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なすび
勤め人卒業したい
28歳、社会人4年目。院卒からのキャリアを模索しつつ生産技術職として働いてます。現在目指しているキャリアは不動産賃貸業での独立。(目標:30歳までに5棟10室)高属性なのにDIYしがち。【経歴】国立大→大学院→自動車メーカー|FP3級|TOEIC745点|甲種危険物取扱者|趣味は筋トレとブログとDIY|ラジオ配信もやってます。
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ラグビーのオフサイドをサッカーファンにも分かるように解説してみた

ラグビーのオフサイドをサッカーファンにも分かるように解説してみた
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サッカーファンなら誰もが耳にしたことのある「オフサイド」という言葉。
サッカーをあまり知らない人からすると少しむずかしく、理解するまでに時間がかかるルールの1つです。

あなたがサッカーファンであるならば、これまでに1度はオフサイドのルールを誰かに説明した経験があることでしょう。

しかし、今回はサッカーファンである僕が、

  1. ラグビーにおけるオフサイドについて
  2. 比較的起こりやすいオフサイド
  3. オフサイドが解消される条件

上記について解説していきます。

十数年もサッカーをやってきて、「オフサイド」という言葉は聞き慣れているつもりでした。
でも、ラグビーのオフサイドには複数の種類があってサッカーより数倍むずかしかったです。

とはいえ今回は、サッカーファンの視点で詳しく調べてきたので、大まかなルールやサッカーとの違いについて、あなたにも理解していただけると思います。

しっかりとルールを把握して、楽しくラグビーの試合を観戦しましょう!

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目次

ラグビーにおけるオフサイド

ラグビーにおけるオフサイドはサッカーと同じように、選手の位置に対して与えられる反則です。

「オフサイド」は反則名でもありますが、同時に選手の状態を表す言葉でもあります。

  • プレーに参加できる選手=オンサイドプレイヤー
  • プレーに参加できない選手=オフサイドプレイヤー

サッカーをしていると、どうしても「オフサイド=反則」というイメージが湧きますが、ラグビーでは「オフサイド状態の選手がプレーする=反則」といった感じで、少しだけ感覚が違います。

ラグビーでは基本的に、ボールの位置にオフサイドラインが形成されます。
そのため、ボールよりも前方にいる選手がプレーに参加するとオフサイドの対象となるので、横か後ろにしかボールを投げられません。

なので、あなたもラグビーの試合でボールを前に投げている場面を見たことがないと思います。それはオフサイドというルールが原因だったわけですね。

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ラグビーのオフサイドは全部で7種類

ラグビーでは、選手がオフサイドプレイヤーとみなされる条件が7パターンも存在します。

その条件は以下のとおり。

  1. ラック、モールが組まれているとき
  2. スクラムが組まれているとき
  3. ボールをキックするとき
  4. ボールをスローインするとき
  5. ペナルティ後にプレーが再開されるとき
  6. 味方がボールをキャッチミス(ノックオン)したとき
  7. キックされたボールの着地点から10m以内にプレイヤーがいるとき

