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なすび
勤め人卒業したい
29歳、社会人5年目。院卒からのキャリアを模索しつつ生産技術職として働いてます。現在目指しているキャリアは不動産賃貸業での独立。高属性なのにDIYしがち。【経歴】国立大→大学院→自動車メーカー→マレーシア駐在|FP3級|TOEIC745点|甲種危険物取扱者|第2種電気工事士|趣味は筋トレとブログとDIY|ラジオ配信もやってます。
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就活には専攻がほぼ関係ない!興味のある業界を選ぶのがベスト。

就活には専攻がほぼ関係ない!
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  • 自分の専攻と違う分野の業界を志望して、内定をもらえるのだろうか?
  • 就活において「専攻」がどれくらい重要なのか知りたい。
  • 「なぜこの業界を志望したのか?」という質問への対処法が知りたい

今回は上記の疑問にお答えします。

どうも、なすび(@nasubi_toku)と申します。僕は大学院で化学を専攻していましたが、大手の自動車メーカーから内定をいただくことができました。

来春からは技術系職種のサラリーマンとして、大学での専攻とは全然関係ない職場で働くこととなります。

大学院生に限らず理系の就活生ならば、「就活に専攻は関係あるのか」という問題についてあなたも1度は考えたことがあるのではないでしょうか?

就活時代の僕もこの問題には不安を抱えていましたが、実際に就活を終えてみると、大学での専攻はほとんど関係ありませんでした。

今回は、僕がそう感じた理由と対処法についてお話ししていきます。あくまでも大切なのはあなた自身の志望です。

なすび

自分の専攻にこだわり過ぎず、心から行きたい・興味があると思える業界を選ぶことをオススメします。

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目次

就活には専攻がほぼ関係ない

結論からいうと、就活には専攻がほぼ関係ありませんでした。その理由を、データや僕個人の経験をもとに解説していきます。

半数以上の学生が専攻とは違う分野の業界に就職

大手就職エージェント「マイナビ」が就活を経験した若手社会人を対象に行なった調査によると、54.1%の人が「自分の専攻と違う業界に就職した」と回答しています。
参考:大学の学部と志望業界は「違う分野」で就活した人が多数派!その理由は?

半数を少し上回る程度ではありますが、多くの方が大学で学んだこととは違う分野の仕事をしていることが分かります。

僕も理系の学生として「専門性」を武器に就活を進めようと考えていた時期もありました。

しかし実際に就活を始めてみると、そこまで専攻について深掘りされることがなく、「あまり専攻は重要じゃないのかな?」と感じることが多かったです

よく考えてみれば、世の中には大学の学部や学科よりもはるかに多くの業界が存在しているので、全員が自分の専攻と同じ仕事をしているはずがありませんよね。

面接官が知りたいのは専攻よりも人間性

多くの面接官は、

  • その学生が何に興味を持っているのか
  • どんな考え方をする人間なのか
  • どんな手順や方法で、ものごとを進めていくのか

という点について知りたがっています。

つまり面接官が知りたいのは、あなたの大学での専攻内容ではなく人間性です。そのため、あなたがどんな学問を専攻していようが、あまり関係はありません。

僕も就活中に企業の方と何度もお話ししましたが、「きみの専攻とウチの業界って全然違うけど、なんでウチの会社を志望してるの?」といった質問は1度もされませんでした。

たまたま僕が質問されなかっただけという可能性もありますが、半数以上の方が専攻と違う業界で働いている現状を考えると、専攻と業界の違いを気にする社員の方は、そこまで多くないと考えられます。

以上の理由から、「大学での専攻分野に近い業界でなければ内定をもらえない」ということはないわけです。

▼就活を楽しめるような人間性であれば、自然と面接官の興味を引き付けることができると思いますよ。

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専攻内容よりも伝え方が大事

ぶっちゃけ就活において重要なのは、専攻内容よりもその伝え方です。いかに分かりやすく伝えるかが1番大事。

ほとんどの面接官は研究の内容を理解できない

一般的に僕たち大学生は、企業における「基礎研究」の分野について学び、研究を行なっています。

研究室によっては実用に近い段階の研究をしている場合もありますが、ほとんどの研究室では「実現できれば世の中の役に立つ可能性があるけれど、まだ実現可能性は低い」といった内容の研究をしているはずです。

なすび

実際に僕の研究内容もそんな感じです。

とまと

実用段階までの道のりを考えると気が遠くなるよね。

そういった基礎研究を企業で行なっている社員の方は、基本的には面接に現れません。

つまり、僕たちが研究している内容をどれだけ熱心に話しても、人事の方や研究職以外の方には理解してもらえない可能性が高いのです。

そのため、専攻の内容そのものよりも、その難しい部分をいかに分かりやすく伝えるのかということが非常に大事です。

研究の過程を具体的に話す

とまと

伝え方が大事って言っても、面接に向けて何をすればいいの?

