日本の学歴社会っていつ崩壊するの?
学歴がなくても社会から評価される方法はあるの?
今回は、上記の疑問にお答えします。
「いい大学に合格して、大企業に入社すれば人生勝ち組」という“学歴社会”の時代は崩壊しました。
企業内で出世しても給料に上限があるうえに、責任と仕事量は倍増します。
日本では、いまだに学歴社会を信じすぎている人が山ほどいますが、そのままだとずっと会社から搾取され続けるだけの人生を送ることになります。
しかし、
自分には学歴がないから、会社で働くことしかできない…。
と思っている方でも大丈夫です。
すぐに行動を始めれば、学歴意外にも社会から評価されるスキルを身につけて、自分の市場価値を高められます。
- 学歴社会は崩壊しつつある
- 高学歴であることのメリットは、特別なものではない
- 学歴がなくても社会から評価される方法
学歴社会が根強く残っている日本では、早くから行動を起こした人が有利になれますよ。
ぜひ最後まで読んで、この先の自分の人生についてじっくりと考えてみてください。
日本の学歴社会は崩壊しつつある
日本ではいまだに学歴社会が根強く残ってはいますが、令和のうちに崩壊するのは確実です。
大企業でもリストラが始まった
「このまま“お荷物社員”を抱えていては、生き残れない」と判断したのか、日本の大企業でも、大規模なリストラが始まりました。
- 東芝:5年間で7千人の人員削減計画
- NEC:45歳以上の希望退職者を募集
- 富士通:早期退職制度で2850人を削減予定 など
この事実は、「高学歴で大企業に入った人でも、使えなければリストラする」ということを意味しています。
大企業に入るために必死に勉強してきた人たちにとっては、大変な話ですよね。
しかし残念なことに、今後もこのリストラの流れは続き、会社員であっても安心できない時代に突入していくことは確実です。
学歴がなくても、スキルがあれば評価される時代
最近は“フリーランス”という言葉を耳にする機会が増えてきましたが、フリーランスとして働いている人に高学歴な方が多いかと言われると、そうでもありません。
フリーランスの人たちに共通している特徴は、学歴ではなく“スキルの有無”です。
今の時代において、具体的にどのようなスキルが評価されるかというと、
- ログラミング
- Webデザイン
- ライティング
- SNSやYouTubeなどで情報を発信するスキル
- 業種に縛られない「人を
インターネットが普及した現在では、プログラミングなどのIT系スキルはかなり重宝されます。
また、ネットで多くの人を集められる影響力を持つことも、ひとつのスキルとして認められる時代になってきました。
この時代の流れは、今後しばらく変わりません。
今でも昭和や平成初期の考え方が根強く残っているように、さらに革新的な技術が登場しないかぎり、今後も大きく時代が変わることは考えにくいからです。
でもさ、そもそもスキルを身につけるのに学歴が必要なんじゃないの?
そんなことないですよ。大事なのは「行動するか、しないか」だけです。
高学歴のメリットは、特別なものではない
先ほどお話ししたようなスキルは、「自分で実践して改善する」という行動の過程で身につくものが多いので、学歴は関係ありません。
高学歴であることのメリットとしてすぐに思い浮かぶのは、以下の3つぐらいです。
- 就活で有利になれる
- 頭がいいと思われる(社会的信用や権威性の確立)
- 周りにも高学歴の人たちが集まる
しかし、この程度のメリットのために、お金にならない学問の勉強を何年も続けるのは正直コスパが悪いです。
確かに国立大学の大学院に通っていて上記3点のメリットを実感してはいますが、高校~大学院までの7~9年を費やしてでも手に入れるべきなのかと言われると、全然そんなことはありません。
むしろ、プログラミングなどの勉強をしながら少しずつお金を稼いでスキルを身につける方が、圧倒的に社会からの評価を得られる人材になれると思います。
9年もプログラミングの勉強をしていたら、世の中の大体の需要にこたえることができるはずですからね。
高学歴であれば、優秀な人材なのか?
