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なすび
勤め人卒業したい
29歳、社会人5年目。院卒からのキャリアを模索しつつ生産技術職として働いてます。現在目指しているキャリアは不動産賃貸業での独立。高属性なのにDIYしがち。【経歴】国立大→大学院→自動車メーカー→マレーシア駐在|FP3級|TOEIC745点|甲種危険物取扱者|第2種電気工事士|趣味は筋トレとブログとDIY|ラジオ配信もやってます。
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大学院生になるか、社会人になるか【楽なのは大学院生】

大学院生になるか、社会人になるか
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とまと

大学院に進学するか、学部卒で就職するか迷ってるんだけど、大学院生と社会人って結局どっちが楽なの?

それぞれのメリットとか、進学と就職を判断するときの客観的な基準について教えてほしい。

こんな疑問にお答えします。

この記事の内容はこちら
  • 大学院生と社会人、どっちが楽なのか?
  • それぞれのメリット&デメリットを解説
  • すでに人生設計ができているなら、大学院に進学せず就職しよう
なすび

どうも、なすびと申します。

ぼくは理系の大学院生として、2年間の研究生活を送ってきました。
すでに就活も終えており、もうすぐ院卒で社会人となります。

大学3年生ぐらいになると、「そろそろ自分の進路について考えなければいけない」と不安になり始めますよね。

そんなときに誰もが直面する、「大学院生か社会人、どちらを選ぶか」という問題について今回はお話ししていきます。

この問題について真剣に考えないまま進路を選ぶと、5年とか10年ぐらい後悔するかもしれません。

実際に、「あのときは、ああしておけばよかったなあ…。」と言っている30代の方をたくさん見かけますからね。

あなたはそんなふうに後悔しないためにも、ここで自分の人生について1度しっかりと考えておきましょう。

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目次

大学院生と社会人、どっちが楽なのか

結論からいうと、大学院生の方が圧倒的に楽です。

学部卒で就職した友人や、院卒で就職した先輩からの話を聞くと、学生の方があきらかに気楽です。

その理由は以下の3つ。

  1. 責任がない
  2. 時間にルーズでもいい
  3. データさえ出せば、研究中に何をしていてもいい

順番に解説します。

大学院生には責任がない

大学院生と社会人で1番大きく異なる点は、「お金をもらっているかどうか」です。

その点を考えると、大学院生にはほとんど責任がありません。

もちろん、教授に報告するためのデータは定期的に出さなければなりませんが、ぶっちゃけ間に合わなくても謝れば大丈夫です。

お金をもらっているわけではありませんからね。

責任がないとはいえ、自分でいろいろ調べて試行錯誤して、繰り返し実験をして得られたデータをいくら納品しても1円にもならないというのが、つらいところではありますけどね。

時間にルーズでもいい

研究室によってコアタイムは違いますが、大学院生は時間にルーズでも大丈夫です。

コアタイムとは、研究室に必ずいなければいけない時間帯のこと。

コアタイムが10:00~17:00ならば、その時間は研究室にいないと教授に怒られる場合もある。

もちろん、ゼミや会議の時間にはきっちりと間に合う必要がありますが、普段の実験に細かいタイムスケジュールはありません。

存在するのは「自分の研究テーマでデータを出す」という目標だけです。

各メンバーがそれぞれの目標を目指して自分なりのスケジュールで研究を進めていくので、あまり時間に追われることはありません。

しかし、企業と共同研究をする際には、企業側から「〇月〇日までに、これぐらいのデータを出してくれ」と言われることもあるので、その場合は無賃労働しなければなりません。

むしろ学費を払って働いているので、もはや意味不明ですね。

なすび

そんな疑問を抱くこともありますが、自分が“大学院”という道を選んだ以上は文句を言えませんね。

データさえ出せば、研究中に何をしていてもいい

大学院生には責任がないので、研究中に何をしていても大丈夫です。

  • イヤホンで音楽を聴きながら実験する
  • YouTubeで動画を見る
  • 研究室のメンバーとソシャゲをする

上記のようなことを、社会人が就業時間中にしていたら、張り倒されますね。笑
でも大学院生には責任がないので大丈夫なんです。

本当にデータさえ出していれば気楽に生活できます。お金が絡んでいないので人間関係が変にこじれることも少ないです。

さらに、研究テーマもひとりずつ与えられているので、誰かがサボっていても自分にダメージはありません。
とにかく自分のことさえやっていればいいので、とっても気楽です。

