どうも、なすびと申します。
僕は院卒で自動車メーカーに就職し、副業で大家さんをしている28歳です。(2023年10月現在)
本業のサラリーマン仕事のほうでは昇格して給料が増えたり、副業の不動産のほうでは2号物件の入居が決まり家賃収入が増えたりと、なかなか順調な感じです。
僕は今でこそ本業も副業もそれなりに上手くいっているように見えますが、これはすべて過去の自分のおかげだと思っています。
今の自分の状況は過去の自分の選択によって形作られている。
今回はそんなお話です。
というわけでこの記事では、僕が過去に選択してきた結果としての今の状況や、未来の自分のために、今どう考えて選択していくか、ということについてまとめました。
今の自分の生活に満足していなかったり、これからの人生を前進させていきたいと考えているサラリーマンの方はぜひ参考にしてみてください。
今の自分は過去の自分が選択した結果でしかない
生きているだけで毎日何らかの選択を繰り返し続けるのが、僕たち人間というものです。
過去にはその選択の連続があって、さらにその結果としての今がある。
つまり今の自分は、すべてが過去の自分の選択の結果でしかないんです。
良いも悪いもすべて自分のせい
「今の自分は過去の自分が選択した結果でしかない」という言葉は、僕がとあるセミナーに参加した際に先輩大家さんがふと口にしていた言葉でした。
その先輩自身の言葉というよりも、その先輩が昔パッとしていなかった時期に、上手くいっている知り合いから言われた言葉だったそうです。
その言葉を言われた瞬間はムッとしたみたいですが、ひと呼吸おいて冷静に考えてみたら「確かにその通りだな」と思ったとのこと。
今の状況は上手くいっていないけど、それは過去の自分が選んだ結果でしかなくて、今の自分には今後の選択を決めることしかできない。
それを再認識してから先輩の行動は変わり、事業も軌道に乗っていったみたいです。
だって自分が選んだんでしょ?
Xのタイムラインを見ていると、過去の選択を後悔していたり、現在の自分の不遇に同情してくれと言わんばかりに愚痴を書き連ねていたりする人が目に付きます。
そういったポストに反応する人々の数やいいね、リポスト数の多さから判断すると、同じように自身の現状に嘆いている人は多いのでしょう。
そして、おそらくそういう人たちに向かって「今のあなたは過去のあなたが選択した結果でしかないんですよ」とか言ったら絶対に怒りますよね。
でも今の自分の状況に不満があるのであれば、それを解決するための行動を選択していくしかないわけであって、文句を言っていても幸せになれるわけではありません。
こうやってマジレスすると、「じゃあお前が何とかしてくれよ」とか言い始めるんですが、「いやだから自分の状況は自分の選択でしか変えられないんだって」という不毛な言い争いに発展してしまう。
これが現在のXで毎日のように行われている茶番ですね。
だから僕は基本的に愚痴や文句はXで呟きませんし、そういったポストに同情してコメントすることもありません。
そんなことしてたら同じように愚痴や文句の人たちが集まってきますし、マジで時間のムダだと思います。
今の自分の状況を整理してみる
というわけで最近のXに対してブログで文句を言っておきつつ(ブログでは文句言うんかいw)、ここで今の僕自身の状況を整理しておきます。
- 国立大学の大学院を卒業
- 大手自動車メーカー勤務、入社4年目
- 社内で自ら立候補し、マレーシアへの海外出向の切符を獲得
- 副業の不動産賃貸業で6.4万円/月の副収入(2号物件の入居も決まれば合わせて11.3万円/月の家賃収入になります)
- ある程度の表層リフォームであればDIYで実施可能(第二種電気工事士の資格もあるので電気工事もできます)
- 筋肉
こんな感じ。
こうして改めて振り返ってみると、何かめっちゃいい感じですね。笑
とはいえ、この現状もすべては過去の僕の選択の結果。
受験勉強を頑張ったから国立大学に入れたし、就活を頑張ったから大企業に就職できたし、自分で立候補したから海外出向の切符を手に入れられたし、副業を頑張ったから今の副収入とリフォームの知識がある。
