読書が役に立つのは分かってるんだけど、活字が苦手でなかなか本を読めない…。
活字に対する苦手を克服する方法ってあるの?初心者におすすめの本も教えてほしい。
こんな疑問にお答えします。
- 最初はみんな、活字が苦手!
- 活字に対する苦手を克服する3つの方法
- 初心者におすすめな本3選
この記事の内容はこちら
どうも、なすびと申します。
ぼくは大学院生になるまで本をまったく読まない人間で、活字が苦手でした。
「本を読むくらいなら、マンガを読んだりゲームをする方が楽しいし、お金がもったいなくないか?」と思っていたほどです。
しかし今となっては、毎月10冊以上の本を読むような読書好きになりました。
マンガの代わりに、活字がびっしりの小説を読んでいます。
この記事では、そんな活字が苦手だったぼくが読書家になるまでにやったことを振り返りつつ、活字嫌いを克服する方法についてお話しします。
活字が苦手な方は、ぜひ参考にしてみてください。
活字を読むことに抵抗がなくなると、マンガや動画よりも濃い知識に触れることができますよ。
最初はみんな、活字が苦手!
最初はみんな、活字が苦手です。当然、ぼくもそのうちの1人でした。
なぜ活字が苦手なのか?
活字の本をたくさん読むようになってから過去の自分を振り返ってみると、以下のような理由で読書を避けていたことを思い出しました。
- マンガやゲームの方が面白い
- 本を読んで役に立った記憶がない
- 「本を読まなきゃ」という義務感に対する反発
もちろん、「本を読めば知識量が増える」ということは分かっていましたが、それでもなかなか読書をする気にはなれません。
大人たちみんなが「本は若いうちから読んでおいた方がいいぞ」というので、読書は役に立つであろうことも頭では理解できていました。
それでも、やっぱり本には手が伸びないんです。
実際に読まないとメリットには気づけない
読書ってホントに役に立つの?
それはたくさん本を読んだ人にしか分かりませんよ。
最初はよく分からないまま目につく本を適当に読んでいたぼくも、50冊くらい読んだあたりから徐々に読書のメリットを実感できるようになっていきました。
なにより、本を読むことで「自分がいかに無知だったか」という事実を思い知らされます。
読書を始めたばかりの頃は、知らない単語が出てくるたびに萎えていました。
しかし冷静に考えてみると、「こんなに知らないことだらけのまま生きていくのはヤバくないか?」と思えてきます。
読書によってぼくが得た価値観は、「知らない=弱い」というもの。
だからぼくは、今日もひたすら本を読むんですね。
ぼくが年間100冊以上の本を読むようになって実感したメリットは、以下の記事にまとめています。よければあわせてご覧ください。
» 年間100冊の本を読んで実感した、読書がもたらす5つのメリットまとめ
活字が苦手でも心配する必要はない
活字が苦手だと、ぜんぜん本を読む気になれませんよね。
とはいえ、そこまで心配する必要はありません。
なぜならその苦手は、今からでも克服することができるからです。
実際にぼくは大学院生になってから本を読み始めたので、大人になってからでもまだ間に合います。
実用的な本を50冊くらい読めば、必ず自分の無知さに気がつけるはず。
「無知なままでは搾取される」という未来が見えれば、自然と活字の本でも読むようになります。
それでも活字を読むのが無理な人は、自分が搾取されていると知りながら、その先もずっと搾取され続けることになるだけですね。
克服するには、活字を読むしかない
「知らない=弱さ」だとか、「弱者は搾取される」とまで言われても、やっぱり活字を読むのが苦手だという事実は変わりません。
それでも、活字を読むことに対する苦手意識は、活字を読むことでしか克服できないんです。
走るのが苦手な人にどれだけ詳しく走り方を教えても、実際に走らなければ苦手を克服できないのと同じで、読書をする以上、「活字を読む」という行為からは逃げられません。
そこでここからは、活字に対する苦手を克服する方法についてお話ししていきます。
実際にぼくが試してきた方法の中で効果的だったものを3つピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
活字に対する苦手を克服する3つの方法
ぼくが活字に対する苦手を克服するのに効果的だった方法は、以下のとおりです。
- 攻略本を選ぶ
- 買ったその日に読み進める
- 本を耳で聴く
それぞれ順番に解説していきますね。
攻略本を選ぶ
まず1つ目は「攻略本を選ぶ」というもの。
少し抽象的な表現ですが、要するに、「課題を解決するための本を選ぶ」ということです。
今は攻略本を買う慣習がなくなりつつありますが、攻略本って、あるゲームを攻略するための情報が1冊にまとまってますよね。
だからその本の内容を実践するには、攻略する対象のゲームが必要です。
さらに言ってしまえば、そのゲームの中の〇〇というダンジョンを攻略するために、攻略本の特定のページを読むはず。
実用書もそれと同じで、攻略する対象(課題)があってこそ自分の役に立つんです。
なので本を選ぶときにはまず、現状の自分にとっての課題を明確にして、それから課題を解決するための書籍を探さなければなりません。