▼とはいえ大学院生にもつらい場面はあるので、そんな「大学院生のつらい現実」が知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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大学院生と社会人、それぞれのメリット

大学院生と社会人のメリットは、「お金か時間、どちらに縛られるか」という視点から考えることができます。

簡単にいうと、

  • 大学院生:時間に縛られずに行動できる
  • 社会人:お金に縛られずに行動できる

といった感じです。順番に解説しますね。

大学院生は時間に縛られずに行動できる

先ほどもお話ししたように大学院生は、自分である程度の実験スケジュールを組んで研究していくので、そこまで時間に縛られずに行動できます。

  • 午前中はゆっくりして、午後から実験を始める
  • 3ヵ月の長期インターンシップに参加する
  • 1年間休学して海外に留学する

学生という身分であるがゆえに、時間には大きく余裕があります。

だらだら過ごしても良し、がっつり勉強しても良し、というなんとも時間的に自由な生活スタイルが実現可能です。

その一方で、時間はあってもお金がないので、お金のかかる行動はとりづらいですね。

大学院に進学するメリットについては以下の記事でまとめているので、よければ合わせてご覧ください。

社会人はお金に縛られずに行動できる

「お金に縛られずに」というと語弊があるかもしれませんが、“大学院生と比較して”という意味なのでご理解ください。

社会人としてある程度の給料をもらっていれば、大学院生ではちょっと手が出せないような額の買い物や、お金をケチらなくていい場面も増えます。

ちょっと高価な食事などの贅沢もできますね。

その代わりに、社会人には責任があって、時間にも縛られています。

「お金はあっても使う時間がない」という社会人の方も一定数いるのではないでしょうか。

とまと

大学院生と社会人の違いはなんとなく分かったけど、結局どっちを選ぶのがいいんだろう?

なすび

では、その判断基準を次でお話ししますね。

大学院生か社会人、どちらが正解か

大学院か社会人を選ぶときの判断基準は「人生設計ができているかどうか」です。

人生の大枠が決まっている

  • 両親への金銭的な負担のため大学院に進学できない(就職しかない)
  • 現在の恋人と早く結婚したい(お金が必要)
  • 大学院生として研究するのよりも、社会人としてすぐに働きたい

卒業してすぐにお金を稼ぐ必要があるとか、これ以上学費を払ってまで研究するのは嫌だから、企業に勤めて給料が欲しいといった理由や動機があって、社会人を選択する人が多いです。

「自分が何をしたいか」「この先どう生きていくか」の大枠が決まっている人は社会人を選んだ方が良いと思います。

やりたいことをするにはお金が必要ですし、我慢してまで学生を続ける必要もありません。

人生について特に何も決まっていない

  • 両親が進学することを許容している(金銭的にも余裕がある)
  • 養わなければいけない恋人がいない(お金が必要ではない)
  • 大学の3年間を過ごしたが、特にやりたいことが見つからなかった

大学院生を選ぶべきなのは、「特に何も決まっていない人」です。

実際に僕もそうでしたが、大学3年生の頃なんて、自分の人生について深く考えていませんでした。

時間が経てば勝手に卒業して、勝手に就職するものなんだと思っていましたね。

そのため僕は、自分の人生についてもっと深く考えるために、大学院に進学することを決めました。

大学院入試の面接では、「もっと研究を深堀りしたいと感じたからです!」とか言ってましたが、全然そんなことは思ってなかったです。笑

でも実際に大学院生になって、本を読んだりビジネス系のYouTubeを見たりするうちに、自分のやりたいことが見えてきました。

“何も決まっていなかった”僕は、進学してホントに良かったと思っています。

まとめ:人生設計ができているならば、社会人になろう

結論としては、社会人よりも大学院生の方が圧倒的に楽です。

しかし、僕の感覚としては、研究したいという意思をしっかりと持って大学院に進学する人は少ないように感じます。

実際に僕も、何がなんでも研究したいというわけではありませんからね。

しかし僕は、この2年間という時間に縛られない期間を利用して、自分の人生についていろいろ考えました。

社会に出るのは2年遅れましたが、その遅れをすぐに取り戻せるぐらいのインプットができたと思います。

もちろん最後に選択するのはみなさん自身なので、じっくりと考えてみてください。

  • 人生の大枠が決まっていれば社会人
  • 人生設計が皆無であれば大学院生

という判断基準も参考にしてみてください。
何も考えず適当に決めてしまうよりは、効果があるでしょう。

僕はみなさんが後悔のない選択をできることを願っています。

それではまた!

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大学院生になるか、社会人になるか

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