就活中に誰もが気になることやツッコみたくなることってありますよね?
それが「就活あるある」です。
今回はそんな就活あるあるを、
- 日常編
- 説明会・エントリー編
- 選考編
上記の3つに分けて、思いつく限りまとめてみました。
就活で疲れた学生の方は気晴らし程度に、これから先に就活を控えている学生の方は心の準備だと思って読んでください。
日常的によくあるネタから地味ネタまで幅広くまとめたので、あなたも共感できたりクスっと笑えるものがあるはずですよ。
この記事を読めば、就活生はみんな同じような経験をしているんだな、と感じてもらえるのではないでしょうか。
就活あるある:日常編
まずは日常で感じる就活あるあるからご紹介します。
小さな苛立ちから大きな後悔まで、よくある経験をまとめました。
交通費がかかりすぎて面接どころじゃない
すべての就活生の気持ちを代弁すると、「もっと交通費を支給してほしい」といったところでしょうか。
就活中はバイトのシフトも入れづらいので収入も少なく、金欠になることが多いです。
あまりにもお金がなさ過ぎて、就活中の交通費が企業選びの軸になる学生もたまにいますね。
そんな友人の口癖は、「おれが面接に行ける範囲は〇〇駅から〇〇駅まで」でした。
ずっとウェイウェイしていた大学生が突然マジメになる
1~3年のあいだは暇があれば酒を飲んでウェイウェイしていただけの大学生が、4年生になる前から突然マジメになります。これはどの大学でもよく見る光景ですね。
最終的には、3年間コツコツと勉強してきた学生が就活に苦しんで、元ウェイウェイ学生がサクッと就活を終えるなんてこともよくあります。
なんとも言えない気持ちになりますが、学業だけ極めても就活では有利になれないという事実の裏返しともいえますね。
スマホは常に肌身離さず持っておく
就活をしている時期は、いつどんな状況で電話がかかってきても電話に出られるように、スマホを常に携帯します。
移動中はもちろん、食事中やトイレに行くときも行動を共にします。まさに“携帯”電話ですね。
また、知らない番号から電話がかかってきたら、僕はとりあえず深呼吸をしてました。
「ガクチカ」という言葉を使いがち
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」を省略した言葉です。
エントリーシート(ES)や面接の質問としてよく聞かれるため、就活生の間ではガクチカという言葉をよく耳にします。
しかし、ガクチカという言葉をよく使う学生ほど就活がうまくいかないことが多いです。
学生時代に自分が力を入れたことは形式的に考えず、しっかり頭を使って相手に伝わるように表現しましょう。
期末テスト同様、根拠のない自信が湧いてくることがある
明日はいよいよ最終面接。これまでの就活の集大成となるイベントです。
面接の質問を予想したり返答を考えるのは面倒だけど、なんだか行ける気がしてきた!という経験は誰もが1度はしているんじゃないでしょうか。期末テストのときと同じですね。
しかし授業の単位と同様、うまくいく場合とそうでない場合があるので注意してください。
就活が始まる前の数年間をどう過ごしたかによって、すでに勝敗が決まっている気がして後悔する
就活が始まっていざ自己PRを書こうと思うと、絶望するくらい筆が進みません。
なぜかというと、大学生活をただ遊んで過ごしてきただけだからです。
実際に説明会の会場や面接で会う他の学生はいろいろ行動していることが多く、自分の経験の少なさを後悔します。
とはいえ、入念に自己分析を繰り返せば、きっと誰にでもアピールできるポイントは見つかるはずなので諦めずに就活を頑張りましょう。
もっとインターンシップに参加しておけばよかったと後悔しがち
就活が始まる前にもっといろんなことに挑戦しておけばよかったと後悔する中で、インターンシップに参加しなかったことが心残りとなっている就活生は多いです。
僕はインターンに参加していたので大丈夫でしたが、僕の周りにインターンに行かなかったことを後悔している友人は何人もいました。
めんどくさい気持ちは分かりますが、のちに後悔しないためにもインターンには参加しておくことをおすすめします。
「服装は自由」というフレーズが就活生を最も悩ませる
「選考とは関係のない座談会のため、服装は自由です」この表現をみて悩まない就活生はいないでしょう。
- 自由ならフォーマルな感じの私服で行こう
- 絶対に選考と関係あるからスーツで行こう
