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なすび
勤め人卒業したい
29歳、社会人5年目。院卒からのキャリアを模索しつつ生産技術職として働いてます。現在目指しているキャリアは不動産賃貸業での独立。高属性なのにDIYしがち。【経歴】国立大→大学院→自動車メーカー→マレーシア駐在|FP3級|TOEIC745点|甲種危険物取扱者|第2種電気工事士|趣味は筋トレとブログとDIY|ラジオ配信もやってます。
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仕事を頑張りすぎて、適応障害になりました【社会人3年目の経験談】

仕事を頑張りすぎて、適応障害になりました【社会人3年目の経験談】
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なすび

どうも、なすびと申します。

僕は院卒で自動車メーカーに就職し、生産技術職として働く26歳です。(2022年5月現在)

社会人2年目、ぼちぼち仕事を1人でも完遂できるようになってきたのが2021年の10月頃。

そこから約半年間、どんどん任される業務が増えていき、その全てに対して全力で応えようと頑張って働いていた結果、適応障害になってしまいました。

適応障害だと診断されたことを上司や職場の関係者に伝えた今の気持ちとしては、「やっと肩の荷が下りた」というホッとした感じです。

少し頭痛も和らいできたので、今回は僕の経験談をこのブログに書き留めておこうと思います。

仕事のことを意識すると、「会社に行きたくない…!」という気持ちが強くなってしまう方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

仕事を頑張りすぎて、適応障害になりました

冒頭でお話しした通り、増え続ける業務負荷と格闘して約半年が経った社会人3年目の初め。

僕は精神科で「適応障害」と診断されました。

「会社に行きたくない…!」という気持ちがサイン

僕が会社の仕事と向き合ってきた期間の記録は、このブログに書き残してきました。

気になる方は、上記の記事を順番に読んでいただければ分かるかと思いますが、時間が経つにつれて、どんどん僕の「会社に行きたくない」という気持ちが強くなっています。

なすび

適応障害というのは、この気持ちの強さがサインです。

もしあなたが今、「私ってうつ病なのかな?」と感じているのであれば、この気持ちを基準にしてみてください。

僕は出勤日の朝起きて、会社に行きたくなさすぎて立ち上がるエネルギーが湧かなくなってきた頃に、「たぶん自分の体は異常な状態だ」と認識するようになりました。

既にあなたがそんな状態ならば、本当に体が動かなくなる前に、早く病院へ行ったほうがいいでしょう。

ネットで調べると病院は心療内科に行けとか何とか書いてありますが、とりあえず「精神科」と表示のある病院に行けば大丈夫です。

事前に電話で「仕事がキツくてうつ病になったかもしれない」と連絡を入れると受付がスムーズですが、電話をかけるのも億劫ならばアポなしで訪問しても対応はしてくれると思います。

