- 自分は本当にこの企業で働きたいのか?
- この企業に就職して、自分のキャリアプランは達成できるのか?
今回は、上記のような内定ブルーな方の疑問にお答えします。
どうも、なすび(@nasubi_toku)と申します。
大手の自動車メーカーから内定をもらったものの、自分の人生のビジョンがうまく見いだせず、内定ブルーになっていた大学院生です。
とはいえ、今ではもう内定ブルーを解消して、未来のために少しずつ行動を起こしています。
この記事では、学生が内定ブルーになってしまう理由からその解消方法まで、僕自身の経験をもとにお話しします。
自分の人生について悩んでいるあなたも、この記事を読めば今の自分がやるべきことが見えてくるはずです。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
内定ブルーとは
- 自分は本当にこの企業に働きたいのか?
- この企業に就職して、自分のキャリアプランは達成できるのか?
上記のような不安は、たとえ第一志望の大手企業から内定をもらった人でも抱えることがあります。
僕も真剣に自分の人生について考えているうちに、「本当に自分が選んだ企業は正解だったのか?」と思うことがありました。
大手企業の入社が決まっているのになぜ内定ブルーになるのか?
しかし、あなたは大変な就活を乗り越えて大手企業から内定をもらったはずなのに、なぜ内定ブルーになってしまうのでしょうか?
それには2つの理由があります。
企業の期待に応えられる自信がない
学生が内定ブルーになってしまう1つ目の理由は、自信の喪失です。
特に大手企業やバリバリ働くことが予想される企業では、「その中で自分はちゃんと仕事をこなすことができるのだろうか…?」と、入社前から自信を失ってしまうことがあります。
自分も内定をもらったとはいえ、周りには倍率の高い選考をくぐり抜けてきた猛者ばかり。
やる気に満ちあふれた同期たちと対面すると、ますます自信がなくなり不安を抱えることになります。
優秀な人たちと一緒に働くということは、それだけ高いレベルの仕事を要求されるのではないかと思ってしまうわけです。
そういった自信の喪失が、内定ブルーを引き起こす原因の1つだといえます。
自分の知識量が増えた
2つ目の理由は、自分の知識量の増加です。
具体的には、
- 同じ業界の他社
- 他の業界
- 自分の人生設計について
上記のような知識が増えると、多くのことを考えるようになります。
その結果、自分の入社する企業が本当にベストなのかどうかが分からなくなり、内定ブルーに陥ってしまうというわけです。
僕が内定に対して感じた不安はまさに上記のとおりでした。
僕が入社を決めたのは大手企業ではありますが、自動車系の会社です。
そこで、いろいろと調べて考えているうちに、
「IT業界の方が良かったんじゃないか?」
「最初はベンチャー企業で成長した方が将来的なキャリアアップにつながるんじゃないか?」
と悩んでしまいました。
このように、知識が増えるとより多くのことを考えてしまうので、大手企業への入社が決まっている学生が内定ブルーになるのも納得できます。
内定ブルーを解消する方法
内定をもらってから数ヵ月が経過した今となっては、僕はもう内定ブルーを解消して社会人に向けて次の1歩を踏み出しています。
ここからは、僕が内定ブルーを解消した方法についてお話ししていきますね。
たくさん本を読む
僕は内定をもらってから、たくさんの本を読みました。
ビジネス系やお金の勉強、就職や転職についての本まで、その種類はさまざまです。
意外と気が付いている人は少ないですが、本に書かれている情報は、その著者の人生を集約したものになっています。
著者のそれまでの経験や知識を1冊に凝縮してまとめられたものが、1,000円とか2,000円で売られている。
つまり本を読むことによって、自分以外の人生を疑似的に体験できるというわけです。
多くの本は仕事や研究で成果をあげた方によって書かれているので、その内容は濃いものばかり。とても多くの情報を得られます。
そうして本を読んでいるうちに「自分の選択はベストだったのか?」という考えは消えて、「自分の入社する企業でどのようにして成果をあげていこうか?」と考えるようになってきます。
そんな意識が表れ始めたら、きっともう内定ブルーは解消されているはずですよ。
