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なすび
勤め人卒業したい
28歳、社会人4年目。院卒からのキャリアを模索しつつ生産技術職として働いてます。現在目指しているキャリアは不動産賃貸業での独立。(目標:30歳までに5棟10室)高属性なのにDIYしがち。【経歴】国立大→大学院→自動車メーカー|FP3級|TOEIC745点|甲種危険物取扱者|趣味は筋トレとブログとDIY|ラジオ配信もやってます。
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理系大学院生の年間スケジュールを4つの指標で解説します【経験談】

理系大学院生の年間スケジュールを解説
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とまと

大学院生って、どんな年間スケジュールで行動してるの?

授業とか研究活動、学会とかについて詳しく教えてほしい。

この記事では、上記の疑問にお答えします。

結論からいうと、大学院生はぜんぜん暇じゃありません。
1年生と2年生で少し差はありますが、ほとんどの大学院生は忙しい毎日を送っています。

そこで今回は、「理系大学院生のスケジュールはどんな感じなのか」についてお話ししていきます。

みなさんが理解しやすいように、修士1年のときと2年のときに分けて解説しますね。

この記事を読んでみなさんが大学院に興味を持ってくれたり、大学院進学についての判断材料のひとつにしてもらえればいいなと思っております。

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目次

理系大学院生のスケジュールに関する4つの指標

大学院生の年間スケジュールを説明する際には、以下の4つの指標が重要になってきます。

  1. 授業
  2. 研究活動
  3. 学会
  4. 時間管理

まずはこの4つの指標について簡単に説明しておきますね。

大学院での授業

結論からいうと、大学院での授業にはほとんど価値がありません。

それはなぜかというと、大学院ではいろんな学部の学生がひとつの部屋にまとめられて授業を受けるため、広く浅い授業しか存在しないからです。

僕たち学生は自分の知らない分野の話をされてもさっぱり理解できませんし、教授も授業をするのがめんどくさそうなので、お互いに何のメリットも得られていません

なすび

学費を年間54万円も払って、ムダな時間をすごしているだけですね…。

大学院での研究活動

僕の専攻している学科では、大学4年生から研究室に配属されて研究活動を開始します。

もちろん、最初は教授や先輩から実験方法などを教えてもらいながらのスタートとなります。

しかし、この活動の中でいろいろな装置の使い方やデータの報告方法を学んだり、PDCAサイクルも身につくので、自分のスキルアップにつながる非常に有益な時間だと個人的には思っています。

PDCAとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(改善)」の頭文字をとった継続的改善手法のことです。

僕はもう研究活動を始めて3年目なので、あまり深く考えなくても自然にPDCAサイクルを回すことができるようになってきました。

大学院での学会

研究室にもよると思いますが、僕の研究室では教授が学生の中から何人かを選び、教授と一緒に学会に参加します。

学会の種類もたくさんあって年に何度か開催されるものもあるので、うちの研究室の学生は全員いつかは学会に参加することとなります。

人前で研究の成果を発表したり、原理や理由を説明することでプレゼン能力の向上につながりますが、準備がめんどくさいので僕はできればもう行きたくないです。笑

なすび

すでに僕の参加が確定している学会もありますが…。

大学院での時間管理

おそらくみなさんが一番気になっているのは、この点に関してだと思います。

この指標は、上記の3つの要素を踏まえて時間管理がしやすいのかそうでないのかについて考えたものです。

学生それぞれがしているバイトの種類などにもよりますが、今回は塾講師としてある程度時間に縛られたバイトをしている僕の主観で評価します。

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理系大学院(修士)1年のときのスケジュール

ここからは僕が大学院1年のときの生活について、先ほどの4つの指標をもとに振り返ってみます。

それではさっそく順にお話ししていきましょう。

価値のない授業を受けなければならない

先ほど説明したようにほとんどの授業には価値がありません。

しかし個人的に、

なすび

あの授業はまあまあ良かったな…。

と思うものがひとつだけあるので、ここで紹介しておきたいと思います。

その授業はざっくりいうと「グループワーク型の授業」でした。

4年生まで違う学部や学科で勉強してきた学生6人を1グループとして、問題に対する解決策をひとつにまとめるといった形式でした。

僕はこの授業で久しぶりにグループワークを行なったので、自分の持つ知識や意見を価値観の違うメンバーと共有することが楽しかったです。

これを機に自分の知見を広めることができたため、この授業だけは受けておいて良かったなと思っています。

しかし何度も言いますが、ほとんどの授業(座学)は価値がないので、大学院の授業には期待しない方がいいです…。

研究活動で大きく成長できる

僕は大学院1年の夏ごろに教授から新しいテーマを与えられたので、研究活動によって大きく成長することができました。

具体的には、新テーマでの研究活動開始と同時に、企業との共同研究が始まりました。

最初は普通にめんどくさかったですが、

  • 適切な実験装置を探す(ないものは発注する)
  • 装置の使い方を調べる
  • データの分析方法を調

いろいろなことを自分で調べて解決していくうちに、大体のことを自力で解決できるようになりました。

なすび

これは研究活動をしたからこそ得られたスキルだと僕は思っています。

何から始めればいいのかさっぱり分からなかった過去の自分には、安心して新しいことに挑戦していってほしいです。

たとえ実験に失敗しても、「その条件では失敗する」という事実が分かるだけで、大したダメージは受けません。

むしろ失敗する場合の条件が分かったんですから、しっかりと前に進んでいるといえます。

学会用プレゼンの資料作りと発表の練習ができる

僕は大学院1年生になって初めて学会に参加したので、ちょっと準備が大変でした。

そもそも、最初は教授から「今度学会で発表するからプレゼン用の資料を作っておけよ~」と言われただけだったので、「誰に、何を、どれくらい深く」プレゼンすればいいのかすら分かりませんでした。