とまと

ヤバくなったらとりあえず病院に行け、ってことね。

なすび

はい、僕は早めに行っておいてよかったと思ってます。

適応障害が続くとうつ病になる

さて、今更ながらここで「適応障害」について説明しようと思います。

適応障害とは簡単に言うと、うつ病になる手前。

別名「ストレス性障害」とも言うそうです。

症状としては、自分がストレスに感じる(精神的な)要因が存在することによって、頭痛、めまい、倦怠感などの(身体的な)異常が発生する状態。

なすび

僕の場合だと、「会社に行くと頭が痛くなる」みたいな感じでした。

一方で、適応障害の特徴は、ストレスの要因さえ除去できれば次第に症状が回復していく、というもの。

実際に僕は、会社から家に帰った後の時間や休日は頭痛もなく、元気に活動できる状態でした。

しかし、身体的な異常が出始めてからもストレスの要因が除去されないままの状況が一定期間続くと、うつ病になってしまうそうです。

うつ病の症状としては、

  • 家に帰ってから、休日になっても元気が出ない
  • 食欲がなくなる
  • 寝つきが悪くなる

といった感じ。

そのため、精神科から処方できる薬は「食欲を増強させる薬」「睡眠薬」といったものしかないので、それに対応する症状が表れていない場合は薬を飲まなくても大丈夫です。

なすび

実際に僕はめちゃくちゃ食べるしそこそこ寝ていたので、薬を処方してもらうことはありませんでしたよ。

適応障害と診断された時の気持ち

お医者さんから、「あなたはおそらく適応障害です」と診断された瞬間は、「ああ~やっぱり自分の体は異常な状態だったのか」と感じました。

不安というよりも、異常を確認できて安心した気持ちの方が大きかったです。

そして、やっぱり休日は普通に元気だったので、「これって傷病手当貰って会社休めるんじゃね?」的な感じで傷病手当の貰い方とか調べてました。

日本で働いていれば、たとえ適応障害で休職することになったとしても、傷病手当(現在の給与の2/3程度)というお金を国から受け取れます。

そして、僕の場合は会社の仕事とは別で副業(このブログとか不動産とか)があるので、休職中に働きたくなったらいつでも労働力を投入できる。

そう思うと、不安な気持ちは全くと言っていいほどありませんでした。

なすび

会社を休んでも、辞めたとしても、死んでしまうわけではないので心配しなくても大丈夫ですよ。

とまと

生きてさえいれば大体のことは何とかなるもんね。

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適応障害と診断された後にやったこと

前半では、僕が適応障害と診断されるまでの経緯についてお話ししましたが、ここからはその後の行動についてまとめてみようと思います。

僕が実際に適応障害と診断されてからやったことは以下の通り。

  1. 自分の症状を客観的に見直す
  2. 上司に自分が適応障害になった旨を伝える
  3. 金銭的な情報を収集する

それぞれ順番に説明していきますね。

①自分の症状を客観的に見直す

まずは、お医者さんの診断結果も含めて、自分の症状を客観的に見直すことです。

仕事のストレスで適応障害になった場合は、休職するのが一番簡単にストレス要因を除去できる方法なので、おそらく多くのお医者さんは休職を勧めてくると思います。

病院→会社へ「診断書(疾病により就業できない旨が記載された書類)」を発行してもらうと、会社には診断書に対応する義務があるので問答無用で休職できるとのことです。

なすび

ちなみに発行料は1,500円でした。(病院によるかも)

僕の場合は病院に行った次の週に、会社で「職場相談員(仕事のお悩み相談に乗ってくれる人)」との面談があった上に、食欲や睡眠欲もまだあったので、面談が終わってから診断書の発行について判断することにしました。

結果的には、上司に業務負荷を減らしてもらうことで一旦は休職せず様子見、という対応に落ち着いています。

まとめると、適応障害と診断されたら、まずは「今の自分は休職すべきなのかどうか」という基準で自分の症状を客観的に見直す必要があると思います。

ヤバかったら即休職でも何も問題はありません。

②会社に自分が適応障害になった旨を伝える

自分の症状を見直したら、上司にその旨を伝えましょう。

もちろん上司に相談しながら自分の症状を見直してもいいですし、勇気を出して「病院で適応障害と診断されました」と伝えてもOKです。

その上司が真人間だったら真剣に対応してくれるはずですし、そうでなければ問答無用で休職すれば問題ありません。

ただ、

  1. 自分から上司に伝える
  2. 病院に診断書を発行してもらう

のどちらかのアクションを起こさなければ、会社はあなたの適応障害に気付いてくれない、という点には要注意。

その勇気が出ないまま時間が過ぎると、本当にうつ病になって体が動かなくなる可能性もあります。

病院で適応障害と診断されたら、まずはどちらかの方法で会社にその旨を伝えましょう。

③金銭的な情報を収集する

自分が障害認定されてまず不安に思うのは、金銭的な問題だと思います。

働けなくなったら生活するお金がなくなる、どうしよう…!みたいな。

なすび

そんな時は冷静になって、まずは情報収集から始めましょう。

先ほども少し触れましたが、日本には「傷病手当」という働けなくなった場合に受け取れるお金がありますし、保険に入っていれば条件次第でそれも使えます。

僕は任意保険には入っていないので頼れるのは傷病手当だけですが、今の給与の2/3も貰えればそれで十分です。

日本に生きている限りそういったインフラは整っているので、少しネットで調べれば生きていく方法はいくらでも見つかります。

適切な情報を持っていれば、不安な気持ちも簡単に除去できるというのがネット社会の良いところですね。

僕の場合はいたって冷静だったので、傷病手当貰いながら副業をガチればめちゃくちゃプラスだな、とか考えてましたよ笑

まとめ:適応障害になるまで仕事をしてみたけど後悔はない

というわけで今回は、社会人3年目に突入して早々、適応障害になった件についてお話ししてきました。

今の気持ちとしては、確かに適応障害で辛かった時期はありましたが、ここまで頑張って仕事をしてみて後悔はない、といった感じです。

「自分の限界はどれくらいなのか?」とチャレンジする気持ちで働いていましたから。

なすび

ただ、意外と早く(約半年で)潰れてしまったのは拍子抜けですが笑

また、職場でめちゃくちゃオープンに「適応障害になりましたw」と話していたら、心配してくれる人が意外と多くて驚きました。

「お前はマジメに仕事しすぎだぞ」とか「仕事なんてある程度でテキトーにやればいいんだよ」とか、抜群に仕事ができる人でも僕にそんな声掛けをしてくれて、ホッとしました。

現場の人たちや社外のメーカーの方まで心配してくれたみたいで、ここまで仕事を頑張ってきた成果として、各方面からの信頼を掴めていたんだな、と感じています。

障害になったので笑って済ませられる話でもありませんがw

とはいえ、この経験をきっかけに今後の働き方についても考えることができました。

やっぱり会社で頑張りすぎてもメリットはあまりないので、副業(自分の事業)で生活していけるように、独立の道を引き続き模索しようと思います。

なすび

まずは不動産賃貸業からですね。

そんなわけで今回は以上です。それではまた!

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