どうも、なすびと申します。
僕は院卒で自動車メーカーに就職し、生産技術職として働きながら副業に挑戦している27歳です。(2022年7月現在)
僕が今挑戦している副業は下記の2つ。
- ブログ運営
- 不動産賃貸業
上記のうち、学生の頃からコツコツと勉強や貯金を続けてきて、約3ヶ月前の2022年4月、ついに物件を購入し始動した不動産賃貸業。
»【社会人3年目】現状の働き方とこれから目指すべき働き方について
これがめちゃくちゃ楽しいです。
DIYリフォームや入居者募集など、賃貸業周りの経験についてはTwitterでも下記のような感じで発信しています。
今までのブログ運営とは全く違う業種で新鮮なことも多く、毎週、休日に働くのが楽しみになっています。
一方、本業の方もなかなか順調でして、ついこの間、仕事のストレスで適応障害だと診断されたのが嘘のようです。
» 仕事を頑張りすぎて、適応障害になりました【社会人3年目の経験談】
これも副業が順調に進んでいるからなのかな、と感じています。
そこで今回は、副業の中で得られる経験や、副業が本業に及ぼす良い影響についてまとめてみました。
若手サラリーマンで、「会社の仕事を頑張っても大して給料は増えないしなあ」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
副業の経験は本業にも必ず活きてくる
僕は副業をガチるようになってから、明らかに本業でも良い成果を上げられるようになりました。
つまりこの記事で言いたいのは、副業の経験は本業にも必ず活きてくる、ということです。
その中でも、僕自身が副業の経験を通じて強く実感したことは下記の3つ。
- 利益の上げ方を考えるようになる
- 事前準備の大切さ
- 「仕事の進め方」に業種は関係ない
まずは上記3点について、順番に説明していきますね。
①:どうやって利益を上げるか
そもそも、副業をする目的って何でしょう。
僕が第一に考えるのは、もちろん「お金」です。
それはたぶん今この記事を読んでいるあなたも同じだと思います。
ただ、この目的を達成するためには、利益を上げないといけません。
つまり、僕が副業における目的を達成するためには、利益の上げ方を考えることからは逃げられない、ということです。
ビジネスモデルの理解と商品作り
冒頭でもお話したように、僕が現在取り組んでいる副業は
- ブログ運営
- 不動産賃貸業
の2つです。
それぞれのビジネスモデルを簡単に説明すると、ブログ運営は自分のWebサイトで商品を紹介し、読者に購入してもらうことによって報酬を得る広告業。
既存の(他人が作った)商品を顧客に紹介して販売するプロセスのみにしか関わりません。
なので、自分のリソースを投入して改善できるのは販売プロセス(Webサイトの設計や紹介文など)だけで、商品そのものの価値を上げることはできない。
一方、不動産賃貸業は、自分の”所有”する物件に「住んでいいよ」という権利を販売する賃貸業という商売です。
物件は自分自身の商品なので、お金をかけて物件を綺麗にしたり、リフォームすることで商品そのものの価値を上げることができる。
つまり、ブログ運営では「他人が作った商品を、自分で紹介して売る」というビジネスモデルだったのに対して、不動産賃貸業では「自分で商品を作って、売る」というビジネスモデルになるわけです。
利益の上げ方を考えるためには、こうしたビジネスモデルに対する理解が欠かせません。
ビジネスモデルについての理解を深めることができるようになると、仕事を進めていく中で、
- 自分にできることは何か
- どんな行動が利益に繋がるのか
を見極められるようになります。
先ほどの話を例にあげると、ブログ運営では商品そのものの価値を自分で上げることはできない。
だから考えるべきなのは、商品ではなく販売プロセスを改善すること。
じゃあWebサイトの設計や記事をもっと見やすくしようか、と言った感じで、自分にできることと利益の上げ方を判断できるようになります。
僕がこの考え方を身につけられたのは、副業に挑戦していたからこそだと思います。
②:事前準備の大切さ
副業に挑戦する中でめちゃくちゃ重要だと感じるようになったことの1つは、事前準備です。
これは特に不動産賃貸業で物件をリフォームしている時に実感しました。
僕は自分の物件をDIYでリフォームしているので、工具や資材を自分で用意しなければなりません。
となると、ボロい箇所を自分のイメージした綺麗な状態にするためには、どんな工具と資材が必要なのか、ということを考える必要が出てきます。
週末の土日で部屋の壁紙を貼り替えたいと思ったら、その日までに必要分の壁紙と道具を揃えておかなければ何も作業ができないんです。
なので、僕は本業が終わって家に帰ってからネットで調べたりして、下記のような流れで事前準備を進めています。
- リフォームのイメージを考える
- それが素人のDIYでも可能なのか調べる
- 事前に現地の採寸を済ませておく
- 必要な工具と資材を調べる(サイズや規格を間違えないように)
- 作業日に間に合うように発注する
- リフォームのやり方を調べる
- 当日、いざ実践!