上記の2択で永遠に悩みますよね。
自由にするくらいなら最初からどちらかに指定してくれた方が、就活生としては嬉しいです。
どこかから流れてくる「最終面接は意思確認のみ」という情報は、さすがに言いすぎ
いくら最終面接だからといって、
面接官:「キミ、うちの会社で働きたい?」
就活生:「働きたいです!」
面接官:「じゃあよろしく。」
なんてことはあり得ません。
先輩によっては「最終面接は意思確認みたいな感じだったよ」と言う人もいますが、それを鵜呑みにしてしまってはダメですよ。しっかりと準備をしてから面接に挑みましょう。
自分の周りに内定をもらえていない人がいると気まずい
僕はわりと早い時期に就活を終えたので、周りにまだ内定をもらえていない友人がいました。
その友人とは何を話しても「内定ゼロ」という事実が頭をよぎり、常に気まずかったのを覚えています。
こちらからアドバイスをするのもおこがましいですし、相手の不安に共感することも難しかったです。
たまに「就活が楽しい」と言い出すやつがいる→3日後には飽きる
就活にある程度なれてくると、「就活が楽しい」と言い出すやつがでてきます。僕もそのうちの1人でした。笑
そういうやつと3日後に会うと、大体すでに飽きてます。
僕は飽きる前になんとか就活を終わらせることができましたが、さらに1週間くらい就活が続いていたら、きっと飽きてたと思います。
みん就・就活会議を見がち
就活中に気になるのが、「他の就活生は今どんな状況なのか」ということ。
それを確認するために、「みん就」や「就活会議」といった掲示板サイトを就活生はよく使います。
このサイトに会員登録して過去の先輩のESを見たり、企業ごとの面接情報を仕入れることも多いですね。
就活サイトに登録しすぎてたくさんメールが届き、最終的に1通も確認しなくなる
就活サイトに会員登録しすぎると、毎日たくさんのメールが届いてウザくなってきます。
その結果、どれが重要かそうでないのかが判断できなくなって、最終的にはどれも確認しなくなるというパターンが多いですね。
僕は登録時のパスワードを忘れてしまい、就活が終わってからも無限に届くメールの配信を停止できませんでした。笑
内定をもらっても、結局入社するまではどの企業が正解なのか分からない
これが就活で最もつらいところです。
どれだけ真剣に考えて企業を選んでも、実際に入社して働いてみなければ何も分からないですからね。
採用活動で会った社員や人事の方と働く可能性は大企業になるほど下がりますし、社内の雰囲気も間接的にしか感じることができません。
自分の判断がホントに正しかったのかどうか悩みすぎて、内定ブルーになってしまう学生がいるのも納得ですね。
就活あるある:説明会・エントリー編
お次は説明会やエントリーのときの就活あるあるです。
自己分析のやり方が分からない
就活生が1番最初に困惑するのがこの「自己分析」です。
先輩はみんな自己分析をしろと言いますが、実際は何から始めればいいのかさっぱり分かりません。
僕は自分の長所や短所について考えるところから始めましたが、それを文章にする作業がまたさらに難しかったです。
就活シーズンになると「自己分析企画」のようなものが大学内で開催されることもあるので、参加してみるのもアリだと思いますよ。
3月になるとバイトリーダーとサークル長が急増する
多くの大学生はエントリーシート(ES)に書く内容が思いつかず、突然バイトリーダーやサークル長に昇格することがあります。
僕は実際に副サークル長を経験していましたが、バイトやサークルの話は確実に他の就活生とカブるだろうなと思い、いつも筋トレの話をしていました。
あなたも就活でバイトやサークルの話をするときは、他の就活生と被ることを前提として、どこかに差別化できるポイントを入れるように心がけましょう。
「御社」という言葉を使うのがなんとなく気に入らない
就活生ならば1度は使ったことのある「御社」という言葉。
僕が初めてこの言葉を使うときは、なんだか自分が会社の犬になるような気がして凄く抵抗がありました。
しかし実際は、自分がサラリーマンとして働く以上、会社の犬であることは間違いないので仕方がありませんね。
それでも僕は就活中、「御社」という言葉をなんとなく使いたくなかったので、代わりに「〇〇(企業名)さま」という言葉をよく使っていました。
説明会で鬼のようにメモを取ってるやつがいる
就活生ってなんであんなに必死にメモを取るんでしょうかね?