なすび

研究における問題解決の過程を具体的に説明できるようにしておきましょう。

僕たちが普段から行なっているような研究の内容を、全然知らない人に理解してもらうためには、ものごとを簡単な言葉に言い換えるスキルが重要です。

簡単にいうと「語彙力」が必要なわけです。

しかし、いきなり十分な語彙力を用意しろと言われても困ってしまいますよね。そこで効果的なのが、「研究の過程を具体的に話す」という行為です。

大学で研究を行なっていると、

  1. 実験準備
  2. 実験装置の組み立て・操作
  3. 実験の失敗
  4. データの整理・分析

上記のようなさまざまなポイントで挫折しかけます。

そのたびに僕たちは、自分でググったり教授に質問したりして知識を増やしつつ問題を解決していきます。その過程をストーリー形式で話しましょう。

失敗から必死で原因を探し出し、やっとの思いで解決したという経験であれば、そこそこ鮮明に語れるはずだと思います。

その際は、誰にでも分かる簡単な言葉をできるだけ使って、とにかく分かりやすく話すことを意識しましょう。

なすび

自分の経験談であれば、小難しい話をせずに説明することができるはずです。

とまと

「研究の説明は、簡単な言葉で分かりやすく」ね。

「なぜこの業界を志望したのか?」という質問への対処法

ここまで読んできて、就活に専攻があまり関係ないことが大体は理解できたのではないでしょうか。とはいえ、自分の専攻と志望業界が違う点がまだ気になる方もいると思います。

そんなあなたは、「なぜこの業界を志望したのか?」という質問にさえ答えられれば大丈夫です。

本当にその業界で働きたければ困らない

とはいえこの記事を読んでいるあなたきっと、以下のどちらかだと思います。

  • 自分の専攻と同じ業界に進むつもりはないけれど、特に働きたい業界があるわけではない
  • 働きたい業界はあるけれど、自分の専攻と違う分野であるがゆえに迷っている

ここで僕が指摘したいのは、「本当にその業界で働きたいと思っているならば、いくらでも志望動機は出てくる」という点です。

つまり現在あなたが置かれている状況は、その業界で働きたくて仕方がないわけではないけれど、それなりにまともな志望動機を考えなければいけないといった感じでしょう。

なすび

まずはその状況を客観的に認識するのが大事です。

とまと

無理やり「自分はこの業界で働きたいんだ」って思い込んでもあとから後悔するよね。

自分の専攻を学んだ上で興味をもったということをアピールする

先ほど指摘したように、本来ならばここまで考え込まなくても志望動機があふれてくる状態が理想ではあります。

しかし、そこまで興味をもつ分野なんて思い浮かばない場合がほとんどなのではないでしょうか?

なすび

実際に僕もそこまで自動車が好きかと言えば、そんなこともありません。笑

結論としては、「なぜこの業界を志望したのか?」という質問に対しては、「自分の専攻を学んだ上で興味をもった」ということをアピールする必要があります。

  • 化学的な視点を自動車に活かすことで、もっといい商品が生まれるのではないか?
  • 大学で化学的な学問を学んだことで、流体力学や自動運転などのIT技術にも興味を持った

といった感じで、自分の専攻と志望業界をうまく結び付けたり、自分が大学で学んだことを踏まえて志望しているという意思を示しましょう。

口が滑っても、「今の専攻には飽きたから違う分野で働きたい」とは言わないように気を付けてくださいね。

それだけで落ちるとは言えませんが、そのニュアンスが伝わらないような、もっと上手な言い回しがあるはずです。

まとめ:専攻にこだわらず、興味のある業界を志望しよう

本文中でも何度か触れましたが、自分が心から志望できるような企業や業界を志望できるのであれば、それが理想の就職活動です。

そのため、じっくりと自分の好きなモノや人間性を分析して、できるだけ自分の興味の湧く業界へ進みましょう。

▼とはいえ志望する企業を1社だけに絞るのは高リスクなので、最低でも2社は考えておくことをオススメします。

  • 友達が志望しているから自分もその業界で就活しよう
  • なんだか人気そうな業界だからとりあえず志望しておこう

上記のような、自分の意思が介在しないフワフワとした志望動機では就職してから後悔する可能性が高いです。

もしあなたが大学の専攻と全く関係のない業界に興味をもったとしても、諦める必要はありません。

どの業界にも必ず就職できるチャンスはあるはずです。興味をもった業界には積極的にアタックしていきましょうね。

今回は以上です。それではまた!

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