大学院生って暇なのかな?
もし暇だとしたら、大学院生が暇なときにすることとか、暇な研究室を選ぶ方法も知りたいな。
こんな疑問にお答えします。
- 大学院生が暇なのかどうかの実態
- 暇な大学院生が普段していること
- 暇な研究室を選ぶ方法
ちなみに僕は大学院2年生ですが、暇な時間を使ってこの記事を書いています。
もちろん研究のデータはきちんと提出していて、単位を落としたり留年したりすることはありません。就活も終えており、2020年の3月にはしっかり卒業する予定です。 ※しっかり卒業できました。笑
そんな僕も研究室に配属された当初は、どれだけ研究を頑張ればいいのか、またどれだけ研究をサボってもいいのか分かりませんでした。
しかし研究室生活も3年目となり、今では暇な時間を作る方法を身に付けて、行動の範囲が大きく広がりました。
自分の力で手に入れた時間をムダにしないためにも、ぜひこの記事を大学院生活の参考にしてみてください。
大学院生は暇なのか?
結論、研究室によります。
僕の研究室はホワイトなので、自分で暇な時間を作ることができました。
教授の性格や仕事量がポイント
1番のポイントは教授の性格や仕事量です。
学生に干渉してくる頻度が高い教授であれば、必然的に時間を管理されてしまいますからね。
また、ある程度の実績があって普段から忙しくしている教授であれば、そこまで学生に構っている暇もなく、僕たち学生は自分で時間を管理できるようになるのです。
つまり、教授の生活リズムによって大学院生の暇さは左右されるということ。
教授が忙しい時期は僕たちに求められるデータ量は減りますし、教授の予定が少ない時期であれば、どんどん次のデータを要求されます。
研究室生活3年目の僕は、求められた要求すら上手くかわして、教授のためではなく自分のために時間を使っています。 (ごめんなさい…。)
もう今年いっぱいで卒業しちゃうもんね。
コアタイムの有無
次に大学院生が暇かどうかの基準となるのが、コアタイムの有無です。
聞いたことのある方が多いかもしれませんが、コアタイムとは「研究室にいなければいけない時間帯」のことです。
「コアタイムが10:00~17:00」
→10時から17時までは研究室にいなければいけない。
といった感じ。
コアタイムがあれば、もちろん自分が自由に使える時間は減りますし、やることがなくても研究室に行かなければなりません。
僕の研究室にはコアタイムがなく、登校時間も下校時間も自分で自由に決めることができます。
やることがなければ、研究室にいかなくても大丈夫なくらいホワイトですよ。
研究室の雰囲気はさまざま
僕の通うホワイト研究室では、毎年ほとんどの学生が学会に参加します。1度も学会に参加することなく卒業した学生はいません。
しかし、他の研究室に通う友人に話を聞くと、希望しなければ学会に参加できない研究室もあるそうです。
実際にその友人がそうでした。
彼は1度も学会に参加することなく大学院を卒業する予定だそうですw
学会に参加するとなると、
- データ収集
- 要旨や論文の執筆
- 発表スライドの作成
など、やらなければならないことが一気に増えます。
僕は何度か経験して慣れてしまいましたが、最初のうちはとても暇な時間なんて作れませんでした。
このように、研究室によって忙しくなるイベント数はさまざまなので、先輩などの話を聞いてみるのがいいでしょう。
» 理系大学院生の年間スケジュールを4つの指標で解説します【経験談】
大学院生が暇なときにすること
暇な大学院生は、基本的に楽な方向に流れていきます。
しかし、コツコツと努力を積み重ねる大学院生がいるのもまた事実です。
お金のかからない遊びをする
大学院生といっても学費を払って大学に通うことに変わりはありません。なので当然、バイトをしなければお金がないです。
そんなお金のない学生が好むのは、やはりソシャゲやYouTubeといった無料の娯楽ですよね。
僕はソシャゲをやり込みすぎて後悔した経験があるのでもう引退しましたが、未だに研究室でソシャゲばかりやっている学生はたくさんいます。
そんな周りの環境が、
研究室で遊んでいても大丈夫なんだ …。
という認識を生み出すのでしょう。
