自分の大学生活がこのままでいいのか分からない…。
社会人になってから後悔したくないんだけど、大学生のうちにやるべきことってある?
簡単に始められるものから少しハードルが高いものまで、やって良かったこととやるべきではないことを教えてほしい。
こんな疑問にお答えします。
- 大学生のうちにやるべきこと7選
- 大学生のうちにやるべきではないこと3選
- 気になることは大学生のうちに全部やろう
どうも、なすびと申します。
地方の国立大学に4年間通ったのち大学院に進学し、トータル6年間の大学生活を送ってきました。
前半の3年間は特になにも考えずダラダラとすごしていましたが、4年生になってから自分の人生について真剣に考え始め、後半の3年間を有意義にすごせたと思います。
そこで今回は、そんな自分の6年間の経験をふまえて「大学生のうちにやるべきこと」についてまとめました。
- 今の生活に納得がいかない
- 充実した大学生活を送りたい
- 社会人になってから後悔したくない
という大学生の方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
大学生のうちにやるべきこと7選
ぼくが大学生のうちにやって良かったと思うことは以下の7つ。
- 筋トレ
- 読書
- お金の勉強
- 飽きるまで遊ぶ
- 頭を使ってバイト
- いろいろな人に会う
- 新しいことに挑戦
それぞれ順番に解説していきますね。
①:筋トレ
ぼくが大学生だけでなく全人類におすすめしたいのが筋トレです。
これは本当にやっておいて良かった。
ぼくが筋トレをすることで手に入れたものは主に以下の3つ。
- 筋肉
- 健康
- 強いメンタル
他にも筋トレのメリットはたくさんありますが、あえて絞るとしたら、ぼくは上記の3つをあげますね。
筋トレをするようになると、食事や睡眠にも興味がわいてきます。
すると、自分の生活習慣を見直すようになり、そのおかげで健康が手に入るんです。
トレーニングが週に2回でも、睡眠は7回、食事は1日3食なら21回なので、生活習慣を意識できるようになるだけでも筋トレの効果は絶大。
筋トレによって精神力がめちゃくちゃ鍛えられる
筋トレをすると筋肉がつくのは当たり前ですが、意外とあなどれないのが「メンタルの成長」。
筋トレは簡単にいえば「自分の意志で自分に負荷をかけること」なので、普通は誰もやりたがりません。
誰だってわざわざ重いものを持ち上げるのなんて嫌だもんね。
そのとおり。
なので、それを自分の意志で続けることは想像以上に大変です。
だからこそ「自分に嫌なことを強いる」という習慣が身につくと、周りからのストレスをあまり感じなくなります。
多少つらいことや嫌なことがあっても、「力が入らなくなってからの最後の3回」に比べれば大したことはありません。
ぼくはこのメンタルのおかげで読書や勉強を続けられるようになりました。
筋トレを始めたばかりの頃の話は以下の記事にまとめているので、気になる方はぜひ読んでみてください。
» 理系大学生の僕が筋トレにハマったきっかけと最初期の話
②:読書
ぼくが次におすすめしたいのは読書です。
その理由は単純で、他人の人生を疑似体験できるから。
本には、著者が何十年もの時間を費やして辿りついた研究の結果や、その過程で考えたこと、さらに失敗体験までもがまとめられています。
つまりそれは、たった1,500円を払って数時間かけて文章を読むだけで、何十年という他人の人生を疑似体験できるということ。
こんなにコスパの良い時間の使い方はありません。
失敗するのが怖いという人でも、本を読むだけで他人の失敗から学ぶことができます。
他人の失敗から学ぶのってホントに大事だよね。
たった1回きりの人生の中で他人のぶんの人生を何度も経験できると思うと、本を読まない手はありません。
ぼくが読書をとおして実感したメリットは以下の記事にまとめているので、気になる方はあわせてご覧ください。
» 年間100冊の本を読んで実感した、読書がもたらす5つのメリットまとめ
③:お金の勉強
ぼくは読書をするようになってから、「いかに自分が無知であるか」を思い知らされました。
その中でも特に知らないことだらけだったのが、お金についてです。
お金の勉強をすると、見えなかったものが見えるようになる
ぼくはお金の勉強をするようになるまで、何も考えずにお金を使っていました。
もちろん値段を見極めたり、お買い得かどうかの判断はしていましたが、
- その商品はどうやって作られ、販売されるまでにどれだけのお金がかかったのか?
- 自分の支払ったお金がどこへ行き、誰の手に届くのか?