でないと、「Aというゲームを攻略するためにBというゲームの攻略本を買う」といった、ちぐはぐなことが起きてしまいます。
詳しくは以下の記事にまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください。
» 目的のない読書には効果がない?目的の設定方法と効果の違いを解説
買ったその日に読み進める
活字に対する苦手を克服する2つ目の方法は、買ったその日に読み進めるというもの。
めちゃくちゃ単純だね。
でもこれがかなり重要なんです。
ぼくも過去に経験がありますが、本屋さんで「この本は面白そうだ!」と思って購入したものの、数ページだけ読んで放置する、なんてことは誰でもやりがちだと思います。
導入分はつまらないもの
できればその数ページを、数十ページまで伸ばしてもらいたい、というのがぼくの主張です。
本に限らず、あなたが話を始めるときでも、「導入」や「前提」というものが必要になるはず。
だいたいその部分はつまらないものですが、そこから先の内容を理解するのに必要な知識でもあります。
ぼくの気持ちとしては、ぜひそのつまらない導入部分を乗り越えて、筆者の最初の主張までたどり着いてほしいんです。
むしろ、もくじにサッと目を通して、好きなところから読んでもいいと思っています。
本を買ったその日に、その本の面白いところまでたどり着くことができれば、活字が苦手だというのも気にならずに内容に集中できるのではないでしょうか。
ぼくは自分が知っている知識について書かれているページは、気にせず読み飛ばしていますよ。
本を耳で聴く
最後の1つは、「読むのが嫌なら、聴けばいい」というもの。
それに最適なのが、amazonの提供する「Audible」というサービスです。
Audibleでは、書籍の内容をそのまま音声で読み上げてくれるので、苦手な活字を読まずとも、そのままインプットすることができます。
さらに、耳でインプットすれば目と両手がフリーになるので、ぼくは活字に対する苦手を克服してからも運転中に利用していました。
とはいえ、普通に読むよりも時間がかかる上に、「書き言葉」を読み上げるというスタイルなのが若干気になります。
初回は30日間の無料体験が利用できるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
家事などの作業で両手がふさがっているときでも利用できるので、わざわざ本を読む時間を作らなくても良くなるというメリットもありますよ。
» Amazon Audible(公式サイト)
活字が苦手な人におすすめな本3選
最後に、活字が苦手な方におすすめな本を3冊だけ紹介しておきたいと思います。
読む本で、人生が変わる
1冊目は中谷彰宏さんの「読む本で、人生が変わる。」という本です。
この本は「普段は本を読まないけれど、読書を始めてみたい気持ちは少しある」という方におすすめ。
本を読むことの素晴らしさが分かりやすくまとめられている上に、文字の感覚も広く取られていて読みやすいからです。
活字が苦手な方でも、スラスラ読み進めていけると思いますよ。
レバレッジ・リーディング
2冊目は本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」という本です。
この本は、ぼくの読書に対する姿勢を大きく変えてくれました。
本書の中に何度も登場する、「読書は投資活動である」というフレーズがすごく印象的です。
内容や感想については以下の記事にまとめているので、興味のある方はあわせてご覧ください。
» 【読書は投資活動?】レバレッジ・リーディングで読書を効率化しよう
金持ち父さん貧乏父さん
最後の1冊は、ロバート・キヨサキ先生の「金持ち父さん貧乏父さん」です。
知らない人にとっては少し怪しいタイトルかもしれませんが、ぼくにとっては人生の教科書となりました。
2人の少年がお金について学ぶところからストーリーが始まるので、活字が苦手でも最初の方は読みやすいと思います。
とはいえ文字数、ページ数がともに多く、途中から不動産の話が入ってくるので、少し眠くなるかもしれませんw
お金について学びたい方にとっては必読なので、活字に慣れてきたらぜひ読んでみてください。
内容のまとめや感想については以下の記事をどうぞ。
» 金持ち父さん貧乏父さんから学んだ3つのこと【資産とは何か?】
まとめ:活字が苦手でも、活字を読もう(戒め)
この記事でお話ししてきたとおり、活字に対する苦手を克服するためには活字を読むしかありません。
それに気がついていたにもかかわらず先延ばしにしていたぼくは、今になって「もっと早くから本を読んでおけばよかった」と後悔しています。
あなたはそんな後悔をしないためにも、できるだけ若いうちから活字に慣れておきましょう。
人生で1番若いのは今ですよ。どうしても活字は嫌だという方はAudibleをどうぞ。
まずは音声で書籍の内容に慣れてから、活字を読みましょう。
というわけで今回は以上です。それではまた!
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