就活が始まると「リクルーター」という言葉を1度は耳にしたことがあると思います。
リクルーターが付く人はラッキーで、自分には関係のない事だと感じている方も少なくないでしょう。
しかし実際は、リクルーターが付かないと就活が無理ゲーになってしまいます。
とはいえ、リクルーターが付かない人と付く人には明確な違いがあるのも事実。
意識を変えて行動すれば、リクルーターを活用して有利に就活を進めることが可能です。
そこで今回は、
- リクルーターが付いている状態について
- リクルーターが付かないと就活が無理ゲーになる理由
- リクルーターが付かない人と付く人の特徴
についてお話しします。
最初は不安の多い就活ですが、自分にリクルーターが付くと相談相手になってもらえたり別ルートで選考が進んだりと、いいことだらけです。
この記事を参考にリクルーターが付く人の特徴を理解して、あなたも有利に就活を進めていきましょう。
そもそもリクルーターが付いている状態とは?
リクルーターが付いている状態を一言で表すと、「企業の社員と個人的にやり取りができる状態」のことです。
企業によって少し差はありますが、
- 説明会参加後
- OB訪問後
- エントリーシート提出後
上記のようなタイミングで社員から声をかけられたり、メールが届いたりした時点で、その相手がリクルーターとなります。
僕は自分に初めてリクルーターが付いたときはその事実が理解できておらず、リクルーター面談の場で「リクルーターが付いてる状態ってどういうことですか?」という質問をしました。笑
すると社員の方は、「今がその状態だよ。笑」と優しく言ってくれたのを覚えています。
また、学歴の高い学生であればプレエントリーをしただけでリクルーターが付く場合もあるのが事実です。
学歴の目安としては、MARCH以上が一般的ですね。
リクルーターが付く意味やメリット
実際にリクルーターが付くとどうなるの?
リクルーターの方とは以下の3つの順序で関係が構築されますよ。
- リクルーターからコンタクトがある
- リクルーター面談(リク面)を行なう
- リクルーターが相談相手になってくれる
順番に説明していきます。
リクルーターからコンタクトがある
積極的に就活を進めていると、ある日突然メールが届いたり知らない番号から電話がかかってきます。
そしてその内容は、
「きみ(就活生)に興味があるのでお話ししませんか?」
「弊社についてもう少し詳しく説明したいので1度会いませんか?」
といったものがほとんどです。
リクルーターのほとんどは大学のOBやOGで、人事部以外の社員である場合が多いでしょう。
リクルーター面談(リク面)を行なう
リクルーターと会う予定が決まると、実際にカフェや本社の会議室などで面談が行われます。
リクルーター1人に対して学生は1~3人で行われるのが一般的で、時間はだいたい30分~1時間くらいです。
リクルーターが大学のOBやOGであれば同じ大学の話題で盛り上がったり、業務内容や仕事についての真面目な話以外にも、「休日は何してますか?」といったカジュアルな質問をすることができます。
とはいえ、企業の人間と学生が会って話をする機会は基本的に“選考”だと考えるべきなので、何を質問するかくらいはある程度考えておきましょう。
リクルーターが相談相手になってくれる
リク面が終わったあとも、リクルーターに個人的に連絡をすることが可能です。
なぜなら、コンタクトがあった時点でこちらは相手の連絡先を手に入れていますからね。
相談する内容は完全に就活生の自由で、
- エントリーシートの添削(LINEやメールで画像を送信)
- 面接対策(実際に会うか、電話で練習相手になってくれる)
- 就活に対する漠然とした不安
上記のように、就活の準備から個人的な話までなんでも相談に乗ってくれます。
そのため、1人でもリクルーターが付くとかなり多くのメリットが得られますよ。
リクルーターが付かないと就活は無理ゲー
リクルーターが付くとかなり多くのメリットが得られるとはいいましたが、逆に、リクルーターが付かないと就活は無理ゲーともいえます。
大企業になるほどリクルーター制度に頼った採用活動をしており、母校の優秀な学生を早期に囲い込む“学閥文化”が根強く残っているからです。
リクルーターによる選考は裏ルートとして進行し、内定者の多くはこの「リクルーター選考」によって採用されるのが現実。
そのため、リクルーターが付いていない状態だと得られる情報も少なく、内定をもらうのが非常に難しい企業が多いでしょう。
企業側からするとできるだけ信頼できる学生を採用したいのは当然なので、社員と接触する機会の多い”リクルーター選考の学生”が優先的に内定をもらえるのも納得ですね。
つまり、リクルーターが付かないと就活は無理ゲーだといえます。
実際に僕のまわりの友人たちも、全員がリクルーター経由で内定をもらっていました。
リクルーターが付く人の特徴
リクルーターが付かないと無理ゲーだという現在の日本の就活ですが、どうすればリクルーターに付いてもらえるのでしょうか?
