちに600点はとってね」と言われているのも事実。
ぼくたちのような若い世代に対しては、海外で働くかどうかに関わらず、それなりのTOEICのスコアが要求されています。
おそらくこの傾向はこれからもっと進んでいって、いずれは「海外出張のボーダーは700点」という日も来るでしょう。
それを考慮しても、現状では700点をとっておけば十分だというのは確実ですね。
技術職がTOEIC700点を取得するメリット
技術職としてTOEIC700点を取っておくと、いろいろな面で嬉しいことがあります。
それは以下のツイートのとおり。
先輩が海外出張にいくために600点をとろうと苦戦している横で700点をもっていると、「現状ではこれ以上の英語学習が必要ない」という余裕が生まれます。
逆に、先輩のような「忙しく働きつつも、仕事が終わったら英語学習」という状況を想像すると、とても余裕のある生活とは思えません。
そんなわけで学生のうちにTOEICで700点を取っておくと、「コイツは大学生のうちから地道に勉強してきたんだな」という上司からのイメージにつながって期待してもらえたり、他の人が英語を勉強する時間で好きなことを学べたりもします。
早く本業で成果を出したいと考えている方にとっては理想の状況ですね。
わたしもそんなふうに余裕をもって働きたいなあ~。
そんな理想の状況を自分で作り出すためには、TOEICで700点を取ることはかなりコスパのいい手段といえるでしょう。
学生のうちに最低600点はとっておきたい
「海外で働くなんて絶対に嫌だ!」という方以外は、ぜひ学生のうちにTOEIC600点を目指してみてください。
現在400点とか500点の方からすると難しく思えるかもですが、全然そんなことはありません。
しっかりと勉強すれば誰でもとれますよ。
だって冷静に考えてみると、600/990点って100点満点でいうところの60点ですからね。
授業の評価で「可」をもらうのと同じくらいの難易度ってことです。
大学受験のときの熱量で勉強すれば余裕で達成できると思います。
600点あるだけでも社会人になってから驚くほど楽ができるので、ぜひ今のうちから勉強しておきましょう。
効率よくTOEICスコアを上げるための3つの注意点
ここからは大学院生のときに研究をしつつTOEIC725点を取得したぼくが、効率的な勉強法について解説していきます。
勉強法というよりも、TOEICのスコアがなかなか上がらない人によくある”注意点”といったほうが近いですね。
そんな注意点が以下の3つ。
- 使う参考書は2冊だけでOK
- TOEIC以外の英語学習をしない
- とにかく続ける
それぞれ順番に解説していきます。
大学院生に必要な英語力については以下の記事にまとめているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
» 大学院生に必要な英語力はどれくらい?【おすすめの勉強法を現役大学院生が紹介】
①:使う参考書は2冊だけでOK
まず、勉強に使用する参考書について。
これは以下の2冊だけでOKです。
実際にぼくが725点をとったときも、この2冊しか使いませんでした。
いろいろな参考書に手を出すと、結局すべて中途半端になってしまいほぼ結果につながりません。
基本的には参考書を1周するくらいでは内容の3割も身につかないので、1冊の参考書を何度も周回する気持ちで取り組みましょう。
公式問題集の内容をほぼ暗記できるレベルになれば、かならずスコアは上がるはずです。
なんといっても公式問題集は、TOEICの試験問題を作成している公式団体が「本番もこんな感じのテストにするぞ」といって作られたものですからね。
金のフレーズで単語を覚えつつ、公式問題集をひたすら周回しましょう。
それだけでも絶対に600点はとれるはずです。
②:TOEIC以外の英語学習をしない
2つ目の注意点は、TOEIC以外の英語学習をしないということ。
理由は単純で、あなたの目的は”TOEICの”スコアを上げることだから。
TOEICのスコアを上げたいのに、
- 洋楽を聴く
- 英字新聞を読む
- 映画を字幕なしで見る
とかしていても遠回りなだけ。
だって全部TOEICの勉強じゃないんですもん。
(過去のぼくがそうでしたw)
わたしも調子にのって字幕なしで映画を見ようとしてたけど、一瞬で挫折したなあ~。笑
スポーツで例えるならば、野球がうまくなりたいのに、同じ球技だからといってサッカーを練習するようなものですね。
だからTOEICのスコアを上げたければ、大人しくTOEIC参考書を使って勉強しましょう。
公式問題集であればリスニング用の音声もついてますし、英文法についてのわかりやすい解説ものってます。
③:とにかく続ける
TOEIC学習をするときの注意点、最後の1つはとにかく続けることです。
めちゃくちゃ当たり前ですみません。笑
でも、プロとして英語を教えている講師の方でも、ぼくと同じように「とにかく続けろ」と断言するはず。
ぼくたちが日本語をちゃんと理解して話せるのって、ずっと日本語を使い続けているからですよね。
英語だって言葉なんですから、それと同じ。
使い続ければかならず上達します。
逆に、「上達したい!」と思って日本語を勉強してきた日本人はいません。
だったら熱意をもって英語を勉強し続ければ、絶対に上達するはずですね。
だからこそモチベーションが上がらない日があっても、とにかく続けてください。
とりあえず700点をとっちゃえば、今の日本では有利になれるって分かったから頑張ろうかなあ。
まとめ:TOEICで700点をとれば、社会人になってから驚くほど楽になる
というわけで今回は、大企業の技術職ではTOEIC700点をとれば十分だということについてお話ししてきました。
この記事の内容を最後にもう1度まとめておきます。
【TOEICスコアが700点で十分な理由】
- 技術職で700点をとっている人は少ない
- 海外出張のボーダーは600点
- 英語以外の学習に時間をつかえる
【効率よくTOEICスコアを上げる方法】
- 使う参考書は2冊だけでOK
- TOEIC以外の英語学習をしない
- とにかく続ける
真剣に勉強をしてTOEICで700点を取ったことのある方ならわかると思いますが、700点というスコアを取ること自体はそんなに難しくありません。
時間をかけてコツコツと勉強を続ければ、誰でも到達できるレベルです。
そんなレベルでも、今の日本だったら割と有利に立ち回れるようになる、というのがこの記事で1番伝えたいことです。
技術職であれば、大企業でもぜんぜん通用しますよ。(事務職の方は800点くらい取ってください。笑)
未来の自分の選択肢を広げるためにも、今のうちから勉強して、学生のうちにTOEIC700点を取得しておきましょう。
今回は以上です。それではまた!
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