いろんな人と話す
いろんな人と話すことによっても内定ブルーを解消できます。
僕が内定ブルーの時期に話してよかったと思うのは以下のような人たち。
- 大学やバイトの先輩・後輩
- 社会人以降の人生について真剣に考えている友人
- 尊敬している人(僕の場合はバイト先である学習塾の校長でした)
上記には親や大学の先生が含まれていませんが、それには理由があります。
今の大学生の親や先生の世代には、産業時代の古い考えがまだ根強く残っているのが現状です。
なので、これからの情報時代の生き方について相談するには、とても向いている相手だとは思えません。
もちろん親や先生の中にも、今がどんな時代でどう生き抜くのが有効なのかを真剣に考えている方もいますが、それならもっと若い世代の人たちと話した方が早いです。
「いい大学に入って大企業で定年まで働く」という産業時代の働き方は、今ではもう破綻しています。
そのため、すでにそれ以外の働き方をしている方や、「産業時代と情報時代では有効な働き方が違う」という事実を理解している方と話すことで、より今の自分に必要なことが明確になるはずです。
時間がすぎるのを待つ
最終的には、時間がすぎれば内定ブルーは解消されます。
入社の日が近づいてこれば、自然と「その企業でどう働くか」について考えるようになるからです。
上記のように考えられると悩みのステップが1段階上がって、入社に対する不安よりもやる気の方が大きくなってきます。
時間が内定ブルーを解消してくれるとは言いましたが、本を読んだり人と話すことによってもその時間を早めることが可能です。
今までどおり悩みつつ時間がすぎるのを待つのもいいですが、自分の意志で何か行動を起こして残りの学生時代をすごす方が早く内定ブルーを解消できるでしょう。
学生のうちの行動量で、人間の魅力には大きな差がつきますよ。
これを機にブログで自分の考えを発信してみるのもおすすめです。
- ブログの始め方については以下の記事で詳しく解説していますよ。
社会人になってからも選択肢はたくさんある
終身雇用の崩壊や年金問題のこともあり、今の学生の頭の中には「普通にサラリーマンとして働いて、自分の未来は明るくなるのか?」という漠然とした不安が存在しているのではないでしょうか?
そのため、内定ブルーの根底には「就職するか、フリーランスなどの就職とは別の生き方をするか」という考えも少なからず存在するはずです。
▼年金問題に対して学生が取るべき行動については以下の記事でもお話ししています。
最近でこそ話題にあがることが多くなってきた“フリーランス”という働き方ですが、その現状はやはり不安定で、とても安心した生活が送れる働き方だとは思えません。
社会人になってからでも、働き方を選ぶことはすべての人に与えられた権利です。
この令和の時代、世の中に仕事はあふれているため、社会人になってからでも選択肢はたくさんあります。
そのため、まずはどんな会社であれ就職して、社会人として働いてみてから深く考えてみるべきだと思います。
なんといっても学生はまだ社会に出た経験がないわけですからね。
学生のうちに悩んでいても仕方がありません。
その悩む時間を使って、社会人になってからの選択肢をいくつか考えておいた方が有効です。
まとめ:内定ブルーで悩んでいても社会人生活はいずれ始まる
結局は、内定をもらっているのであれば、あなたにも必ず社会人になる日が来ます。
どれだけ悩んでいても確実に来ます。
たしかに、自分と向き合って人生について真剣に考える時間は大切ですが、悩みすぎても仕方がありません。
悩んでいるくらいなら、少しでも未来の自分のために努力を積み上げた方が有効です。
僕も就職するかしないかで悩んでいた時期はありましたが、就職しなかった場合の未来についていくら考えても成功するビジョンが見えませんでした。
なので今は、 就職してから自分はどんな人生を送りたいのかについて深く考えています。
過去の選択について後悔するよりも、これからどうしていくか考える方が楽しいよね。
どこかで気持ちを割り切れば、意外と簡単に内定ブルーは解消できますよ。
自分がどんな人生を楽しいと思えるかを考えてみるのがオススメです。
今回は以上です。それではまた!
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