なんてことは1ミリも考えてなかったです。
お金の勉強をするようになってからは、上記のような「ビジネスモデル」を意識して生活するようになりました。
すると、財務や税金の知識が増えて、今まで見えていなかったお金の流れが少しずつ見えるようになってくるんです。
逆にそんなお金の流れが見えていないと、色んな所からお金をむしり取られる。
それが資本主義社会です。
» お金の勉強をしていない新社会人は、初日からお金をむしり取られます
お金の勉強=お金を使うこと
お金に関する本を買って知識を身につけることも大事ですが、「知っていること」と「できること」とは大違い。
学んだ知識は、実際にお金を使って試してみるのが重要です。
そんな意識をもって生活すると、「安いから買う」ということは少なくなり、商品の“価格”ではなく“価値”を重視するようになってきます。
同じ1,000円という“価格“でも、「流行りのツールを買ってみたけどほとんど使わなくなった」というより、「親しい友人と美味しいランチを食べる」といった使い方のほうが“価値”は高いはず。
価格に対する価値を考えながらお金を使うだけでも、めちゃくちゃ勉強になるのでおすすめです。
お金の増やし方(稼ぎ方)を知る
通常、お金を稼ぐとなると、バイトをしたり会社に雇われて働いたりするイメージが強いと思います。
「働いた時間に対してお金をもらう」っていう稼ぎ方だね。
しかし当たり前ですが、世の中はそんなに単純ではありません。
ぼくたちが生活しているこの資本主義社会には、
- 商品を売ってお金を稼ぐ人
- 人を雇って会社を経営する人
- 資本(お金)を使ってお金を増やす人
など、さまざまなお金の増やし方(稼ぎ方)が存在します。
学生のうちに、そんな”時給労働以外の稼ぎ方”をぜひ試してみてください。
ぼくは実際にブログ・アフィリエイトでお金を稼いでみたり、つみたてNISAで投資をしたりしてみましたが、やはり実践したからこそ分かることがたくさんありました。
あなたもお金についての勉強を学生のうちから続けて、いろいろなお金の流れを見られるようになりましょう。
ブログ運営をとおして身につくものについては以下の記事で詳しく解説しています。
» ブログは儲からないが、お金以上に重要なものが手に入る【完全初心者でも可能】
④:飽きるまで遊ぶ
ぼくは大学2年生から3年生が終わるくらいまで、ゲーム廃人として生活していました。
今となっては時間がもったいなかったなと思うこともありますが、後悔しているかというと、そんなこともありません。
ゲーム三昧の日々も、あれはあれで楽しかったです。
なので個人的な意見としては、遊び三昧の生活を送るなら学生のうちにやっておくのがおすすめ、といった感じ。
なんといっても学生には時間があるので、遊ぼうと思えばいくらでも遊べます。
一方、社会人になると時間の自由が制限されてしまうもの。
なので遊びに対して欲求不満なまま社会人生活を送るくらいなら、学生のうちに飽きるまで遊ぶのがいいでしょう。
筋トレや読書、勉強はそのあと始めればいいと思います。
何ごとも経験です。
⑤:頭を使ってバイト
大学生のほとんどは、在学中にバイトを経験するはずです。
ぼくは塾講師や焼肉屋などのバイトを経験しましたが、ただ指示されたとおりに働くだけでは成長できないと思い、いろいろと考えながら働いていました。
6年間勤めた塾講師のバイトを例にあげると、
- 生徒をより指導しやすくなるようなコミュニケーションのとり方
- 約50人が集まるホームルームにて、どんな話し方をすれば要点を的確に伝えられるか
- 生徒それぞれの学力にあった説明の仕方や言葉の選び方
と言った感じです。
意識していたことは他にもたくさんありますが、軸として押さえていたのは「業務の目的をはっきりさせる」ということ。
ぼくと同じく国立大学の学生でも、「誰のために何をするのか」が明確になっていない状態で働いている人は意外に多いです。
なのでしっかりと自分の頭で深く考えながら働けるだけでも、まわりの学生に差を付けられますよ。
⑥:いろいろな人に会う
ほとんどの人は普通に生活しているだけだと、自分と似た属性の人たちとしか関わらなくなっていくもの。
大学生のまわりには大学生が多いし、公務員のまわりには公務員、サラリーマンのまわりにはサラリーマンが多いというのも当然です。
そこでぼくは、自分の属性とまったく異なる属性の人たちが集まる場に足を運ぶことにしました。
その中でも顕著なのが、不動産投資セミナーです。詳しくは以下の記事にまとめています。
» ふんどし王子の不動産投資セミナーに参加した感想【懇親会にも出席すべし】
上記の記事のなかでも少し触れていますが、24歳学生という肩書をもったぼくが不動産投資セミナーに参加すると、若すぎて圧倒的に浮きます。
不動産投資のセミナーに参加するのは、おじさんばかりですからね。
