どうも、なすびと申します。
時間の流れは本当に早いもので、僕が社会人になってからもうすぐ1年です。
僕が就職したのは大手の自動車メーカー。
4月に入社してから、新入社員研修、配属、販売店実習、製造現場実習など、いろいろな経験ができました。
そうこうしているうちに、僕はもう社会人2年目に突入しようとしています。
というわけで今回は、この1年間を自分なりに振り返ってみて感じたことを、「社会人1年目の報告書」としてまとめました。
やや抽象的な話が多めですが、ぜひ最後まで読んでみてください。
実体験をベースにして書いたので、これから社会人になる方には必ず参考になるはずです。
- ぶっちゃけ社会人ってどんな感じなの?
- 自分なりのゴールがないと社会人は辛すぎる
- 社会人だからこそ勉強して、お金を貯めよう
日本における社会人の実態
まずは僕が実際に1年間働いてみて感じた、社会人の実態についてお伝えしていこうと思います。
サラリーマンに限った話をすると、日本の社会人はだいたいこんな感じです。
- 仕事は生活のため、仕方なく毎日働いてる
- みんな今の会社で定年まで働こうと考えてる
- 毎週、休日が楽しみで仕方ない
多くの学生がイメージしているとおり、社会人のほとんどは仕事を楽しんでいません。
まずはそうなってしまう理由について、実体験を交えながら解説していこうと思います。
一応触れておくと、僕はそこそこ楽しみながら働いてますよ ^^
» 結局、ぼくは大企業に就職してよかったのか?【社会人1年目の本音】
みんな生きるために働いてる
「あなたは何のために今の仕事を続けていますか?」という質問を投げかけたら、多くの社会人は「生活のため」と答えるはず。
さらに「じゃあ今の仕事は楽しいですか?」と質問した場合、Yesと即答できる人は少ないでしょう。
そうです、みんな生きるために仕方なく楽しくもない仕事を続けているんです。
当然みんな好きなことを仕事にして生きていきたいけど、それは実現不可能だと思いこんでいる。
だから今の会社に雇われて働くしかない。
あなたもお察しのとおり、それが日本の社会人ってやつですね。
僕が就職した会社でも、心から仕事を楽しんでいる人は今のところ1人も見ていません。
「終身雇用」はもはや死語
自分(および家族)が生きていくために働いている社会人ですが、その多くは今後もずっと同じ会社で働き続けていくことしか考えていません。
未だに終身雇用を信じ切っているんです。
正確にいうと、「信じている」というよりは「信じたい」みたいな感じでしょうか。
技術革新が進んで働き方の見直しが叫ばれているこの時代、誰しもが多少なりとも「自分は今の仕事を定年まで続けていけるんだろうか?」と考えたことはあるはず。
それでも、いざ何か新しい行動を起こそうとすると、何故かモチベーションが上がらない。
変化には必ず負荷が伴うので、やっぱり現状維持が1番楽なんです。
だから終身雇用を信じて今日も明日も会社に通う。
毎日同じことの繰り返しで、挑戦することなく時間だけがただ過ぎていく。
ほとんどの社会人がそんな日々を送っています。
定年って何歳なんだろうか
今の会社で定年まで働いて退職金をもらい悠々自適な年金生活を送る!という「逃げ切り作戦」に徹している社会人がほとんど、というのが日本の現状です。
この思想は日本社会が数十年間かけて築き上げてきたものなので、かなり根深いところまで浸透してます。
というのも、僕の同期(20代前半)でさえ終身雇用ありきの人生設計をしてるので。
入社式では僕の隣の席のやつが「これから40年間ここで働くのか~」とか言ってました。
完全に勉強不足ですね。
気になるのはこの”40年”という適当な試算。
2021年現在だと定年は60歳、希望者は65歳まで継続して働けるというのが日本の法律です。
しかしこれから40年もの間、この数字が変わらない保証はどこにあるんでしょうか。
もしかしたら定年退職できるのは70歳になるかもしれないし、それ以上かも。
そんな不確定な要素を何十年間も信じて生きていくなんて、冷静に考えたらリスク管理ができてなさすぎです。
それでも「定年=60歳」という頭で会社に通う社会人は多く、みんなが現状維持に徹している。
この人たちは大丈夫なんだろうか、と他人の僕でも心配になっちゃいますね。
会社に「この人みたいになりたい」と思える人はいなかった
僕はいつも発信しているとおり、サラリーマンとして副業をしつつ機が熟したら独立しよう、という考え方のもと会社に通っています。
その副業というのは今あなたが読んでいるこのブログだったり、不動産賃貸業だったりします。
そんな独立志向の僕からすると、「この人みたいになりたい」と思える人は会社に1人もいませんでした。
僕の就職した大企業でさえも、「自ら価値を生み出していこう」みたいな考え方で働いている人は見事に1人もいなくてビックリ。
とりあえず会社に来て時間がすぎれば給料がもらえる、的な発想の人がいかに多いことか。
そりゃ転職も独立もできませんわ。
そんな状態でリストラでもされたら、次の良い働き先を見つけるのは至難の業でしょうね。
社会人にとってのゴールを定義する
前半でお話したとおり、社会人の大半は数十年後の定年退職をゴールにして働いています。
しかもそのゴールはもしかしたら予定している時期の5年後だったり10年後だったり。。
一方、僕は5年以内に独立の基盤を構築→10年以内に独立、というゴールを見据えて働いています。
人によって価値観は違うので一概には言えませんが、一般的な社会人のゴールって遠すぎる上に不確定すぎる気がしてなりません。
ゴールってのはもっと近く、明確に設定するべきものだと僕は思ってます。
