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なすび
理系大学院生ブロガー
毎日コツコツ勉強する24歳。地方国立大学→ゲーム廃人→大学院(イマココ!)→大手メーカー技術職。経済的自由を手に入れるために、ブログと不動産投資に取り組んでいます。趣味は筋トレと読書。

【書評・感想】ビジネスモデル2.0図鑑を大学院生が読んで注目したところ

【書評・感想】ビジネスモデル2.0図鑑を大学院生が読んで注目したところ
  • ビジネスについて詳しくない自分でも、ビジネスモデルについて知れる本はあるのかな?
  • 「ビジネスモデル2.0図鑑」ってどんな内容なのかな?読んだ人の感想が知りたい。

今回は上記の疑問にお答えします。

どうも、なすび(@nasubi_toku)と申します。現在は理系の大学院2年生として、学生ながらビジネスの勉強をしています。

ひと通り手元にあったビジネス書を読み終えて、「なんか面白そうな本はないかな~」と書店を歩き回っていた時に見つけたのがこの、「ビジネスモデル2.0図鑑」でした。

この本は、“図鑑”というスタイルで100種類のビジネスモデルを分かりやすく図解しています。

僕は書店にて少し立ち読みをしたのち、すぐに購入しました。

そこで今回は、ビジネスモデル2.0図鑑の書評として、感想をまとめていこうと思います。

  • ビジネスモデルという言葉について理解したい方
  • 活字ばかりのビジネス書を読むのは自分にはまだ早い、と思っている方
  • 学生ながらビジネスに興味がある方

上記のような、ビジネスについて勉強をしたいんだけれど、どの本から読み進めればいいのか分からない、という方に非常におすすめの1冊です。
ぜひこの記事を、購入の参考にしていただければ良いなと思っております。

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目次

「ビジネスモデル2.0」とは何か?

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ビジネスモデル2.0とは、

  1. 「逆説の構造」がある
  2. 「八方よし」になっている
  3. 「儲けの仕組み」が成立している

この3つの特徴をすべて持っているビジネスモデルのことです。

ここでは、3つのなかで最も重要なルールだとされる「逆説の構造」についてのみお話ししていきます。

逆説の構造とは

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「逆説の構造」とは著者である近藤さんの造語で、「何が創造的なのか?」を考えるためのフレームワークのことです。

このフレームワークは、

  1. 起点から定説をとらえる
  2. 逆説を生み出す
  3. 起点と逆説を組み合わせる

という構造になっています。
文章にすると以下のような感じ。

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上記のように説明すると、そのビジネスの凄さを一言で伝えることができます。

この「逆説の構造」によって100個のビジネスモデルを分かりやすく説明してくれたのが、今回の「ビジネスモデル2.0図鑑」という本。

僕はこの本を、ビジネスについて全く考えたこともない学生の方にぜひ読んでほしいと思っています。
社会人になる前にビジネスモデルを理解しておくのとそうでないのとでは、仕事の成果に大きな影響を与えると考えているからです。

本書は、ビジネスモデルとか、儲けの仕組みとか、新規事業とか、そういうものに対して「食わず嫌いの人」にこそ読んでほしい。

筆者の近藤さんも本書内で、上記のように語っています。

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ビジネスモデル2.0図鑑は無料で全文読めるという「逆説」

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本はふつう、買うまで中身がわからないものですが、買う前に中身がすべてわかるようにする、という逆説があります。先払いではなく、後払いにする、という考え方です。

もともと、noteというインターネットサービスに投稿した記事をきっかけに作成された本書。

そのため近藤さんは「どうしたらインターネットのみんなに感謝を表せるか?」といろいろ考えたそうです。
その結果辿り着いたのが、本の内容を無料で還元するということでした。

僕は書店で目についたので最初から書籍版を購入しましたが、購入前に無料で読んでみるのがおすすめです。

実際に読んでみて、「書籍版の方が読みやすそうだな」とか「書籍版でも読んでみたいな」と思った方は書籍も購入するといいでしょう。
note:ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ

ビジネスモデル2.0図鑑の書評・感想

ここからは、僕が「ビジネスモデル2.0図鑑」を読んで注目したところや、それについての書評や感想をまとめていきます。

ビジネスモデルの4つの軸

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本書では、代表的な経営資源である以下の4つを軸にビジネスモデルを考えています。

  1. モノ:新たな「コアバリュー」を提供する
  2. カネ:新たな「お金の流れ」をつくる
  3. 情報:新たな「テクノロジー」を使う
  4. ヒト:新たな「ステークホルダー」を巻き込む

著者である近藤さんは、『上記4つの軸のうちどこかを根本から刷新することで、これまでどこにも存在しなかった「仕組み」が生まれている』と語ります。

そこでここからは、ただの大学院生である僕が、この4つの軸それぞれで特に印象的だったビジネスモデルについて感想をまとめていきます。

「モノ」のビジネスモデル

これまでにない価値や意味づけを製品やサービスに付加したのが、モノのビジネスモデル。

その中でもサービス系である、プロ野球チームのビジネスモデル図解が印象的でした。

横浜DeNAベイスターズ

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ベイスターズが目を付けたのは、熱心な野球ファンではない「仕事の同僚・恋人・家族といったライト層」です。

  • 朝はグラウンドの中でキャッチボールができる日を設ける
  • キャンプイベントやビアガーデンを開催する
  • 家族で囲んで応援できるボックスシートを用意

など、横浜の住民との距離を近づけることに力を入れました。
こういった機会を経て試合に訪れる観客が増えて収益性が高まり、球団の経営状況が良くなります。

結果的には選手の年俸を上げることもできてチームの団結力も上がり、戦績が上昇するという好循環を生みました。

知らない人からしたら手を出しづらい、というライト層のニーズを上手く考慮した、素晴らしいビジネスモデルだと感じました。

こういったビジネスモデルの仕組みを理解すると、商品紹介や営業にもさまざまなアプローチ方法があるという発想が生まれ、視野が広がりますね。

「カネ」のビジネスモデル

僕はカネのビジネスモデルの中でも、特に「インセンティブ系」のモデルに興味が湧きました。

インセンティブとは、日本語でいう“やる気”“モチベーション”と似た意味の英単語です。

金銭的なインセンティブを生むには、従業員に支払う給料やボーナスを高くするのが最も単純な方法です。
しかし、「良い働きをしたらどんどん給料を上げてやろう!」とはならないのがビジネスの難しいところ。

インセンティブ系のビジネスモデルでは、そんな問題を「仕組み」によって上手く解決しています。

ジャンプルーキー!