といった感じで、①~⑥の事前準備がなければ、当日の作業は全く捗りません。
捗らないというより、そもそも本当に何も作業を進められないんです。
なので、僕は週末に向けて、備品の購入リストや当日のやることリストを準備した状態で当日の作業に臨みます。
それだけ準備しても、作業中には分からないことが出てくるので、その都度ググって何とか自分なりにリフォームする。
副業でこの仕事の進め方ができれば、きっと本業でも上手く成果を上げられると思います。
やっぱり準備は大事だよね~
③:「仕事の進め方」に業種は関係ない
僕は新卒で自動車メーカーに入社して現在も働いていますが、副業はWebサイト運営に不動産と、ぶっちゃけ全然本業とは関係ない業種です。
「何で自動車メーカーなのに不動産なの?」と聞かれることもしばしば。
それでも僕は、仕事で成果を上げるために重要な要素というのは業種に関係なく、基本的には共通していると思っています。
それが先ほどお話しした、
- 利益の上げ方を考え、実践する力
- 入念な事前準備
この2つです。
副業で成果を上げるために努力することで、本業でめんどくさいなと思う仕事の重要性が徐々に分かってきました。
そして本業で口うるさく言われていることは大体この2つに繋がっていて、日々「なるほどなあ~」と1人で勝手に感心しています。
業種に関わらず、仕事で重要なことは基本的に同じ。
だからこそ副業の経験は本業にも必ず活きてくる、そう思えるようになりました。
副業のための本業、本業のための副業
副業から小さく始めていずれは独立、というルートを辿るにしても、独立するまでは本業と付き合っていかなければなりません。
前半では僕の実体験を通して、副業の経験が本業に活きてくる場面についてお話ししてきました。
これがちょっと熱が入りすぎて長くなってしまったので、ここからは端的に、本業と副業それぞれとの付き合い方についてお話ししていきますね。
副業ありきの働き方
過去のブログ記事やラジオ配信でもお話ししていますが、僕は副業に挑戦して本当に良かったと感じています。
» 副業を始めるタイミングはいつがいい?【経験者が注意点を解説】
僕は「サラリーマン」という働き方しか知らなかったら、このブログも書いていませんでしたし、ましてや不動産なんて絶対に買ってなかったと思います。
だからまずは、サラリーマン以外の働き方を探してみることをおすすめしたいです。
もちろん、今のサラリーマン生活で十分満足している、というのであればその必要はないと思います。
しかし、金と時間が欲しい、自分自身で裁量権をもって働きたい、というのであればサラリーマン以外の働き方は必須。
利益を上げる(金を稼ぐ)ことの難しさも経験できるし、それを乗り越えることさえできれば、本業以外の収入も得られます。
やっぱり人間って単純で、「これをやればお金が儲かる」という事象に対しては何かと真剣に努力できるものです。
僕だってDIYは好きですが、「この物件を綺麗にリフォームして入居者に住んでもらえれば、家賃が毎月振り込まれる!」という気持ちがあるのとないのとではやる気の出方が全然違いますもん。
また、副業ありきの働き方ができていれば、本業で多少の失敗をしても「自分には副業があるし、まあいっか」と思えたり、そのメンタルが本業の成果を呼び寄せたりもします。
そう考えると、やっぱり副業には挑戦してみる価値が大いにありますね。
本業と副業、どっちに注力すべきか?
本業と副業、2つの働き方をしていると、「どっちを選ぶか?」というタイミングが必ず出てきます。
これは誰だって悩んだ経験があるはずです。
ただ僕はこの件について、「波が来ているほうに注力する」という自分なりの答えをはっきりと持っています。
少し抽象的ですが、調子の良いほう、成果の上げ方が明確に見えているほうに注力する、といった感じです。
逆に、波が来ていない、あまり調子が良くないほうからは一時的に距離を取って様子見します。
僕は「ダメなときは何をやってもダメ」だと思う派ですし、波が来ていないほうに注力するメリットは薄いと感じるので。
実際に、僕が副業として不動産を購入したのは本業のストレスで適応障害になる寸前のタイミングでした。
»【社会人3年目】現状の働き方とこれから目指すべき働き方について
» 仕事を頑張りすぎて、適応障害になりました【社会人3年目の経験談】
その後、不動産をDIYで修繕したり賃貸募集用の資料を作ったりしているうちに徐々に体調は回復し、本業でもバリバリ仕事ができるほどに完全復活しました。
この期間で僕がここまで仕事に(本業にも副業にも)やる気を出して取り組めるようになったのは、副業ありきの働き方ができていたからこそだと感じています。
まとめ:金と時間が欲しいなら副業は必須
というわけで今回は、副業ありきの働き方を経験して実感したことや、本業と副業それぞれとの付き合い方についてお話ししてきました。
僕が言いたいことはただ1つ、副業をやっててよかった、それだけです。
この記事をここまで読んでくれたあなたが副業を始めることに対してどう考えているかは分かりませんが、僕自身は全力でおすすめしたいと思います。
失敗しても経験が残ってその後の仕事や人生に役立つ。
逆に成功すればお金が儲かる。
どっちに転んでも少なからずメリットはあります。
借金しなければ失うのは投じた自己資金だけなので、ある程度まとまった自己資金があるならば、挑戦してみてはどうでしょうか。
多くの人にとって、副業ありきの働き方はなかなか楽しめると思いますよ。
そんなわけで今回は以上です。それではまた!
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