社会人1年目って、どんな目標をもって仕事に取り組めばいいの?
その目標を達成するための具体的な行動とか、仕事以外の時間の使い方についても知りたい。
こんな疑問にお答えします。
- 社会人1年目、自分なりに目標を立ててみた
- 目標を立てるときに注意すべきこと
- 目標を達成するための具体的な行動や、時間の使い方について
どうも、なすびと申します。
約1ヶ月半の新入社員研修が終わり、最初の部署に配属されてから早くも3週間がたちました。
社会人1年目って、「この職場でどんな働き方をしていこうか」という点について深く考えますよね。
実際にぼくもいろいろなキャリアプランについて考えてみて、その中で迷ったり、悩んだりもしてます。
その結果ぼくは、「今の職場で価値のある人間になる」ということを社会人1年目の目標として掲げることにしました。
この記事では、上記目標の具体的な内容や、新卒からのキャリアプランについて自分なりに考えてみたことをお話ししていきます。
現在社会人1年目で、これからどうやって仕事に取り組んでいこうか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いてから約1年が経過し、僕が社会人2年目の4月を迎えたときに以下の2記事を書きました。
1年後の様子が気になる方は、ぜひこの記事と合わせて読んでみてください。
社会人1年目、自分なりに目標を立ててみた
社会人1年目、ぼくは大手自動車メーカーの現場に最も近い部署に配属されました。
そんなぼくが立てた目標は、「職場(現場)で価値のある人間になる」というものです。
目標:現場で価値のある人間になること
正直なところ日経大手の場合、院卒で採用されたからといって即戦力で働ける新入社員はほとんどいません。
小難しい数式をいじくりまわせたり、考えることが少し得意なくらいです。
残念ながらぼくもそのうちの1人。
職場で使われる言葉の意味も知らなければ、よくある仕事の内容もわかりません。
逆に、そんなの最初から知ってる新人なんていないと思う…。
結局のところ、配属されたばかりの新人はその職場(現場)にほぼ価値を提供できていないんです。
だからこそぼくは、「1年目の早い段階で現場に価値を提供できる人間になる」という目標を掲げました。
この目標が達成できれば、2年目以降の働き方がかなり広がると考えています。
1年目の目標は1つに絞ったほうがいい
ぼくはこの目標を立てるにあたって、いろいろなことを考えてきました。
- できるだけ多くの本を読んで、本業に役立てたい
- TOEIC725点だと満足できないから800点をとりたい
- 学生のときから続けてきたブログ運営(副業)をもっと頑張りたい
といった感じです。
しかしこれだけ考えてわかったのは、「全部やるのは絶対に無理」ということ。
先輩からマクロの導入を頼まれる
そんな中、ぼくは先輩から「Excelにまとめたデータを自動で処理できるようにしてほしい」とマクロの導入を頼まれます。
その経緯は以下のツイートのとおり。
このやり取りだけだと、先輩から無理やりマクロの勉強を押し付けられたように見えますが(笑)、「早く現場の役に立てるようになりたい」と思っていたぼくにとってはチャンスにしか思えませんでした。
その結果、読書やTOEICやブログ(副業)は控えめにして、社会人1年目は本業にフルコミットすることに決めました。
目標はできるだけ1つに絞るのがおすすめです。
たしかに、いろんなことに手を出しすぎると全部が中途半端になっちゃうもんね。
考えすぎるのはよくないけど、考えないのは完全にアウト
ぼくは社会人1年目の目標を立てるためにいろいろと考えてきましたが、世の中にはここまで深く考えている新入社員は少ないと思います。
おそらくこの記事を読んでいるあなたも、自分のキャリアについて真剣に考えようとしている少数派の1人。
とはいえ、考えすぎて体調を崩したりうつ病になったりすることだけは避けましょう。
せっかく1年目から成果をだそうと頑張っているのに、休職することになってしまっては意味がありませんからね。
迷ったときはぼくみたいに、目標を1つに絞るのがおすすめ。
ぼくの場合は「できるだけ早く現場の役に立つ」という目標に絞ったので、しばらくマクロの勉強に時間を割くことにします。
本業で成果を出せて仕事が楽しくなれば、仕事以外の時間もかならず充実してくるはず。
社会人の多くは、1日のほとんどの時間を仕事に割いていますからね。
まずは「1日8時間を充実させる」ということに集中しましょう。
【追記】予想通りTOEICで800点を取る価値はまったくありませんでした。笑
» 技術職ならTOEICスコアは700点でも十分すぎる【日系大企業の現実】
目標を達成するための具体的な行動について
ここからは、社会人1年目の目標を立てるときに考えてきたことを踏まえて、その目標を達成するための具体的な行動をご紹介してきます。
ぼくが社会人1年目の方におすすめしたい行動は以下の3つ。
- 上司おすすめの本を読む
- お金の勉強をする
- 自分1人でも没頭できる趣味を続ける
それぞれ順番に解説していきますね。
行動①:上司おすすめの本を読む
まずは定番の「読書」です。
どんな人に質問しても、だいたい「本を読め」と言われますね。笑
今回は、ぼくもあなたに「本を読め」と言います。笑
結局、とりあえず本を読むのが1番コスパがいいってことね…。
そんな読書の中でも特に実践してほしいのが、上司がおすすめする本を読むということ。
理由は単純で、上司が新人であるあなたに期待していることが、その本に書かれているから。
上司おすすめの本を読むだけで、「自分は何を意識して働けばいいのか」という“答え”がわかるんです。