試合中にほとんど起こらないオフサイド

上記の6,7番目の条件は選手がミスをしたときに起こるオフサイドであるため、プロの試合ではほとんど起こりません。

そのため今回は、この2種類よりも比較的起こりやすい1~5番目のオフサイドについて順番に解説していきます。

ラック、モールにおけるオフサイド

まず初めに、選手たちがボールを奪うために組み合う場面についての解説です。

ラグビーの試合中で1番よく見る光景なので、ぶっちゃけこれだけ覚えておけばいい感じもします。

ラックとは

ラックとは、地面に落ちているボールを3人以上の選手が奪い合うために形成された、上記画像のような状況を指す言葉です。

主に、ボールを持って走っている選手が相手にタックルされた後に起こります。

ラックが形成されている最中は、ラックに参加している選手の最後尾の足がオフサイドラインとなります。
このラインより前に出てボールを取ると反則になってしまいます。

だからラックの横からボールを奪うことはできないわけです。

このルールを知らないと、

とまと

なんで横からボール取らないの?
わざわざ後ろから取りに行かなくてもいいじゃん。

とつい思ってしまいますよね。

僕も最初は、みんなボールに触れる距離にいるはずなのに、誰もボールを取らない理由が分かりませんでした。
でも、このルールを理解してからようやく納得できました。笑

モールとは

モールとは、地面に落ちていないボールを奪うために選手たちが組み合っている状況を指す言葉です。

モールが形成されているときのオフサイドもラックのときと同じで、モールの前や横からボールを奪おうとすると反則になってしまいます。

このように、ラックとモールにおけるオフサイドについてある程度理解しておけば、初心者でもだいぶラグビーを観戦しやすくなるはずです。

なすび

最低限のルールだけを把握しておきたい方は、ぶっちゃけこの2点だけを抑えておけばOKだと思います。

スクラムにおけるオフサイド

スクラムとは、試合を再開するときのセットプレーの1つで、ラグビーを代表するプレーです。
試合を観戦していたら、あなたも1度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

各チーム8人ずつの選手が参加するスクラムですが、このセットプレー中にもオフサイドラインが存在します。

それが以下の画像のとおりです。

先ほど説明したラックとモールでは最後尾の選手の足がオフサイドラインとなりましたが、スクラムでは最後尾の選手の足から5m後ろにオフサイドラインが形成されます。

なのでスクラムに参加していない選手は、このオフサイドラインよりも後方にいる必要があるわけですね。

しかし、スクラムハーフというポジションの選手にだけは別のオフサイドラインが適用されます。

  • 赤チームのスクラムハーフ
    →ボールの位置がオフサイドライン
  • 黄チームのスクラムハーフ
    →ラックやモールと同様に、スクラムに参加している選手の最後尾の足がオフサイドライン

上記のルールにより、黄チームのスクラムハーフはスクラムに参加している選手のすぐ後ろでボールを受け取ることができますが、少しでもボールの受け取りにもたつくと赤チームのスクラムハーフにタックルされてしまいます。

このルールを覚えておくだけで、スクラムを見るときのおもしろさが倍増するのではないでしょうか。

ボールをキックするときのオフサイド

ボールをキックするときは、キッカーの位置がオフサイドラインとなります。
そのため、キッカーよりも後ろにいた選手がボールを追いかけることでプレーが続くわけですね。

ボールが蹴られた時点でキッカーよりも前にいた選手は全員オフサイドプレイヤーとなりますが、キッカーよりも後ろにいた選手に追い越されることでオフサイドが解消され、プレーに参加することができるようになります。

とはいえ、もとからキッカーよりも前にいた選手は、オフサイド状態が解消されるまではプレーに参加することができません。

キッカーよりも後ろにいた選手がオフサイド状態の選手を追い越すまでは、

  • 自陣に戻る意思を示すことなく前方に動く
  • ゆっくりと前方に助走する

といった行為によってオフサイドを取られてしまうので、その場に立ち止まるか後方に下がらなければいけません。

サッカーでいうと、オフサイドラインを越えているフォワードの選手が、自分で後ろに下がるか相手のディフェンスラインが下がるのを待つ、といった感じですね。

なすび

このオフサイドが、最もサッカーのオフサイドに近いルールだと思います。

とまと

ちょうどボール蹴ってるもんね。

ボールをスローインするときのオフサイド

コートからボールが出た地点からボールを投げ入れることによって試合を再開するセットプレーのことをラインアウトと呼びます。

サッカーのスローインに相当するルールですね。

また、このセットプレーの際に横一列に形成される選手たち自体のことをラインアウトとも表現します。

ここで重要なのは、サッカーのスローインではオフサイドは取られませんが、ラグビーのスローインではオフサイドを取られる場合もあるという点です。

以下の2点が、スローインのときのオフサイドラインとなります。

  • ラインアウトに参加している選手:ボールが投げ込まれる位置(マークオブタッチ)
  • ラインアウトに参加していない選手:ラインアウトから10mの地点

また、ボールが投げ込まれた後にそのままラックやモールが形成されれば、このオフサイドラインは解消されます。

ペナルティ後のオフサイド

何らかのペナルティによってプレーが中断されると、ペナルティ発生地点から10mの位置にオフサイドラインが形成されます。

その際にオフェンスチームがクイックでプレーを再開する場合は、オフサイドラインよりも後ろから走りだした選手に追い越されるまで、オフサイド状態の選手はプレーに参加できません。