ずっとメモを取ってるだけだと、むしろ話の内容が頭に入らない気もしますが…。
また冷静に考えてみると、メモを取らなくても話の内容が頭に入る人の方が優秀なので、必死にメモを取る姿を見せてアピールしようとだけ考えている人はやめた方がいいです。
「メモを取った方が、情報が分かりやすくまとまってあとから役に立つ」といった場合のみ、話の要点をまとめて書くのが良いと思います。
今どき手書きのESを強要してくる企業にはうんざりする
ITやWebが発達して誰もがスマホやパソコンを1台は持っているこの時代に、わざわざ手書きの履歴書やESを強要してくる企業が未だにたくさんあります。ホントにうんざりしますよね。
Web上でESを提出する場合なら「Backspace」ボタンを1回押せばいいだけのところを、手書きだと最初からやり直しになる上、文字のキレイさによっても合否が左右されます。
就活生の視点からすると、使えるものを使わない企業は古臭いようにしか思えないので、手書きの書類は最低限にして欲しいところです。
説明会に行く前はめんどくさいけど、行ったら意外に楽しい
説明会に行く前って、なんであんなに腰が重いんでしょうかね?
僕がその理由を個人的に考えてみたところ、「交通費がかかるのに、どこへ行っても同じような話を聞かされるから」という結論に辿り着きました。
しかし、実際に重い腰を持ち上げて説明会に行ってみると、新しい業界や企業の知識が増えて意外に楽しかったことを覚えています。
めんどうだとは思いますが、やはり説明会にはできるだけ参加しておくのがオススメです。
説明会やインターン募集要項の「選考には一切関係ありません」は確実にウソ
就活中に何度も目にする「選考には一切関係ありません」というフレーズ。
しかし、実際にインターンシップや説明会に参加して、学生を評価している人事っぽい社員がいなかった試しはありません。
確実に全てのイベントは選考につながっています。
急に面接が始まる場合もあるので要注意です。
どれだけ考えても志望動機の本質は「お金が欲しいから」
必死に考え抜いて書きだした志望動機ですが、その根底にあるのは結局「お金」です。
もちろん興味のある業界や企業はありますが、ぶっちゃけ詳しくは働いてみないと分からないので、ある程度のお金さえもらえればいいといった風潮があります。
とはいえ、企業ごとに違う志望動機を考えなければいけないのがまた、めんどうな部分ですよね。
ぶっちゃけESの提出期限に追われている時期が1番しんどい
実際に就活を終えて振り返ってみると、説明会や面接はそこまで大変ではありませんでした。
「就活で1番つらかったのはESを書いているときだった」と僕の周りの友人たちも口を揃えて言っています。
やはりESを書き始めた時期はまだ就活に慣れておらず、自己分析から志望動機まで、考えることがたくさんあったからだと思っています。
就活あるある:選考編
最後は選考編の就活あるあるということで、主に面接についてのあるあるをまとめました。
会社の場所が分からず迷子になることがある
僕のような田舎の就活生が都会の本社に面接を受けに行くときは、だいたい迷います。
Googleマップではちゃんと本社の前にいるはずなのに、周りには何の目印も見当たらないなんてこともあるんですよね。
僕は割と時間に余裕をもって行動するタイプなので遅刻することはありませんでしたが、開始時間ギリギリを目指していたらヤバかったという場面は何度もありました。
Googleストリートビューなどで事前に周辺を確認しておけば安心できると思います。
ESの内容を暗記して面接の質問に答えがち
面接に慣れていないと、エントリーシート(ES)の内容を丸暗記してしまうこともあると思います。
しかし、ESを暗記してきたかどうかは面接で確実にバレます。
僕も集団面接でそんな感じの就活生と一緒になりましたが、学生の僕でも「多分この人、ESを暗記してきたな」と思ってしまうほど簡単にバレます。
書き言葉と話し言葉ではぜんぜん印象が違うので、暗記するならせめて面接用のカンペを作るなりして対策しましょう。
敬語を使い慣れていないせいで、面接で変な言葉遣いをしてしまう
大学生が敬語を使う場面ってそんなに多くないですよね。せいぜいバイトの接客中くらいです。
そのため、面接で急に敬語を使おうとすると失敗します。
変なところに「お」とか「ご」を付けたり、「です」「ます」でいいところを無理やり変な言い方にしたり…。
こればかりは面接練習などで事前に準備しておくしかありませんね。
リクルーターが付かないと就活は無理ゲー
ESの添削や面接練習、さらに就活の相談相手になってくれるなど、リクルーターが付くと様々なメリットが得られます。
リクルーターが付く人はラッキーで、自分には関係のない事だと思っている方も少なくないのではないでしょうか?