その上で自分なりに考えて作った資料をもとに発表練習をしたら、「全然ダメ、やり直し」と言われてさすがにキレそうになりました。笑

修正の際にターゲットや必要なデータなどについて教えてくれましたが、

なすび

その情報は最初に伝えて欲しかったなあ…。泣

とかなり疲れたことを覚えています。

しかし、その経験で“学会”というものがどんな感じなのか分かったので、次からはもっと効率よく作業を進められそうですね。

時間管理はかなり大変

結論としては、大学院1年のときの時間管理はかなり大変です。

それはなぜかというと、

  • 値のない授業
  • 時間のかかる研究活動
  • 準備が大変

上記のタスクをこなすだけでも疲れるのに、さらにバイトもしなければお金が無くなってしまうからです。

そのため、かなり自分を律して時間を管理していかなければ、2年生になってから困ることになるでしょう。

逆にここで頑張っておけば、2年生になり就活を終えてからは、最後の学生生活を十分に楽しむことができると思いますよ。

大学院生はいつから就活を始めるべきかについても以下の記事でまとめているので、よければ合わせてご覧ください。

理系大学院(修士)2年のときのスケジュール

ここからは大学院2年生のスケジュールについてお話ししていきます。

先日、就活を終えてひとつの縛りから解放された僕は、いったいどのような生活をしているのでしょうか?

ここでも4つの指標を軸に説明しますね。

単位が足りていれば、授業は受けなくてもいい

1年のうちに卒業に必要な分の単位を取得しておけば、2年生になってから授業を受ける必要はありません。

もちろん授業を履修すれば受けることも可能ですが、自分の自由な時間を割くほど価値のある授業は大学院では受けられないので、僕はひとつも受けずにこうして今日もブログを書いております。

研究活動は、後輩への指導がメインになる

大学院2年になると、卒業する際に修士論文を書かなければならないので、新しいテーマを与えられて再びゼロから実験を始めることはまずありません。

そのため、ほとんどの学生は1年生のときと同じテーマで研究を続けることになるでしょう。

大学院2年生になると、自分が新しいことを覚えるよりも、後輩に研究の手順や実験方法を教えることの方が多くなります。

これは今までのノウハウをそのまま伝えるだけなので、大した労力は必要ありません。

なすび

僕のように、大学院2年生になるまでに研究活動をがんばっておくと、わりと余裕をもって生活できるようになります。

学会はめんどくさいだけ

僕は大学院2年生で、人生2度目の学会に参加しました。

学会というと大変そうな印象を行けるかもしれませんが、実験データが揃っていれば、あとは発表資料を作るだけです。

指導教員にダメ出しされた部分を修正する必要はありますが、初めてでなければそこまで大変な作業ではありません。

とはいえ、学会に参加する前にある程度のデータを出す必要があるので、何も準備をしなくてもいいわけではないですよ。

1年のときに頑張っておけば、時間管理は余裕!

ぶっちゃけ大学院2年生の時間管理は余裕です!
だからこそ僕はこうして、ブログの運営を開始することができました。

その理由は以下の3つです。

  1. 授業を受けなくてもいい
  2. 研究活動に割く時間が減る(後輩が実験を手伝ってくれる)
  3. 学会の準備にかかる時間も短くて済む

またこれは人にもよるかもしれませんが、大学院2年生にもなると、バイトの時給が上がっていることが多いです。

実際に僕は大学院2年生でバイトリーダーになったので、これまでと同じ勤務時間でもこれまで以上の給料がもらえるようになっています。

そこで僕は、バイトの時間を減らして研究以外の勉強をし始めました。

具体的には、

  • プログラミングの勉強
  • ブログ・アフィリエイトの勉強
  • お金の勉強

上記の3つです。

バイトの時間を減らしても給料がそこまで変わらないので、自己投資に時間を費やしています。
時間管理が簡単なので、かなりの時間を勉強に使えますね。

学会や研究発表の直前は少し忙しくなりますが、うまく時間を管理すればわりと気楽に生活できますよ。

まとめ:大学院生は研究を頑張れば、暇を作れる

ということで今回は、理系大学院生がどのようなスケジュールで生活しているのかについて、僕の実体験をもとにお話ししてきました。

ラッキーなことに僕の研究室はフレックスタイム制なのでこのような生活ができますが、すべての大学院生が僕と同じような生活をしているわけではないことはご了承ください。

僕は学生のうちに、時給以外のお金の稼ぎ方を身につけるべく今後も圧倒的に継続していきますので、良かったら一緒に成長する仲間になってくれるか、成長を見守って欲しいと思っています!

それではまた!

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理系大学院生の年間スケジュールを解説

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