もし参加してしまった場合はオフサイドと判定されて反則となり、ディフェンスチームの選手が10m下がった状態から試合を再開します。

連続でこのオフサイドが続くと永遠に試合が終わらなくなってしまうので、1度このオフサイドが起こったら試合が仕切り直されるわけですね。

オフサイドが解消される条件

ここまではラグビーの試合中に起こる主なオフサイドについて説明してきましたが、オフサイド状態にある選手が何人いても試合が止まるわけではありません。

サッカーでも同じように、オフサイドラインよりも前に選手がいたとしても試合は止まりませんよね。
パスをもらったりした時点で試合が止まるので、それまでにオフサイドラインよりも後ろに下がればいいわけです。

これを「オフサイドの解消」とすると、ラグビーにも同様にオフサイドが解消される条件が存在します。

サッカーよりも少しややこしいですが要点としては、オフサイド状態にある選手は、

  1. オフサイドラインまで自分が戻る
  2. オフサイドラインが自分を追い越すまで待つ

基本的には上記どちらかの行為をすることによってオフサイドが解消されます。

根本的な部分は「オフサイドラインを越えていなければ反則を取られない」ということで、サッカーのオフサイドを知っている方ならば難しくないはずです。

味方の行為によってオフサイドが解消される条件

  1. オフサイドプレイヤーが意図的にオフサイドラインよりも後方に下がる
  2. ボールを持った味方に追い越してもらう
  3. オンサイドプレイヤーに追い越してもらう

相手の行為によってオフサイドが解消される条件

  1. ボールを持った相手が5m以上走る
  2. 相手がキックあるいはパスをする
  3. 相手が故意にボールを触って、キャッチできなかった場合

まとめ:ラグビーのオフサイドはサッカーより数倍ややこしいけど原理は同じ

というわけで今回は、ラグビーにおけるオフサイドについてサッカーファンにも分かるように解説してきました。

ここで再び、7つのオフサイドについてまとめておきます。

  1. ラック、モールが組まれているとき
  2. スクラムが組まれているとき
  3. ボールをキックするとき
  4. ボールをスローインするとき
  5. ペナルティ後にプレーが再開されるとき
  6. 味方がボールをキャッチミス(ノックオン)したとき
  7. キックされたボールの着地点から10m以内にプレイヤーがいるとき

このうち1~5番のオフサイドは比較的起こりやすいとは言いましたが、実際に何本か試合を観戦してみたところ、ラグビーの試合中にオフサイドの反則が起こる頻度はサッカーと同じくらいです。1試合に3回あるかないか、といったところでしょうか。

たしかに「オフサイド」と聞くと気になってしまう気持ちは分かりますが、あまり気にしすぎても試合を存分に楽しめないので、ある程度ルールが理解できたら気にせず観戦するのが良いと思います。

オフサイドはあくまでも反則の1つですからね。

ということで今回は以上です。
ある程度ルールが理解できたら、さっそくラグビーの観戦を楽しみましょう!

補足:ラグビーのルールを本で理解するのもあり!

もう少し詳しくラグビーについて知りたい方は、本でルールを理解するのがおすすめです。

YouTubeなどの動画をみても、聞こえてくる単語が分からなければ何を解説しているのか分かりませんからね。

上記の2冊であれば、初心者の方でもラグビーのルールになじみやすいと思いますよ。

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28歳、社会人4年目。院卒からのキャリアを模索しつつ生産技術職として働いてます。現在目指しているキャリアは不動産賃貸業での独立。(目標:30歳までに5棟10室)高属性なのにDIYしがち。【経歴】国立大→大学院→自動車メーカー|FP3級|TOEIC745点|甲種危険物取扱者|趣味は筋トレとブログとDIY|ラジオ配信もやってます。

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