しかし実際は、リクルーターが付かないと就活が無理ゲーと化します。
詳しくは以下の記事で解説しているので、合わせてご覧ください。
集団面接で他の就活生と話の内容が被るとかなり焦る
多くの就活生は、面接で主にバイトやサークルでの活動について話します。
そのため話の内容が被るのは仕方がないといえますが、僕の場合は、めったに被らないはずの「筋トレ」の話がたまたま被ってしまいました。
しかも、たった3人の最終面接での話です。3人中2人が筋トレの話をしている最終面接とか、意味不明すぎて逆におもしろかったです。笑
結果的に僕はその企業に入社することを決めましたが、筋トレの話をしなかった残りの1人とは内定通知式で会えなかったため、彼は選考に落ちたんだと思います。なんだかちょっと申し訳ないですね。
グループディスカッションで急に態度が変わるやつがいる
リーダー的なポジションの学生による、「今回はみんなで協力し合って良い話し合いをしようね!」という掛け声で始まるグループディスカッション。
始まって数分後には荒んだ空気になっている場合が多いです。なぜなら、リーダー的なやつの態度が急に変わるからです。
下手クソな仕切りをしたり、非論理的な批判を繰り返すことによってグループの雰囲気を壊滅させます。
こんな経験も終わってしまえば笑い話なので、グループディスカッションは楽しいです ^^
最後に「何か質問はありますか」と聞かれてから必死に質問を考える
あまり志望度が高くない企業の面接だと、ぶっちゃけあまり準備をする気が起きません。
しかし、そのような就活生のやる気には全く関係なく、面接の最後には必ず逆質問の時間が設けられます。
何も思いついてないけどとりあえず挙手しますよね。
そこから必死に頭をフル回転させますが、出てくる質問はカスみたいなものばかり。
逆質問は事前にしっかりと考えておきましょうね。
「自分を〇〇に例えると何ですか?」という質問の意図は永遠に謎
僕はこの質問をされたことはありませんが、一般的にはよくある質問として認識されているようです。
どう答えるのが正解なのかさっぱり分かりませんし、この質問で学生の何を評価したいのかが完全に謎ですよね。
面接で多くの学生を評価しすぎて、年々、人事の頭もおかしくなっていくのでしょうか?
就活がくだらないと感じた瞬間については以下の記事でまとめているので、合わせてご覧ください。
最終面接で偉い人が楽しそうに雑談しだしたら、もうほぼ内定
最終面接では、確実に偉い人が面接官として登場します。
中には怖い顔の人もいますが、徐々にその表情は和らいで、そのうち雑談が始まります。
偉い人が楽しそうに自分の武勇伝や昔の話をしだしたら、その選考は内定といってもいいでしょう。
おじさんもみんな、気分がよければ笑顔になるというわけです。
まとめ:就活生はみんな同じような経験をしている
ということで今回は、就活あるあるをまとめてみました。
あなたも共感できたり、クスっと笑ってしまったものがあったのではないでしょうか。
やはり就活中は普段の生活と同じようにはいきませんし、なにかとストレスが溜まるものです。
たまには友人と愚痴を言いあったり就活あるあるで笑い合ったりするだけで、気分が晴れると思いますよ。
この記事をきっかけに、就活で疲れたあなたが少しでもリフレッシュしてくれたら嬉しいなと思います。
今回は以上です。それではまた!
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