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インセンティブ系の中でも僕が特に注目したのは、「ジャンプルーキー!」というアプリケーションサービス。
「週刊少年ジャンプ」の集英社が運用しています。

このサービスの目的は、マンガ家の卵たちを育成することです。
大まかな仕組みは以下のとおり。

  1. マンガ家たちがアプリにマンガを投稿する
  2. 読者は全作品を無料で読める
  3. 読み終わったときにのみ広告が表示される
  4. 広告収益がすべてマンガ家に支払われる

この仕組みの大きな特徴は、広告収益がすべてマンガ家に分配されるところにあります。

しかし、広告は最後までマンガを読んでもらえた場合にしか表示されないため、最後まで読んでもらえる面白いマンガを描くというマンガ家にとってのインセンティブが生まれます。

売れないマンガ家でも収益を得られる仕組みを作ることによって、マンガを描く人口の減少を防ぎ、さらにより面白い作品が生まれる可能性を高めているというのも、時代にマッチしていて非常に面白いなと感じました。

集英社に利益はあるのか?

広告収益をすべてマンガ家に支払ってしまうと、集英社は赤字を掘るだけではないのか?
僕はそう思っていました。

しかし、ジャンプルーキー!内の人気ランキング上位の作品が、週刊少年ジャンプ本誌に掲載されて単行本が売れることによって利益が上がる、という仕組みになっているのです。

  • 売れないマンガ家にチャンスを与える
  • 少年ジャンプを背負う人気マンガ家の発掘

上記の2つを同時に達成できる、新しい仕組みですね。

インセンティブ系のビジネスモデルの問題点を、「単行本の売り上げ」で解決するという発想が僕にとっては非常に印象的でした。

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「情報」のビジネスモデル

情報のビジネスモデルでは、AIやIoT、ビッグデータなどの新たなテクノロジーを利用して、画期的なビジネスを生み出しています。

その中でも僕が注目したのは、今までは職人にしか作れなかった商品を、IT活用によって誰でも作れるようにしてしまった「ネットワーク系」のビジネスモデルです。

獺祭

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お酒を飲むのが好きな方であれば、「獺祭(だっさい)」という日本酒を飲んだことがあるのではないでしょうか。

このビジネスが目指す目的は、「素人」による酒づくりです。

これまでは1人の職人が年間50回しかできなかった仕込みを、ITとデータ分析の活用によって1,700回行えるようになりました。

の圧倒的な量のトライアル&エラーによって、より一層データが蓄積されて、ますます生産性が向上するという好循環をも築いています。

僕も普段は研究で実験やデータ分析を行うことが多いですが、それがITで自動化されると考えると、かなりの生産性向上につながりますね。

これまでアナログだったものをIT活用によって効率化するというビジネスは、今後もたくさん登場してきそうです。

「ヒト」のビジネスモデル

ヒトのビジネスモデルの章では、これまでつながりを持たなかった企業や団体を効果的に巻き込み、ヒトの力を上手く使ってビジネスを発展させた事例が紹介されています。

その中でも僕は、ファンの間で熱狂的な人気を誇るあの「クソアニメ」についての図解が印象的でした。

ポプテピピック

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このビジネスモデルで特に重要なのは、「単独出資」でアニメを作成しているという点。

ポプテピピックはキングレコード単独政策にすることで責任の所在が明確になり、多数のパロディ作品を実現するなどリスクをとりやすくなった。

アニメの構成としては、前半の15分が終わったら、後半もほぼ同じ内容が再放送されるというもの。
これまでのアニメとは全く違う”逆説的な”構成です。

しかし、前半と後半で起用される声優が異なり、各声優によって他作品と関わったネタを織り交ぜています。

それによって、

  • 他作品のファン
  • 声優のファン

といった、直接ポプテピピックに興味があるわけではない潜在顧客のニーズも満たし、集客に成功しています。

僕も実際にポプテピピックを見たことがありますが、その裏にここまでよく考えられたビジネスモデルが存在していたとは思ってもみなかったです。

本書では、出演声優陣や動画配信サイト企業、放送局との関係も図解でわかりやすく説明されていますよ。

ビジネスモデル2.0図鑑の感想まとめ

僕はこの本を読んだことによって、世の中にあふれる「仕組み」を意識するようになりました。
実際に自分の周りには商品があふれており、その1つひとつにビジネスモデルが存在します。

どんな商品でも、そのビジネスモデルを意識してみることによって、自分の頭に逆説の発想が生まれるのではないでしょうか?

そんなビジネスモデルをわかりやすく図解している本書を読むことで、仕組みのイメージがしやすくなります。

ビジネスを始めたいと思っている方にはもちろん、学生の方にもぜひ読んでいただきたい1冊だと感じました。

noteというサービスを使えば全文を無料で読むこともできるので、購入前に1度目を通してみてはいかがでしょうか。
note:ビジネスモデル2.0図鑑 #全文公開チャレンジ

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