どうも、なすびと申します。
大学院を卒業して自動車メーカーに就職し、1年が経とうとしている今日このごろ。(2021年3月)
本当に良い職場とは何なのか、という問題に頭を悩ませておりました。
今回はその答えがある程度形になったので、ブログで報告しようと思いこの記事を書いている次第です。
- 職場の良し悪しは比較しないと分からない
- 何をもって”良い職場”と判断するか
- 良い職場で働くためにやるべきこと
僕はこれまでにバイトや実習を含めて、7つの職場を内側から見てきました。
もちろんその7つの職場には、その職場ならではの良さもあり、そうでない部分もあります。
中でも、特に差が大きかったのは職員たちの人柄。
その職場の「文化」とでも言うべきでしょうか。
今回はそんな「職場の文化」について解説してみたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
あなたが職場を選ぶときの基準が明確になるはずです。
職場の良し悪しは、比較しないと分からない
大前提なのは、何事も比較してみないと良し悪しなんて分からない、ということ。
なので今回は僕が経験してきた7つの職場を自分なりに比較してみつつ、良い職場の定義について考えてみました。
良い職場とは
結論からいうと、ぼくの考える良い職場とは冒頭で述べたとおり「文化が自分に合っている職場」です。
ここで、その文化を決める要素をいくつか挙げておくと、
- 職場でのルール(細かいものも含めて)
- ルールに対する職員たちの意識レベル
- 職場を仕切っているリーダーの人柄
- 仕事に対する職員たちの熱意、スタンス、スピード感
- プライベートと仕事の切り分け具合
こんなところでしょうか。
「この人たちとなら大きなストレスを抱えることもなく働いていけそうだな~」って何となく感じる職場、というのがあなたにとっての良い職場だと思います。
結局、コミュニティの文化を作り上げるのはそこに所属している人間なので。
ここであなたに注目してほしいのは、僕がいろいろと考えてきて辿り着いた結論が、業界や仕事の内容ではなく”文化”こそが職場の良し悪しを決めるという点です。
文化とビジネスモデルの関係性
もちろん職種によって働き方は変わってくるので、集まる人々や文化も違います。
たとえば僕の職場である自動車メーカーだったら製造現場の文化というのがありますし、自動車ディーラーだったら販売現場の文化というのがあるんです。
このあたりは会社のビジネスモデルに寄与する部分が大きく、製造現場では「商品の品質を落とさず、日々の生産を積み重ねる」という働き方なのに対して、販売現場では「生産された商品を売る」という働き方が基本になりますね。
どちらも毎日のノルマはありますが、製造業ではいつもと同じこと(生産活動)をしていれば数字が積み上がっていくのに対し、接客業では売り方(営業活動)によって数字が上下する。
つまりビジネスモデルが職場の働き方や文化を決める、というわけです。
比較したからこそ分かる
僕がこうしてビジネスモデルと職場の文化の関係性に気がつけたのは紛れもなく、複数の職場を内側から見てきたからです。
比較したからこそ今回の結論に辿り着けました。
職場を”内側から”見てみるのが重要
比較するといっても、ただお客さんとして職場を観察するだけでは意味がありません。
僕の勤めている製造業なんて、基本的にはお客さんとの接点がないので。
重要なのはあなた自身が職場のスタッフとして文化を感じてみることです。
バイトをしてみるもよし、長期のインターンシップに参加してみるもよし、方法はいろいろあります。
» 大学院生こそインターンシップに行くべき!経験者が理由やメリットを解説
僕みたいに、就職してからの実習という形で職場の文化を体感できる場合もありますが、できれば就職前にいろいろ比較しておいたほうがいいでしょう。
複数の文化を比較して、自分に合うものを探す。
その上で職場を選ぶのが得策です。
良い職場で働くためには
文化こそが「良い職場」の定義である、という認識を持っていただいたところで、ここからはその探し方について解説します。
良い職場の探し方を簡単3ステップにまとめると以下のとおり。
- 自分なりの基準を持つ
- 情報を仕入れる
- 職場を内側から見る
あとはその中から、自分に合う文化の職場にアタックしてみるだけ。
アタックして無理だったら次の職場に挑戦すればいいし、もちろん同時並行で複数の職場にアタックしてもOKです。
まずは自分の中に基準を持つべし
ここが1番重要なんですが、まずはあなた自身が「どんな職場で働きたいのか」という問いに対して、ある程度の回答を用意しておかなければいけません。
そこまで明確に定める必要はありませんが、「日々のノルマに追われないビジネスモデルで、職員の仕事に対する熱意はそれなりのレベル。あまり本気すぎても辛いし、緩すぎるのも好きじゃない。」くらいは考えておきましょう。
あとは実際に複数の職場を比較してみて、その基準をブラッシュアップしていけばいいと思います。
最初に決めた基準に囚われすぎる必要はありません。
いろいろな職場を見ていくことで、「労働時間はこれくらいがいい」とか「こういうタイプの人が多い職場は嫌」という基準が見えてくるはずですから。
できるだけ濃い情報を仕入れる
職場の文化を体感するには実際に”内側から”その職場を見るべし!とは言ったものの、そんなにたくさんの職場を経験できる訳でもありません。
あなたも僕も、自分の体は1つしかないので。
そんなときはぜひ、自分の気になる職場で働いている、または働いたことのある人に話を聞いてみてください。
大学や研究室のOBでもいいですし、親戚や友達の知り合いとかでもいいでしょう。
重要なのは内側からの情報です。
実際にその職場で働いたことのある人に、あなたなりの基準をもとにした質問をぶつけてみれば、文化の大枠は分かるはず。
情報は常に濃いものを取りに行くように心がけるのが大事です。
薄い情報なんてググれば簡単に見つかりますから。
めんどくさくても、自分の足を動かさないと濃い情報には辿り着けません。
「この職場しかない」と思わないこと
最後に職場探しで心得ておきたいことについて1つだけ。
それは、「自分にとってはこの職場しかないんだ…!」と思い込まないこと。
それで視野が狭くなって他の職場の良い部分が見えなくなったり、辞めたくなったときに動き出せなくなると困ります。
自分に合わなかったら転職すればいい
新卒で最初に就職した会社、最初に配属された部署が自分の終着点だとは思っちゃいけません。
世の中には働き先なんていくらでもあるので、今の職場の文化が自分に合わないなと感じたら転職すればOKです。
日本くらい素敵な国だったら、真剣に働こうとしている人に働く環境を与えてくれる人はたくさんいます。
だから1つ目の職場を選ぶときも、これが最後だとか思わずに、気楽な気持ちでその時の最善を選べばいいんじゃないでしょうか。
今の職場を辞めたからといって死ぬ訳でもありませんし。
人生100年時代、若いうちから悩み続けても仕方ないですよ。
まとめ:基準があってこそ良い職場を選べる
というわけで今回は、「良い職場」の定義とその探し方についてお話してきました。
結論としては、自分なりの基準を持った上でその基準を満たす職場を体感しに行こう、といった感じ。
必要なのはトライ&エラーを繰り返すことだけです。
それによって自分が職場に求める文化というのがより鮮明になりますし、それを満たす職場が見つからなかったら自分で独立して作ればいいだけです。
僕の場合は基準がわりとゆるくて「超長時間労働じゃなくて、独立のための資本が蓄積できればいいかな」くらい。
仕事は人生において大部分を占めるので、ちゃんと自分で納得して選ぶようにしましょうね。
あなたが幸せに生きたければの話ですが。。
今回は以上です。それではまた!
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