そして筋肉は言わずもがな。
ただ一方で、過去の僕がより良い選択をしてきたのであれば、現在の僕の状況はもっと良いものになっていたでしょう。
良く言えば「過去の選択のおかげで今の僕がある」、悪く言えば「過去の選択のせいで今の僕はこの程度」といったところ。
結局は良いも悪いもすべて自分のせい、というわけですね。
「選ぶ=もう一方を選ばない」ということ
これまでに何万回もの選択をしてきた結果として今の僕が存在しています。
先ほども少し触れた通り、その選択次第で今の僕の生活は良くも悪くもなっていたわけです。
そもそも「選択する」ということは「もう一方を選ばない」と決断をすることなので、これまでに捨ててきた選択肢は山ほど存在しています。
選択肢をひとつに絞り切れないからどっちも!なんてことは普通はできなくて、「もしも違う方を選んでいたら、、」なんていうパラレルワールドを妄想しても仕方がないわけですね。
今の僕はもう過去の選択をやり直すことはできませんし、この先の時間も有限。
つまり残りの人生で選択できる回数は限られているということ。
なので今の僕たちが考えるべきことは、過去の選択についての反省も悪くないですが、これからの選択をより納得できるものにしていくことじゃないでしょうか。
簡単にまとめると、
- 選べる選択肢をできるだけ増やしておく
- 選んだ選択肢を全力で正解にしていく
このふたつくらいしかありません。
最終的には根性論に辿り着いてしまいましたが、世の中そんなもんです。
結局、大体のことは気合と根性で何とかなるし、根性のない人間は負けていくのが自然の摂理だと僕は思っています。
今の僕が未来の自分のためにする選択
さて、ここまでは「過去の選択」について考えてきましたが、ここからは「未来の選択」の話。
これから僕はこんな感じで考えながら選択していきます、という話を共有しておきますね。
誰かの何かの参考になればと思います。
人に会うフェーズを一旦終えて、次のフェーズへ
僕はここ半年くらい、積極的にセミナーに参加したり、飲み会へ出向いたり、コミュニティに参加したりと、いろいろな人の意見や考え方、事例について話を聞いてきました。
こういった感じで会社以外のコミュニティに足を運んで情報を得ること自体は、めちゃくちゃ良い行動だと思います。
実際に行動している人と直接会って話すことによって大きな学びに繋がったり、知り合いが増えて仲良くなったり、自分の居心地の良い場所になったりと、メリットだらけですからね。
コミュニティに参加することによる弊害
ただ一方で、そうしたコミュニティに依存しすぎると、自分の行動をそのコミュニティに委ねてしまうようになってしまいます。
とりあえずこのコミュニティに参加してさえいれば、自分は「良い行動」をしていることになるだろう、というある種の甘えのような、自分の人生なのにどこか他人任せのような。
「自分の選択は自分で考えて決めるしかない」と頭では分かっていても、決断する辛さやもう一方を選べなくなる恐怖から逃げてしまうんです。
僕にもそんな時期が過去に何度もありました。
そして今がまさにその時期に入りかけているタイミングです。
今の自分を客観的に観察してみて、うわ~コイツ甘えてるな。
自分が行動しないことを他人のせいにしようとしているな、と感じているわけです。
人に会うフェーズを一旦終えて、次は自分で決断して選択するフェーズに移行していかなきゃなと。
そんなわけで、しばらくはセミナーへの参加を控えて自分の行動に集中しようと思います。
自分で決断して選択するためのリソースを確保
自分で決断して自分の行動を選択していくことには、それなりの疲労を伴います。
恐怖や辛さから逃げずに向き合うことでエネルギーの消耗が激しくなる、というのが適切な表現でしょうか。
そんな時に必要になってくるリソースは、
- カネ
- 時間
- 気力、体力
- 脳の空き容量
- 情報、判断材料
などなど。
それ以外にも色々と複雑な要素はありますが、大きく分けるとこの5つが妥当かなと。