その疑問への答えとしては、「就活に対する積極性」が大きく関係していると考えられます。
リクルーターが付きやすい学生の主な特徴は以下のとおり。
- プレエントリー、エントリーの時期が早い
- 説明会やOB訪問で何度も質問をする
- 自分から社員の方に接触しに行く
上記のような姿勢をみせるだけで、「お、この学生はウチの企業に対して積極的だな」と感じる社員が多いです。
あなたが学生を採用する立場だとすると、1度も発言をせず話を聞いているだけの学生と、自分にいろんな質問をしてきて意欲が感じられる学生、どちらを選ぶ可能性が高いでしょうか?
冷静に考えればその答えは明確です。
結論としては、就職活動全体において積極的な姿勢をみせる学生は良い意味で目立つため、企業の人間も興味を持つ可能性が高くなり、リクルーターが付きやすくなるといった傾向がみられます。
自分のことをみる企業の担当者の気持ちを考えて行動するのがポイントです。
相手も自分と同じ人間だからね。
積極的な人と一緒に働きたいんだと思うよ。
リクルーターが付かない人の特徴
先ほどの結論からすると、リクルーターが付かない人の特徴は「積極性に欠けること」だといえますが、それは具体的にどんな特徴のことを表すのでしょうか?
僕が就活中に見てきた学生の中でも、特に消極的だと感じた人たちの特徴は以下の3つです。
- 1~2時間もある説明会で1度も質問をしない
- まわりの学生に流されているだけで自分の意志がない
- 就活をくだらないと感じる気持ちが表れている
結局は、企業の人間にいい印象を与えないとリクルータに付いてもらうことはできないのが現実です。
消極的な姿勢を貫いていては、当然ですがまったく社員の印象に残りません。
最初は仲のいい友人たちと一緒に就活を進めることが多いですが、次第にそれぞれが自分に合った道を選んでいくのに対して、意志を持たずついて行くだけでは納得できる企業はみつかりませんし採用もしてもらえません。
たしかに僕も就活がくだらないと感じた場面は多かったですが、今の僕は自分の力で稼ぐスキルを1つも持っていないので、就活はくだらないと感じつつもとりあえず就職するのが正解だと判断しました。
就職して働く道が自分に合わないと思えば辞めればいいですし、1度は就職して働く経験には必ず価値があるはずです。
- 就活がくだらないと感じた瞬間については以下の記事でまとめているので、よければ合わせてご覧ください。
まとめ:リクルーターが付かない人は積極的になろう
自分にリクルーターが付くかどうか不安な方や、現状リクルーターが付いておらず就活に困っている方は、1度気持ちを切り替えて積極的に行動してみることをオススメします。
この記事でお話ししてきたように、リクルーターが付く人と付かない人の特徴は明確ですからね。
- いままでより多くの説明会に参加してみる
- 説明会では事前に考えた質問をぶつけまくる
- 説明会のあとに感謝のメールを送ってみる
上記のように、自分の積極性をアピールする方法はいくらでもあります。
思いついたらあとは行動するかしないかだけです。
就活がめんどくさい気持ちは分かりますが、せっかく大学を出たのに就職できずフリーターになるのは金銭的に厳しい部分があるので、思い切って行動してみましょう。
1度リクルーターが付けば、その後の就活はかなり順調に進んでいくと思いますよ。
今回は以上です。それではまた!
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