読書なんて効果ないでしょ。
わざわざ本にお金を使うのは気が向かないけど、せっかく買った本をムダにしたくないから、効果のない読書法があるなら教えてほしい。
こんな疑問にお答えします。
- 読書には効果がないのか?
- 効果のない3つの読書法
- これから読書を始める方に伝えたいこと
どうも、なすびと申します。
ぼくは毎月10冊以上の本を読み、その効果を実感し続けてきました。
読書を始めたばかりの頃は、なかなかページが進まなくて大変だったこともありましたが、今となっては休憩時間にも本を読む習慣が身についています。
もともと全く本を読まなかったぼくがここまで読書をするようになったのは、読書の効果を実感したからです。
今回は、ぼくが読書の効果を実感するまでの過程で、「効果がない」と感じた読書法についてお話していきます。
これから読書を始めようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
読書には効果がないのか?
世の中で読書をしている人は少数派ですが、読書に効果がないわけではありません。
ほとんどの人には読書をする習慣がないので、みんなその効果に気がついていないだけなんです。
読書がもたらす5つのメリット
ぼくは月に10冊以上の本を継続的に読んでいます。1年に100冊以上ですね。
まずは、ぼくが本をたくさん読むことで実感した5つのメリットを紹介します。
それが以下のとおり。
- 「知識」増える
- 他人の人生を疑似体験できる
- 時間が増える
- 知的好奇心が向上する
- 行動が変わる
上記の5つは、もともと全く本を読まなかったぼくが読書を習慣化してから実感したメリットなので、今は本を読んでいないという方でも、必ず実感できるようになるはず。
それぞれの詳しい理由については以下の記事でまとめているので、よければ合わせてご覧ください。
» 年間100冊の本を読んで実感した、読書がもたらす5つのメリットまとめ
効果が実感できるほど読書をしていない
そもそも「読書なんて効果がない」と感じている人の多くは、ほとんど本を読んでいないはずです。
継続的に読書をしていれば上記のようなメリットを実感できますし、読書家はその効果が実感できるからこそ、本を読み続けているわけでもあります。
ということは、「読書には効果がない」と感じているうちは、まだまだ読書量が足りていないということになりますね。
または、効果のない読書法で本を読んでいる可能性が高いです。
せっかく買った本をムダにしないためには、効果のない読書法をさける必要があります。
ここからは、そんな「効果のない読書法」についてお話していきます。
効果のない読書法とは?
効果のない読書法なんてあるの?
本を読めば読むほど賢くなると思ってたけど。
読書法によって、その効果は大きく違ってきますよ。
先ほどは、読書がもたらす5つのメリットをご紹介しました。
しかし実際には、ほとんどの方が読書をしていないか、その効果をムダにしがちです。
そんな「効果のない読書法」が以下のとおり。
- 読むことが目的になっている
- 本をきれいに読む
- 行動が変わらない
それぞれ順番に解説していきますね。
効果のない読書法①:読むことが目的になっている
本を読んでいるのに効果が実感できないという方に多いのは、本を読むこと自体が目的になっている場合です。
たしかに、毎月10冊以上も本を読んでいる方は少ないので、「きみはいつも本を読んでいてえらいね」と言われるのが嬉しくて、つい自慢したくなってしまいます。
しかし、「月に○冊読んでいる」という実績だけを追いすぎると、効果のない読書法におちいってしまうんです。
読書の目的は「問題解決」
読書の効果を実感するには、読んだ本の内容を実践したら上手くいった、という経験が必要。
なので、本を読むことそのものよりも、解決したい問題を意識して読書をしなければその効果は下がってしまうんです。
読書家は本を読むこと自体を楽しむ場合も多いですが、読書習慣のない方はまず、読書家にならなければいけません。
となると、やはり「目的は問題を解決することだ」という意識を常にもって読書をしないと、なかなか効果が実感できません。
効果のない読書法②:本をきれいに読む
私は読んだあとの本を売りたいから、きれいに読む派かな。
ぼくは本の中にたくさん線を引いたり書き込みをしたりしますよ。
本を読んで問題を解決するということは、本の内容が頭に入っていなければなりません。
しかし、何の書き込みもせずに本を読んで、その内容はしっかりと記憶できるんでしょうか?