話す人すべてが自分よりもかなり年上なので、自分とは全然違う属性の方と知り合えます。
そんな場に足を運んでみるのがおすすめ。
年上の知り合いはめちゃくちゃ貴重
ぼくは不動産投資セミナーで年上の方とたくさん繋がることができましたが、この価値はすごく大きいです。
なぜかというと、おじさんたちが実際に後悔したことについて詳しく聞けるから。
- もっと勉強しておくべきだった
- マイホームを買うのが早かった
- 何度も車を乗り換えるべきじゃなかった
などなど、先人たちの後悔話とその理由をたくさん聞けます。
ぼくはおじさんたちが後悔した話を参考にして自分の人生に反映させるだけで、数々の大きな失敗をラクに避けることができる。
これってコスパ最高ですよね。
数年~数十年くらいの時間を買ってる感じだね。
あなたには、ぜひ大学生のうちにいろいろな人と会って、自分とは異なる属性の人脈を広げておくことをおすすめします。
⑦:新しいことに挑戦
①~⑥を一言でまとめたような感じになりますが、大学生のうちにやるべきことの最後の1つは「新しいことに挑戦する」ということです。
大学生には時間の余裕があって、なおかつ
- お金を稼がなければならない理由
- 自分が責任を持って守るべき人
- 絶対に失いたくないお金
といったものもありません。
つまり社会人に比べて、新しいことに挑戦するリスクが極めて低いといえます。
この時間を利用しないことほどもったいないことはありませんね。
逆に、この時間を有効活用するようにできないと、社会人になってから一生後悔することになります。
大学生のうちなら失敗しても、時間を失うだけとか、多くて数十万円の損失くらいで済むので、どんどん新しいことに挑戦してみてください。
大人になってからの失敗はどうしても損失が大きくなりがちです。
大学生のうちにやるべきではないこと3選
お次は大学生のうちにやるべきではないことを3つ紹介します。
それが以下のとおり。
- 酒
- タバコ
- ギャンブル
ちなみにぼくの姉は、上記3つのために生きていると豪語しています。
わたしはお酒をちょっと飲むくらいかな。
ぼくは現在、飲み会のときだけお酒を飲み、タバコもギャンブルもやっていません。
筋トレを始める前はビールが大好きで家でもよく飲んでいましたが、今となっては水とプロテインしか飲まなくなりました。
タバコは友だちから数本もらって吸ってみましたが、お金を払ってまで煙を吸う意味がわからず、ギャンブルに関してはゲームのほうが面白いのでハマったことがありません。
パチンコ屋にいったのも1度きりです。
お金は大事に使おう
上記3つに総じていえるのが、「費用対効果が低い」ということ。
・酒:好きな人たちと楽しく飲むぶんには効果的だが、好きでもないのに飲むのはお金がもったいない。健康上のメリットは一切ないため、ストレス解消なら他の方法を探すべき。
・タバコ:お金を払って健康を害するのは謎。服や部屋が臭くなる上に、タバコを吸いにくい環境がどんどん開発されてきている。
・ギャンブル:ちゃんと勉強して投資したほうがお金は増える。他にも楽しい娯楽は山ほど存在する。
といった感じで、この3つは“価格”に対する“価値”が極めて低いです。
とはいえ、何事も経験してみないとその実態は分からないというのも事実。
お金は大事なので、少しでも興味のあることはまず体験してみて、2回目からは費用対効果を意識して使うのがいいですね。
「自分は今、どんな価値に対してお金を払っているのか」という意識があるだけでお金の使い方は変わるはずです。
まとめ:気になることは大学生のうちに全部やろう
というわけで今回は、大学生のうちにやるべきこと7選に加えて、やるべきではないことを3つご紹介しました。
最後にもう1度この記事の内容をまとめておきます。
【大学生のうちにやるべきこと】
- 筋トレ
- 読書
- お金の勉強
- 飽きるまで遊ぶ
- 頭を使ってバイト
- いろいろな人に会う
- 新しいことに挑戦
【大学生のうちにやるべきではないこと】
- 酒
- タバコ
- ギャンブル
あなたは「何も考えずに大学生活をすごして、気がついたら卒業していた」なんてことがないように、今のうちからしっかり考えておきましょう。
できるだけ早く考えておいて損はありませんからね。
少しでも気になったことはとりあえず始めてみて、難しいことは失敗してから考えればOKです。
行動しなければ失敗すらできないので、大学生のうちにまずは小さなことから始めてみてください。
今回は以上です。それではまた!
- おすすめ就活サイトをご紹介→無料で使える就活サイトおすすめランキング
- 実際にブログを運営してみたい→初心者でもできる、ブログ運営の始め方
- 月額980円で本が読み放題!→Kindle Unlimitedのサービスがお得すぎる
- スキマ時間で稼ごう!→大学院生におすすめのバイト6選
コメント