ゴールがないとゲームは始まらない
そもそも社会人の中には、自分が何のために働いているのか、何を目指しているのかが定まっていない人というのがいっぱいいます。
つまり、ゴールなしで走り続けている人が大半なんです。
走り続けているというよりも、強制的に”走らされている”といったほうが適切でしょうか。
嫌でも時間は勝手に過ぎていくので。
人生をゲームに見立てると、「何をすれば勝ち」というのが分からないまま参加している状態ですね。
だからルールも分からないし有効な手段も思いつかない、みたいな感じの人がめちゃくちゃ多い。
まずは「〇年以内に年収を□□万円増やす」みたいな感じで何らかのゴールを設定するのが大事です。
でないと、いつまでたってもゲームは始まりません。
人生を資本主義ゲームと見立てた場合の攻略法はサウザーラジオで語り尽くされているので、気になる方はぜひ聴いてみてください。
» 資本主義のルールはサウザーラジオを聴いて学ぶべし【ゲームの攻略にはルールの理解が必須】
生きるためだけに働くなんてつまらない
自分の価値観に従ってゴールを設定すると、あなたの思考や行動は少なからずそのゴールに辿り着くための方向へ向かっていくはず。
ここで気をつけたいのは、ゴールの条件にはできるだけ具体的な期限と数値目標を設定する、ということ。
一応、「定年まで今の会社で働く」というのもゴールにはなるんですが、そんなの健康に生活してれば時間が解決してくれます。
能動性に欠けるといいますか、何だか”目指している感”が全然ない。
そんなフワフワした不明確なゴールだと、生きるためだけに働いているのと同じです。
だからこそゴールを設定するときには、
- 期限
- 数値目標
をできるだけ具体的に決めるようにしましょう。
僕の場合は「30歳までに5棟10室以上の収益不動産を持つこと」ですね。
今の僕はそのゴールを達成するためにサラリーマンとして働いています。
強制的に走らされている訳ではなく自分の意志で走っているからこそ、ちゃんと自分が前進していることを実感できるし、人生が楽しいんですね。
社会人にとってゴールの有無は、人生の楽しさを決める非常に重要な要素だと思います。
そんなに意識高い系のゴールではなく、「趣味を極める」とかでも十分です。
期限と数値目標が揃っていて、そこに向かう過程を自分が楽しめるのであれば何でも良し。
今すぐに思いつかなくても、そんなゴールを探して日々を生きていたほうが楽しいですしね。
お金の勉強をしよう。お金を貯めよう。
自分なりのゴールが設定できたら、次はそれに向かって走り出すことになります。
そこで厄介になるのが、お金の不安です。
どんなゴールを設定したとしても自分が生きていくためには必ず生活費が必要になるし、ゴールを目指すための活動には絶対にお金がかかるはず。
そんなときに自分が生きるので精一杯、みたいな金銭状況だとゴールもクソもありません。
まずは財務劣等生から抜け出しましょう。
個人的には、貯金体質のない凡人が何かを成し遂げるのは不可能だと思ってます。
資本主義社会において、お金っていうのはそれくらい大事。
社会人になると、悪い大人たちが寄ってたかってあなたの財布をこじ開けようとしてきますからね。
僕は入社初日からそんな経験をしました。
» お金の勉強をしていない新社会人は、初日からお金をむしり取られます
自分のゴールを追いかけるのであれば、そのための活動費をしっかり稼ぐことは常に考えておかなければなりません。
そこから逃げると、一生お金の奴隷として生きることになるだけです。
だから真面目にお金の勉強をして、貯金する。
十分な貯金体質になったらお金を使う訓練を繰り返す。
お金の不安を解消するには、お金を失う恐怖を地道な訓練で克服するしかありません。
だから社会人1年目ではまず貯金。
それでお金の不安がある程度消えてからゴールを目指して走り出しましょう。
ある意味では、「貯金」というのもゴールに辿り着くための重要な1歩だと思います。
副業とか副業については2年目以降、そこそこ仕事に慣れてきてから考えても全然遅くはないですよ。
» 社会人1年目で100万円を貯金すべし、それが必ず未来の自分を助ける
まとめ:”なんとなく”社会人になると確実に後悔する
というわけで今回は、日本における社会人の実態を解説するところから始まり、ゴールの設定と貯金の重要性についてお話してきました。
一言でまとめると、「社会人1年目のうちは、目標を設定してそれに向かって貯金しろ」ということです。
僕はラッキーなことに大学院生のときに貯金体質を身につけていたので苦労しませんでしたが、会社の同期は「金がない…」と日々苦しんでいます。
”なんとなく”社会人になると、1年後に必ず後悔しますよ。(実際はほとんどの社会人がその『後悔組』なんですが)
だから今のうちから自分に人生と真剣に向き合って、戦略のある生き方をしていきたいですね。
自分なりのゴールが見つからないのであれば、まずは100冊くらい本を読んでみるのがいいんじゃないでしょうか。
» 年間100冊の本を読んで実感した、読書がもたらす5つのメリットまとめ
「やりたい事」のために「やりたくない事」を一生懸命やる!
最後に、以前DJ社長がYouTubeで非常に本質的なことを言っていたので参考までに。
「やりたい事をやる」ってことは「やりたくない事をやらない」ってことではないけん。
むしろ「やりたい事のため」に「やりたくない事」をやんないといけないの。
というわけで今回は以上です。それではまた!
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