サラリーマンをしながら副業で不動産をしている僕の場合で言うと、
- カネ:不動産のための資金を準備(貯金、資金調達など)
- 時間:不動産のための時間を確保
- 気力、体力:サラリーマン仕事でできるだけ消耗しないように
- 脳の空き容量:同上
- 情報、判断材料:この半年間、色々なコミュニティに参加してきたことで大体は集まった
こんな感じです。
成功者()や意識高い系のYouTuberなどは、「自分の意志で決断しろ」とか「主体的に行動していれば道は開ける」などとよく言い放ちますが、確かにそれは正しい一方で、主体的な行動にはそれなりのリソースが必要です。
そんな時には、ぜひ上に挙げた5つのリソースを見直してみると良いと思います。
自分の意志や行動は、できるだけ論理的に考えてコントロールしていきましょう。
「選択したときの自分」と「実行するときの自分」は別人
最後に、自分の意志で主体的に行動していきたいと考えている方に教えておかなければならないことがあります。
それが、「選択したときの自分」と「実行するときの自分」は全くの別人であるということ。
めちゃくちゃよくある事例を出すと、
夜寝る前に布団の中で意識高い系のYouTube動画を見ていたら、「俺も努力すればこんなふうにビッグになれるんじゃねえか!?うおおおおお!やるぞ!やってやるぞ!!」と燃え上がって眠りについた次の朝。その熱が完全に冷めて忘却の彼方に飛んでいった経験はありませんか?
僕はありますw何度もww
この事例が示すように、「次はこんな行動をしよう」と選択した自分は過去の自分であって、今の自分ではないんです。
いざ行動する、となったときには記憶やエネルギーを失った別人になっている。
これは紛れもない事実。
ただこの失敗にはかなり有効な解決策があって、それがメモや日記です。
自分が次にする行動を選択したときの気持ちや具体的な行動を、忘れないうちにメモや日記に残しておく。
たったそれだけ。
記憶媒体は紙の手帳でもブログやnote.comなどのWeb媒体でも、stand.fmなどのラジオでも何でも大丈夫です。
効果には個人差があると思うので、自分の続けやすいものを試してみるのが良いかと。
メモや日記がふたりを繋ぐ
「過去の自分」が残したメモや日記が「未来の自分」に指示を出し、思考を現実化していく。
嘘だろ、そんな簡単に上手くいくなら誰でも成功するだろ、なんて思うかもしれません。
が、意外とこれが難しいんです。
僕はこの記事のように、毎月1回ブログを書きながら自分の思考や行動を振り返っています。
それを続けて約4年半。
その間にブログをやめていった人たちは山ほどいて、X(当時はTwitter)で絡んでいた人たちもほとんどが消えていきました。
一方、その時から今まで愚直に継続している人たちを見ていると、全員が全員、何かしらの分野で成功していたり、成功の芽が育ってきて順調だったりするわけです。
これがメモや日記、ブログを続けて、「過去」と「未来」ふたりの自分を繋げる効果。
マジでおすすめなので気になる方はぜひやってみてください。
↓参考程度に、僕が1ヶ月毎日noteで書いていた日記を置いておきますね。
まとめ:未来の自分のために選択して生きよう
というわけで今回は、自分自身の選択と行動について僕なりの考えを深掘りしてみました。
結論としては、自分で選択して行動するときには辛さや恐怖が伴うけど、メモや日記をつけて乗り越えていきましょう、といった感じです。
僕はこの4年間ブログを書き続けてきて、本当によかったと思っています。
ブログのおかげで今の自分を客観的に見つめ直すことができるし、次に自分がやるべきことも明確にできる。
数字として目に見える効果ではないのでその恩恵を感じるのは難しいかもしれませんが、メモや日記を続けることで確実に人生は前進します。
今の自分の生活に満足していない人はぜひやってみてください。
たぶん最初のうちは1週間も続きませんから。笑
そんなわけで今回は以上です。それではまた!
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