記憶に残る本の読み方
あなたが過去に読んだ本があるならば、試しに1冊手にとって開いてみてください。
その内容はあなたの記憶にはっきりと残っているでしょうか。
きれいに読んだ本ならば、その可能性は低いはずです。
教科書を読むだけでは問題を解けるようにならないのと同じで、さらっと本を読むだけでは、本の内容がほぼ記憶に残りません。
自分が重要だと思った部分には、線を引いてそのページの角を折り曲げ、2度、3度と読み返すんです。
「本はきれいに読まなければいけない」という気持ちも分かりますが、あくまでも目的は「問題解決」。
本をきれいに読むだけでは意味がありません。
本にはたくさん書き込みをして、記憶に残る読み方をしましょう。
効果のない読書法③:行動が変わらない
本を読む目的が「問題解決」だということは、本を読む前には問題があって、読んだ後にはその問題を解決できる状態になっていなければなりません。
つまり、本を読む前と読んだ後であなたの行動が変わっていなければ、読書の効果を実感できないということ。
実際にぼくが体験した例をあげてみます。
「読書術」の中古本
ぼくは本代を節約するために、いつも中古の本を購入しています。
読書術系の本が好きなのでよく読むんですが、そのほとんどに書かれているのは、
- 記憶に残らない本の読み方はムダだ
- 本の内容を記憶に残すには、線を引いたり書き込みをする必要がある
- 本で読んだ内容は、実践しなければ意味がない
といった内容です。
しかし、ぼくが今までに購入してきた読書術の中古本は、全て驚くほどきれいでした。
読書術の本をぼくに売ってくれた方たちは、おそらくもうその内容を覚えていないはずです。
といったように、読書をしても行動が変わらなければ、あなたが成長することはありません。
ただ文字を目でなぞって、満足しているだけです。
本を読んだら、行動を変えましょう。
読書の効果を実感するためには、行動が必要不可欠です。
これから読書を始める方へ
効果のない読書法をおさえたら、あなたにはさっそく読書を始めていただきたいです。
そこで今回は、これから読書を始める方に覚えておいてほしいことをまとめました。
それが以下の3つ。
- 本を読むかどうかで迷わない
- 効果を実感できるまで読書をやめない
- もっと本屋さんに行く
順に説明していきますね。
本を読むかどうかで迷わない
ここまでこの記事を読んで、「読書も悪くないな」と思った方は少なくないはずです。
とはいえ、まだ本を読むかどうか迷っている方もいるでしょう。
そんな方はぜひ、今すぐネットで本を買ってみてください。
Amazonでも楽天でもメルカリでも、何でもいいです。
読む本がなければ、読書は始まりませんからね。
迷っている時間で本が読める
世の中で、迷っている時間ほどもったいないものはありません。その時間には1つも学びが生み出されていないわけですからね。
迷っている暇があるなら、その時間に本を買って、すぐに読んでみましょう。
読書の効果が実感できるのは、本を読むかどうかでたくさん迷った人ではなく、より多くの本を読んだ人です。
もちろん、ぼくが過去に読んだ本の中には、あまり役に立たなかったものもあります。
でもそれを判断するためには、読書をするしかないんです。
実際に読んでみないと、その本が役に立つかどうかなんて分からないからね。
読書の習慣がない方が最初に読むのにおすすめの本は以下の2冊。
どちらも文字が少なくて読みやすいので、ぜひ買って読んでみてください。
効果が実感できるまで読書をやめない
ぼくたち人間は、知らないことをするときにストレスを感じます。
なので読書の効果が実感できないうちは、
- 本を買ったお金がムダになったらどうしよう
- 読書なんてホントに効果があるのかな
といった感じで、不安な気持ちを抱えつつ本を買うはず。もちろんぼくも最初はそうでした。
しかし冒頭でもお話したとおり、読書の効果を実感できないのは読書量が足りていないからです。
いろいろなジャンルの本を読んでいると、過去に読んだ本の内容と今読んでいる本の内容がつながって、徐々に学びが高速化していきます。
そんな体験ができるまで読書をやめないでください。
過去に読んだ本は、必ずあなたを成長させているはずです。
最初は細かいことを気にせず、とりあえず50冊くらい本を読んでみましょう。
本屋さんに行こう
読書に興味がない方は、そもそも読書の効果なんて調べようともしません。
それに対してあなたは今、ちょうど読書の効果を調べています。
そんな方が本屋さんに行けば、必ず「このタイトルは面白そうだ」と感じる本に出会えるはず。そのときは迷わず、気になったその本を買いましょう。
他人におすすめされた本もいいですが、やっぱり自分で面白そうだと思って選んだ本のほうが楽しく読めることが多いです。
本屋さんからは手ぶらで帰らない、そんな意識で本を読めるようになる頃には、あなたも読書の効果を実感できているでしょう。
まとめ: 効果的な読書法で、学びを加速させよう
ということで今回は、効果のない読書法についてお話してきました。
この記事の内容を最後にもう1度まとめておきます。
- 読むことが目的になっている
- 本をきれいに読む
- 行動が変わらない
上記のような読書法をしなければ、たくさんの本を読み進めていくうちに必ずその効果を実感できるようになるはずです。
1冊読むだけでは本の効果を最大限に活かせません。
過去に読んだ本と、今読んでいる本の内容や日常のできごとがリンクすることによって、読書による学びは加速します。
効果的な読書法を実践して、あなたも本のある人生を歩みましょう。
今回は以上です。それではまた!
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