どうも、なすびと申します。
僕は院卒で自動車メーカーに就職し、生産技術職として働く26歳です。(2022年2月現在)
先月くらいまでは、大きくなり続ける自身の業務負荷に対して思考を巡らせるも、打開策が見出だせずもがき苦しむ、という状況が続いてきました。
しかし2月に入って以降、少しずつ業務負荷(やり切らなければ帰れない仕事)が減ってきて徐々に余裕を取り戻しつつあります。
土日の出勤は依然として減りませんが。笑
ということで今回は、僕自身は仕事を楽しいと感じているのか、それとも楽しくないと感じているのか、記事にまとめながら思考を整理してみることにしました。
これから仕事盛りになる若手社会人の方は、あなた自身の仕事を楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてください。
仕事が楽しくないわけではない
まず初めに、僕は会社に行きたいか行きたくないかで言ったら行きたくはない人間ですが、仕事が楽しくないわけではありません。
楽しい仕事は楽しいし、楽しくない仕事は楽しくない。
一緒に仕事をするメンバーにもよりますが、基本的にはただそれだけ。
別に「仕事をすること」そのものが嫌いなわけではないんです。
仕事が「楽しくない」と感じる3つの理由
ただ、ここでは一度「仕事が楽しくない理由」にフォーカスしてみようと思います。
僕が個人的に「この仕事楽しくないな」と感じるときの理由を整理してみると、以下の3点が思い浮かびました。
- めんどくさい
- 「それって俺の仕事なの!?」の連続
- 上司の指示に納得できていない
①:仕事がめんどくさい
仕事なんてそもそも、めんどくさいものなんです。
基本的には、めんどくさい(人がやりたがらない)ことをやる代わりにお金を貰っていると言っても過言ではありません。
資本主義社会においてサラリーマンは、自分の労働力とお金を交換しているんです。
なので、確かに仕事はめんどくさいんですが、そんなのは当たり前なわけであって、「めんどくさい」と思うだけ無駄。
そんな時間があるなら少しでもその”めんどくさい原因”を潰せるように頭を使ったり、手を動かさないといけませんな。(自戒を込めて)
まあ、そんなの皆分かってて、それでもめんどくさい事はめんどくさいんですけどね。笑
②:「それって俺の仕事なの!?」の連続
組織の文化にもよるとは思いますが、仕事の範囲が定まっていないことって多いですよね。
だからあまり手広く業務に携わっていると、色々な方向から仕事が飛んでくることが多々あります。
たとえ突発で発生した仕事でも、1つや2つなら対応できますが、それ以上は物理的に無理。
自分の体は1つしかないし、時間も足りなくなります。
そんなふうに、自分の予想外の方向から仕事が飛んでくる状況が続くと、だんだん楽しくなくなってきます。
1つ片付けても自分の仕事が全く進まないのって萎えますよね。
③:上司の指示に納得できていない
これは人によるかもですが、上司の指示を受けたとして、その指示に従う目的や生み出す価値に納得ができていないと(自分が動く理由が整理できていないと)、仕事が全然楽しくなくなります。
心の底に「こんなことやって何の意味があるんだよ」という気持ちがあるだけで集中力が落ちたり、気合いが入らなくなったりするもの。
そんなときに僕は、自分が納得できるまで上司に質問したり、勉強したりするようにしています。
自分の知識不足が原因かもしれないので。
上記3点が、僕なりに考えた仕事が「楽しくない」と感じる理由です。
「できないこと」ができるようになる楽しさ
僕が仕事を楽しいと感じるのは、今までできなかった事ができるようになるその瞬間。
そしてそこに辿り着くまでの過程も含めて楽しかったりします。
僕は元々廃人ゲーマーだったくらいゲームが好きなんですが、考え方としてはゲームも仕事も同じ。
自分よりも上手い人のプレイ(仕事)を観察して、実際に自分でやってみる。
第三者目線で見ているだけだと簡単に思えるような事が、自分でやると意外と難しかったり、そもそも道具を集めるのが大変だったり、などなど。
見えない障壁はたくさん存在しています。
ときには自分なりの方法を見つけてお手本の結果に近づけたりと、楽しみ方もたくさん存在するはず。
そう考えると仕事もゲームのように楽しめるはずなんですが、そう上手くはいきません。
おそらくその最大の理由は、多くの人が(僕も含めて)仕事の意味を見出だせていない、という事なのかなと思います。
ゲームだと「〇〇をクリアしたら☓☓が手に入って、□□を作る素材に使える。(□□はめっちゃ便利)」みたいな感じで、成長する意味が最初から設計されている。
逆に言うと、仕事の意味さえ自分の力で見出すことができれば、もっと多くの人が仕事を楽しめるようになるんじゃないか、僕はそう思っています。
勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る
仕事の意味を見出すのもまた簡単なことではなくて、それに応じた知識や情報が必要です。
1つ実験をするにしても、まずはその目的が必要で、その目的を達成したら何に繋がるのか、何の役に立つのか。
少なくともそれくらいは把握できていないと仕事の意味は見出だせません。
勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る。
まさにその通りで、仕事を楽しむためには知識や情報、さらに「失敗しても折れないタフさ」なども含めた”強さ”が必要なんです。
それはゲームであっても同じ事。