この方向性を理解した上で働くのとそうでないのとでは、大きな差がつくのは明確。
社会人の仕事は学生のときのテストとは違うので、誰に答えを聞いてもOK。
むしろ誰にも質問しずに1人で抱え込むほうが低評価をつけられます。
まずは勇気を出して「おすすめの本を教えてもらえますか?」と上司に聞いてみましょう。
おそらくみんな喜んで答えてくれるはずですよ。
行動②:お金の勉強をする
ほとんどの新入社員はお金の勉強なんてしていませんが、あなたは今のうちから始めておくのがおすすめ。
「まだ自分は若いからお金のことは考えなくてもいいや」と思っていると、10~20年後にかならず後悔するからです。
ぼくはそう語るおじさんたちに何度も会ってきました。
お金の勉強をしていると、
- 確定拠出年金
- 高額療養費制度
- 元金(がんきん)均等返済
とか、漢字だらけの難しい言葉がいっぱいでてきます。笑
とはいえ、大変でも若いうちから勉強しておかないと、払わなくてもいいはずのお金を知らないうちに払っていたり、増やせるはずのお金をムダに消費してしまったりと、確実に損をします。
多くの人は「自分がお金の知識をもたないまま生きてきた」という事実を40~50代でようやく認識し、後悔するもの。
あなたはそうならないように、今のうちから勉強しておきましょうね。
社会人1年目だと、だいたいの方は過剰な保障内容の保険に加入していたりしますね。
保険についてはできるだけ早いうちに見直しておくべきです。
新社会人の保険の話については以下の記事にまとめているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
» お金の勉強をしていない新社会人は、初日からお金をむしり取られます
行動③:自分1人でも没頭できる趣味を続ける
社会人になると学生のときよりも使えるお金の額が増えるので、どうしてもお金のかかる趣味を始めてしまいがちです。
しかも会社の同期や友達と一緒に…。
みんなと同じ趣味を始めちゃダメなの??
もちろんみんなと同じ趣味をもつのは楽しいんですが、お金がぜんぜん貯まらなかったり、そんなに好きな趣味じゃなくても「みんなが行くなら…」といった感じで嫌々ついていったりする場合もありますよね。
それだと単純に時間がもったいない上に、「他のみんながやめれば自分もやめてしまう」ということにもなりがちです。
ぼくの個人的な意見としては、誘いを断るのが苦手な人はその状況を避けたほうがいいのかな、と思っています。
周りのみんなと一緒の趣味を続けてあとから振り返ってみると、
- お金がないから、ただ給料日だけを目指して働く→給料日が来たらみんなと遊んで散財する→貯金が増えない→(以下無限ループ)
- 周りと同じことを同じように続けてきたから、自分特有のスキルが残らない
といった状況にもなりかねません…。
というか世の中にはそんな人たちだらけです。
言われてみればそうかも…。
当然ながら「同期や友達とは一緒に遊ぶな!」というわけではありませんし、ぼくもたまには楽しく遊んでいます。
ここでは「適度な距離感を保って付き合うのが重要」だということを理解していただきたいだけです。
「〇〇といえばあの人だよね」になりたい
一方で「自分1人でも没頭できる趣味」を続けていると、普通の人がもっていないようなスキルが身につきます。
1人でも続けられるということはそれだけその趣味が好きなわけですし、そのぶん「もっと楽しむにはどうすればいいのか」と研究熱心にもなるもの。
スキルを身につけるために趣味を探すのが大事だとはいいませんが、続けてみた結果としてスキルが残るのとそうでないのとでは、残るほうが良いに決まっています。
だからこそ、「自分1人でも没頭できる趣味」を続けるのがおすすめです。
職場で趣味を聞かれたときには熱のこもった話ができますし、それがきっかけで「〇〇の人」という地位を築けてコミュニケーションにもつながる。
そこで人間関係が構築できて仕事を進めやすくなるかもしれません。
そうなったら仕事も趣味も楽しくて、生活がめちゃくちゃ充実するはずですね。
ぼくは今まさに「筋トレの人」というポジションを築くため、趣味に没頭しています。
純粋に筋トレが楽しいというわけでもありますが。笑
1人で没頭できる趣味かあ~。
わたしも何か新しいことを始めてみようかな。
まとめ:社会人1年目、目標をもって行動しよう
ということで今回は、社会人1年目の目標とそれを達成するための具体的な行動についてお話ししてきました。
重要なポイントを最後にもう1度まとめておきます。
【目標を立てるときに注意すべきこと】
- できるだけ本業につながることを目標にする
- 社会人1年目の目標は1つに絞る
- 深く考えすぎず、自分の健康を大切に
【目標を達成するための具体的な行動】
- 上司おすすめの本を読む
- お金の勉強をする
- 自分1人でも没頭できる趣味を続ける
ぼくの予想だと、「朝から夜まで仕事、どれだけ疲れて帰ってきてもまた明日は仕事」という生活を繰り返していたらあっという間に1年が終わってしまうような気がします。
だからこそぼくはそんな中でもしっかりと目標をもって、仕事を楽しめるようになりたいです。
1年後くらいにまた、この目標を振り返りつつ社会人2年目の想いを記録に残そうと思います。
今回は以上です。それではまた!
この記事を書いてから約1年が経過し、僕が社会人2年目の4月を迎えたときに以下の2記事を書きました。
1年後の様子が気になる方は、ぜひこの記事と合わせて読んでみてください。
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