暇な大学院生のほとんどは無料の娯楽に落ち着く、というのが大学院生の実態です。
バイトやインターンで働く
お金のかからない娯楽に勤しむ大学院生がいる一方で、バイトでお金を稼ぐ学生もいます。
また、就活やその先の将来を見据えてインターンに参加する大学院生もチラホラ見られますね。
暇な時間をダラダラと過ごすくらいならバイトをしてお金を稼ぎたい、と思う大学院生も意外と多いです。
インターンに参加した経験は確実に就活の役に立つと思うので、やる気のある方は参加してみるのがおすすめです。
» 大学院生こそインターンシップに行くべき!経験者が理由やメリットを解説
実際に僕もインターンに参加した企業から内定をもらって、入社することになりましたからね。
コツコツと努力をする大学院生も少なからずいる
僕は自分で作った暇な時間を利用して、
- 筋トレ
- 英語の勉強
- プログラミングの勉強
- お金の勉強
- ブログの運営
- 読書
など、いろいろな行動をしてきました。
ゲームをする時間を減らした代わりに、コツコツと努力をしてみることにしたわけです。
そんな生活を2年半くらい続けてみて感じるのは、ダラダラと過ごしていた友人との圧倒的な差です。
筋肉、TOEICの点数、知識、時間の使い方など、さまざまな部分で周りに差をつけることができました。
金持ちと貧乏人の違いは、暇なときに何をするかだ
ロバート・キヨサキ著 「金持ち父さん貧乏父さん」
という言葉のとおり、たった数年で努力の効果は表れます。
せっかくできた暇な時間を使って努力するのは大変ですが、必ず未来の自分を助けるスキルになるはずです。
大学院生として暇な時間を作れたら、そんな時間の使い方をおすすめします。学生のうちにいろいろなことにチャレンジしておきましょう。
» 大学院生には副業の準備として、ブログ運営をおすすめします
暇な研究室を選ぶ方法
研究室が暇なのかどうかは、以下のような基準で判断するのがオススメです。
- 研究室を訪問してみる
→出席率が低ければ制限がゆるい - 先輩と話してみる
→楽しそうな雰囲気なら〇 - 授業中に教授を観察する
→授業中の雰囲気は研究室でも変わらない
研究室の実態を知るために1番効果的なのは、実際に研究室を訪問してみることです。そして先輩からいろんな話を聞いてみましょう。
- 教授の忙しさ
- コアタイムの有無
- 学会に参加する人数や頻度
など、先ほど僕がお話しした内容について質問してみてください。
きっと参考になると思います。
とはいえ、もちろん自分の研究したい分野があれば、その分野を専門としている研究室を選ぶのがベストです。
僕はなんとなく大学院進学を希望していたので、研究そのものにはあまり興味がありませんでした。
僕と似たような方であれば、「暇なのかどうか」という基準で研究室を選ぶのがオススメです。
自分の時間は自分のために使いましょう。
後悔しても時間は戻ってこないからね。
研究室の具体的な選び方や、研究室訪問をしたときの質問例については以下の記事にまとめているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
» 【自分に合った研究室の選び方】配属前に知っておくべき基準と質問例を解説
まとめ:大学院生でも暇な時間を作って、自分のために行動しよう
僕たち大学院生が学費を払って大学に通っている間にも、学部卒で就職した同期は社会人としてスキルを積んでいます。
まだ学生だからといって楽な方向に流れていってしまえば、のちに苦しい時期を乗り越えるのがつらくなってしまうでしょう。
そんな後悔を減らすためにも、学生のうちから暇な時間を使って、行動するクセをつけておくのがおすすめです。
暇な時間で自分の資産を築きましょう。
今回は以上です。それではまた!
- おすすめ就活サイトをご紹介→無料で使える就活サイトおすすめランキング
- 実際にブログを運営してみたい→初心者でもできる、ブログ運営の始め方
- 月額980円で本が読み放題!→Kindle Unlimitedのサービスがお得すぎる
- スキマ時間で稼ごう!→大学院生におすすめのバイト6選
コメント