当然、負けるよりも勝つほうが楽しいし、勝つ(楽しむ)ためには強さが要る。
ここまではいいんですが、問題は「どうやって強さを手に入れるか」ですよね。
仕事を楽しむためにやるべき事
強さを手に入れるためにやるべき事は、「訓練」しかない。
これが僕が自分なりに考えて辿り着いた結論です。
ゲームの時も同じで、「自分もあの操作ができればもっと勝てるようになるんだろうなあ」と思ったら、あとはひたすら実践でその操作を試してみて、勝てるようになるまで繰り返すだけ。
新しいことをやろうとすると最初は失敗だらけで負け続けますが、次第に慣れてきて、気がつく頃には意識しなくても強い動きが身に付いています。
僕はゲームではそうやって強さを手に入れてきましたし、その過程を楽しんできたのも事実です。
今日も負けるし、明日もたぶん負けるけど、悔しいから勝つまでやる。
これはもはや訓練でしょう。
だからこの経験を、仕事にも応用してみたい。
僕はそんなふうに考えています。
» 人と違うことをして、普通の人生から抜け出すために必要な3つのこと
そこで僕自身がやるべきだと感じた事は以下の3つ。
- アウトプットを意識する
- 集中力をコントロールする
- 時間感覚を身につける
それぞれ順番に説明していきますね。
①:アウトプットを意識する
お金を貰って仕事をする以上は、誰かに価値を提供したり、何かしらの成果物、つまりアウトプットを出さねばなりません。
しかし実際に職場で働いている人たちを見ていると、アウトプットと呼べるものをコンスタントに出し続けている人は驚くほど少ないです。
顧客に直接サービスを提供する労働形態ならサービス自体がアウトプットになりますが、僕みたいに生産技術職とかだと、実験によって得られたデータから新しい知見に繋げたり、その実験を踏まえて次はどこをどうやって目指すのか資料にまとめて報告したり、などなど。
そこまでやらないと上司が帰らせてくれない、という環境であればやり切る人は多いでしょうが、そういう”縛り”がなかったら、少し忙しいフリをしているだけで簡単に帰れてしまいます。
「アウトプット出す」というのは、こうして文章で説明しているだけでもめんどくさく感じてきますが、出したからには何かしらのフィードバックが返ってくるし、真剣にやればかなり効果的な訓練になると思うんです。
なので普段から、「仕事をするからにはアウトプットを出す」という意識を忘れずに働くべきですね。
自戒も込めて。。
②:集中力をコントロールする
2つ目は集中力のコントロール。
少年マンガの主人公とかがやりがちな訓練ですね。
僕は自分を客観的に見て、集中力をコントロールするのが苦手だな、と感じています。
ハマっているときの集中力は、周りの声や音が耳に入らなくなるくらい深いものになるんですが、誰かに話しかけられたり、途中で電話がかかってきたりするとその瞬間に萎えて、取り戻すのにかなり時間がかかってしまう。
なのでこれから1~2ヶ月くらいかけて、この集中力をコントロールするための訓練をしてみようと思います。
- 集中の浅い状態から、できるだけ早く深い集中状態に持っていく。
- 深い集中状態が外部要因によって途切れても、その集中力を維持する。
これができれば結構強くなれるんじゃないでしょうか。
社会人3年目に入るまでには、集中力をそれなりにコントロールできるようになっていたいですね。
頑張ります。
③:時間感覚を身につける
仕事で強くなるための訓練、その3は時間感覚です。
僕は上司によく「その仕事を片付けるまでにあとどれくらい時間欲しい?」「今日は何時に帰る?」みたいな感じで質問されます。
そんなとき僕は自分の感覚で「○時まで時間をください」と答えるんですが、その度に「え、そんなに早く終わるの?」と上司が反応。
そして案の定、自分が宣言したよりも倍の時間がかかってしまった、なんてことがよくあります。
僕の強さ(知識や経験)が足りないのも原因だとは思いますが、それにしても時間の読みが甘すぎる。
ガバガバすぎて正直全く笑えません。
早く家に帰りたいのに。。
というわけで今後は強さを求めるとともに、時間の感覚も身に付けていかなければ、と思っています。
まとめ:自分の意志で訓練を続ける
というわけで今回は、仕事を楽しむためには強さが要る、そしてその強さを手に入れるためには訓練が必要だ、という話をしてきました。
仕事が楽しくない時に愚痴をこぼす人はたくさんいますが、それでは強さは手に入りません。
この記事では「愚痴を言うのをやめろ」なんていう単純な話はせず、愚痴を言うにしてもその内容、愚痴に至るまでの考え方を変えてほしい、という思いを綴りましたが、伝わったでしょうか?
結局僕が言いたいのは、他人を変えようとするのではなく、自分自身が変わろうとするのが重要だという事。
だから愚痴を言うにしても、「あいつが○○なせいで自分だけが面白くない思いをしているんだ…!」で終わってしまわず、「あいつが○○で自分が面白くない思いをしたのは事実。でもそれを踏まえて次に活かせることはないか?」と考える所までいってほしい。
そう考えられるようになるにも、ある程度の強さは必要なんでしょうが。。
僕はせっかく1日8時間という膨大な時間を仕事に費やしているんだから、少しでも楽しく働きたい、と考えている派なので、地道な訓練を続けてみようと思います。
強さを手に入れるためには訓練あるのみ、ですね。
» 院卒なのに仕事ができない僕を成長させてくれたのは「社外ライバル」の存在だった
というわけで今回は以上です。それではまた!
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