読書するとめちゃくちゃ疲れるんだけど、なんでだろう?
もっと長く本を読みたいから、読書の疲れを軽減する方法を教えてほしい
こんな疑問にお答えします。
- 読書で疲れる3つの原因
- 疲れを軽減して、もっと長く本を読む方法
- 楽しくない本は読むのをやめよう
どうも、なすびと申します。
読書をすると良いことだらけなのは分かっていても、いざ本を読んでみるとなると、めちゃくちゃ疲れますよね。
もともと全く本を読まなかったぼくも、最初の頃はそうでした。
そこで、疲れをためない読書法を探しつつ自分なりに実践してみたところ、毎月10冊以上の本を読めるまでになりました。
今回はその経験をふまえて、読書で疲れる原因や、その解決方法についてお話ししていきます。
「読書をすると疲れる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
読書で疲れる3つの原因
読書で疲れる原因は以下の3つだけ。
- 読書の目的が定まっていない
- ジャンルや難易度が自分にあっていない
- 読書をする環境が整っていない
本を読み始めたばかりの頃のぼくは上記の点を理解していなかったので、読書をするたびにめちゃくちゃ疲れていました。
この3つを理解しているだけでかなり疲労度が変わってくるので、それぞれ順番に解説していきますね。
原因①:読書の目的が定まっていない
まずは読書の目的を設定すること。
本を読む前に自分の課題を明確にするのとしないのとでは大違いです。
「読書」はあくまでも問題解決のための手段の1つにすぎないので、目的が定まっていなければ意味がありません。
目的地が決まらないと移動手段を選べないのと同じですね。
隣の県に行きたければ、飛行機ではなく車や電車を使います。
読書の目的を設定する方法については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
» 目的のない読書には効果がない?目的の設定方法と効果の違いを解説
原因②:ジャンルや難易度が自分にあっていない
難しい本を読んでる人ってカッコいいよね。
気持ちは分かりますが、そうやって選んだ本を読むと疲れることが多いですよ。
先ほどもお話ししたとおり、本を選ぶのは自分の目的が定まってからにしましょう。
- 〇〇さんが読んでたから
- この本を読んでるとカッコよく見えるから
上記のような理由で本を選ぶと高確率で失敗します。
「自分の尊敬している人がおすすめしていたから」という理由であればいいですが、他人に流されて本を選ぶのはおすすめしません。
他人の目的と自分の目的が完全に一致することはありませんからね。
同じ本を選んだとしても、人によって集中して読む部分は違ったりします。
その理由は単純で、人それぞれ目的が違うから。
自分の目的にあったジャンルや難易度の本を選ぶだけで、かなり疲れにくくなりますよ。
速読は意識しなくてもいい
本を読んだことによって課題を解決できたりすると、読書のすばらしさに気づいて、もっとたくさんの本を読みたくなります。
そこで無理やり本を速く読もうとすると、内容が記憶に残らず、読書に費やした時間をムダにしてしまうことも…。
ぼくも適当に読んだせいで、内容がぜんぜん記憶に残っていないという本が10冊くらいありますw
「読書の目的は課題を解決すること」という本質を忘れずに、自分の意志で自分に合った難易度の本を選びましょう。
速読には効果がなかった話については以下の記事をご覧ください。
» 速読には効果がない?本を速く読みたい人がやるべきことは「多読」のみ
原因③:読書をする環境が整っていない
たとえ読書の目的を明確にして、自分に合ったジャンルや難易度の本を選んでしたとしても、環境が整っていなければ読書に集中することはできません。
ぼくは自分の部屋で静かに本を読むことが多いですが、
- リビングでテレビをつけながら
- スマホやゲームが視界に入る状態で
- やけにテンションの上がる音楽を流しながら
といった環境で本を読もうとしていませんか?
人間の脳は複数のことを並行して処理しようとするとめちゃくちゃ疲れるようになっているので、読書をするならそれだけに集中できる環境を自分で作る必要があります。
本を読んでいる途中で話しかけられたりすると集中力が途切れてしまうので、1人になって静かに読書をするのがおすすめです。
読書の疲れを軽減して、もっと長く本を読む方法
ここまでで解説した3つの原因を踏まえて、ぼくは以下のような方法で読書の疲れを軽減してきました。
- 自分の課題を把握する
- 楽しくない本は、読むのをやめる
- 姿勢や場所を変える
それぞれ順番に解説していきますね。
方法①:自分の課題を把握する
まずは自分の課題を把握すること。
それを小さいメモ用紙に記入して、しおりとして使うのがベストです。
すごく勉強になる保険の本でした。
このメモをしおりとして使用。
ぼくは「社会人になるにあたって、どこまでの保険に加入するべきか自分で判断できるようになる」という目的を設定して「いらない保険」という本を読みました。
課題を把握しつつ本を読み進めていったので、その課題が解決できるまで集中力を保つことができたうえに、最後まで疲れずに読み切っています。
上記のツイートのとおりで、ぼくはこの本を読むことで自分が加入するべき保険を判断することができて、めちゃくちゃコスパの良い読書になりました。
こうした「目的が明確になった読書」だと、本を読んでも疲れにくいです。
目的地が決まっているだけで、かなり本を読みやすくなりますね。
方法②:楽しくない本は、読むのをやめる
目的が明確にしてから本を選んでしたとしても、その本が現状の自分に合っていない場合があります。
その判断基準が、「本を読んでいて楽しいのかどうか」ということ。
本の内容が難しすぎると、おそらくあなたの課題を解決することはできません。
そんなときは思い切って読むのをやめてみましょう。
そして次はもう少し難易度の低い本を選ぶんです。
他人のマネをして選んだ本でも、楽しくなければすぐに読むのをやめてOK。
本はしばらく置いておいても腐らないので、また気が向いたときに読みましょう。
楽しくない本を読んでも、ムダに疲れるだけですからね。
たしかに、本なんてまたいつか読めばいいのか。
方法③:姿勢や場所を変える
いくら楽しい本を読んでいても、1時間くらいたつと少し疲れてきます。
しかし1時間で1冊の本を読み終えることはなかなか難しいので、もっと長く読書を続けたいところ。
身体的な疲労を感じたら、姿勢や場所を変えてみましょう。
ぼくのおすすめは、立って本を読むことです。家の中を歩き回りながら読むのもおすすめ。
ずっと座ったままだと腰が痛くなったりするので、その予防にもなりますよ。
ぼくは定期的に姿勢を変えて本を読むようにしているので、あまり身体的な疲れをためずに読書を続けられています。
毎月10冊以上の本を読むとなると、「1冊の本を集中して一気に読み切る」といった日も必要。
そんなときには、途中で姿勢や場所を変えるのが効果的ですね。
まとめ:疲れる読書はもう終わりにしよう
「読書をすると疲れる」という場合には、必ず原因があります。
その原因についてはこの記事で指摘したとおりで、以下の3つだけ。
【読書で疲れる3つの原因】
- 読書の目的が定まっていない
- ジャンルや難易度が自分にあっていない
- 読書をする環境が整っていない
基本的には上記の3点を改善すれば、読書をしても疲れにくくなるはず。
スマホの画面なら何時間でもながめていられる人が、本を読むと疲れるというのは不思議な話です。
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疲れずに読書ができるようになると、集中力も上がって、仕事や勉強にも効果が出てきます。
あなたも自分の意志で本を選んで、疲れる読書をもう終わりにしましょう。
今回は以上です。それではまた!
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