ここでひとつ思い浮かぶのは、「高学歴な人は、優秀なのか?」という疑問です。
結論からいうと、その答えは“NO”です。
「優秀」という言葉の定義にもよりますが、「社会から必要とされる人材が“優秀”である」とすれば、高学歴なだけで社会から必要とされるわけではないですからね。
どれだけ難しい学問が得意でも、一般的な会社からすれば、そんな知識は使わないので価値なしです。
たしかに、高学歴な人には自分の頭で考える力が備わっていることが多いですが、スキルを身につけるのに重要なのは「行動するか、しないか」だけです。
なので、自分の学歴に自信がない方は何か行動を起こしてみましょう。
高学歴でも「いい大学に行って、いい会社に入れば人生勝ち組」という考え方を断固として変えず、まったく行動しない人はたくさんいます。
自分から行動しない人は社会から評価されにくいので、たとえ学歴があっても優秀とは言えませんね。
学歴がなくても、社会から評価される方法
結論から言うと、以下の2つの方法が考えられます。
- 信頼の稼ぎ方を身につける
- PDCAサイクルを回せるようになる
順番に説明していきますね。
信頼の稼ぎ方を身につける
社会から評価される要因として最も重要なのは「信頼」です。
全く信頼できない人とは一緒に働きたくないですからね。
その点、高学歴の人の多くは勉強に必死に取り組んだ経験を持っているため、それだけで十分に信頼されやすいです。
それはなぜかというと、高学歴であることそのものが「1つのことに熱中して、中長期的に継続できる」という実績を意味しているからです。
やはり誰もが取り組んだことのある勉強だと、継続することの凄さを感じ取りやすいですからね。
学歴以外でも信頼を稼ぐことはできる
でも別にその実績って、勉強じゃなくてもいいんですよね。
「何かに熱中して取り組み、上を目指した」という実績が分かれば信頼してもらえることが多いので、スポーツでもゲームでも何でもいいんです。
学歴以外でも、信頼を得られる要因はたくさんありますよ。
- 飲み会の幹事を何度もつとめた経験
→大人数をまとめて管理するのに慣れている - ヒッチハイクで〇〇まで行った経験
→未知の領域にチャレンジする姿勢がある - 筋トレを継続して、〇〇kg増量した経験
→物事を継続して改善・達成する力がある
といった評価ができると思います。
自分なりに“信頼される実績とは何か”を考えて、信頼の稼ぎ方をいくつか身につけておくことが大事です。
勉強以外にも、評価されるスキルや実績はいくらでもありますからね。
ホントに何でもいいのかな?
大事なのは「何に取り組んだか」よりも「どう取り組んだか」という、実績の見せ方ですよ。
PDCAサイクルを身につける
PDCAサイクルとは、
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
の頭文字をとった言葉で、業務の効率化を目指す方法のひとつです。
- Plan:目標を達成するための計画を立てる
- Do:計画を実行する
- Check:実行した結果に問題点はないか評価する
- Action:評価をもとに改善して次につなげる
4つの項目をひたすら回すことで、失敗を改善しながら目標の達成を目指します。
PDCAサイクルを1人で回せるようになると、「何が原因で失敗したのか、何をどのように改善したら結果が良くなるのか」を自分の頭で考えられるようになります。
このスキルがなぜ社会から評価されるのかというと、“目的達成のために、1人で継続的な改善を行うことができる”と判断されるからです。
人から指示されてやるのは簡単なので、自分1人で出来るようになることが重要です。
個人として社会から評価されるには、仕事の1から10までを一貫してこなせるようになる必要がありますからね。
PDCAサイクルはどこで身につけられるの?
普段の生活や仕事の中にPDCAサイクルの考え方を取り入れるだけで身についてくるので、こちらも学歴は関係ありません。
誰でもできるようになります。
特にPDCAサイクルの考え方を研究活動に取り入れている大学院生であれば、ブログ運営を通してそのスキルをより強化してみてはいかがでしょうか。
» 大学院生には副業の準備として、ブログ運営をおすすめします【早く始めるほど有利】
まとめ:学歴社会は終わったので、すぐに行動しよう
これからの時代で評価される人間は、「自分の頭で考えて、行動に移す人」です。
学歴がなくても、人にはもとから考える力が備わっているので、ぶっちゃけ“行動したもん勝ち“です。
なんのスキルも持たないまま会社からリストラされたら人生が詰んでしまうので、できるだけ早めに行動しておきましょう。
読書やプログラミング学習でもいいですし、筋トレでも何でも良いです。
重要なのは何をするにしても、自分の頭で考えることですね。
自分の頭で考える力を身につけるには、以下の本がおすすめです。
これを機に、何か1つでも新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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