読みたい本はあるんだけど、読書をする時間がない。読書家の人っていつ本を読んでるの?
読書の時間を作るためにやるべきことを教えて。
こんな疑問にお答えします。
- 読書家の、時間に対する考え方
- 読書の時間を作るためにやるべきこと
- なかなか本を読む習慣が身につかない人へ
どうも、なすびと申します。
ぼくはもともと全く本を読まない人間でしたが、今となってはすっかり読書にハマり、最低でも月に10冊の本を読むようになりました。
多くの方は、「たしかに読書にメリットが分かるんだけど、そのために時間を確保するのは難しい」と思っているはずです。
かつてのぼくもその1人でした。
初めのうちは、本を読むよりもテレビを見たりゲームをする方が楽しいですもんね。
そこで今回は、全く本を読まない状態から読書家になったぼくが、読書時間の作り方について解説します。
本を読む習慣を身につけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
読書の時間は作るもの
まずは読書家の、時間に対する考え方についてお話していきます。
忙しい日常の中で本を読むために重要な考え方なので、これを機にあなたも取り入れて、徐々に慣れていってください。
読書家は本への時間を優先する
読書家たちは本を読むことが好きなので、たとえ「見たい番組がある」とか「気になる動画がある」と思っても、本への時間を優先しがちです。
そもそもぼくはテレビを見ないので、見たい番組がありません 笑
今はテレビよりも動画を見る人のほうが多いかもね。
テレビから得られる情報よりも本から得られる知識の方が何倍も価値があることに気がつくと、自然とテレビを見る時間が減っていくんですね。
文章を読むと、強くなる
ぼくたち現代人の日常には、テレビやスマホゲーム、マンガなど、簡単に楽しめる娯楽が溢れています。
これらの受動的な娯楽では頭を使って考えなくても楽しめるので、脳が鍛えられません。
簡単で楽しいだけなので、脳への負荷が小さすぎるんです。
それに対して読書をすれば、文章を読むことに対する抵抗が徐々に減っていきます。
びっしりと並んだ活字の中から重要な文章を見つけ出す訓練をすることによって、脳が強くなるんです。
ぼくはそんな「自分の頭で考える時間」が楽しくて、本を読む時間を優先するようになりました。
「読めるときに読む」では一生読めない
本屋さんで気になる本があったから買ってみた!
読めるときに少しずつ読んでいこう。
たぶんそれだと一生読み終わりませんよ。
本を買っても「読めるときに読む」と決意したまま放置している方は多いはずです。
しかし、今まで本を読んでいなかった人の生活には読書の時間がゼロなわけですから、「読めるとき」というのは一生きません。
本を読む習慣を身につけたいのであれば、1日10分でもいいので、読書の時間をしっかりと確保する必要があるんです。
考え方は貯金と同じ
忙しい日常の中で読書の時間を作るには、「やりたいことを好きなだけやってから、残った時間で本を読もう」ではなく、「先に本を読んでから、それ以外の娯楽に時間を使おう」という考え方が必要です。
この考え方は貯金をするときと同じ。
「使いたいものに先にお金を使ってから、残ったお金を貯金しよう」と思っても、一生お金は貯まりません。
本を読む習慣を身につけるためには、先に読書の時間を確保する必要があるんです。
後回しにしているうちは、本を読む時間なんて作れません。
読書の時間を作るためにやるべきこと
すべての人には、24時間という平等な時間が与えられています。
つまり、時間はある。
問題はその時間を何に使うかということ。
- 自分の時間を見直す
- 読書の時間を確保する
- ムダを減らして読書時間を伸ばす
この順番で、徐々に読書の時間を伸ばしていきましょう。
最初のうちは1日10分でも15分でも大丈夫です。
自分の意志で、読書の時間を確保することが大事。
自分の時間を見直す
本を読む習慣を身につけたい方にまずやってほしいのは、自分がいつも何に時間を使っているのかを把握することです。
朝起きて、通勤して、働いてから帰宅する。
家に帰ったらお酒を飲みつつテレビやスマホで時間をつぶす。
さて、その中に読書をするための10分という時間は作れそうですか?
あなたならきっとできますよね。
読書の時間を確保する
自分の1日の中で読書ができる時間を見つけたら、その時間を「読書の時間」として予約してしまいましょう。
この予約は、大切な友達との約束や、美味しいランチを食べられるレストランの予約と同じようなものです。
予約を破棄することもできるけれど、断ったら相手に嫌な思いをさせて、自分も嬉しくない。
そんな意識で読書の時間を確保してください。
今まで全く本を読まなかった人が読書の時間を確保するというのは、とても難しいことです。
ぼくも最初は大変でした。
でも1度できれば、必ず2度、3度とできるようになってくるので、まずはチャレンジあるのみです。
読書の時間を先に「予約」ね。
ムダを減らして読書時間を伸ばす
ぼくたち現代人は、1日の中で驚くほど多くの時間をムダなことに使っています。
ムダなことというのは、1週間も経てば役に立たなくなって、忘れてしまうもののこと。
それこそテレビやスマホに使う時間とか、行きたくもない飲み会とかです。
本当に心から楽しくてワクワクするようなコンテンツがあればテレビやスマホも悪くないですが、現状では、ただ時間を浪費してしまっている方が多いように見えます。
1日10分の読書に慣れてきたら、生産性のないムダな時間を減らして、読書時間を少しずつ伸ばして行きましょう。
メリットが不明確なものに時間を使いたくない
読書家の感覚としては、テレビやスマホから得られる情報の方が、圧倒的にメリットが不明確です。
今日スマホで読んだニュースも1週間後には忘れてしまうし、時間が経てば価値もなくなる。
それに対して本の内容をしっかりと理解すれば、1年後や2年後はもちろん、10年経っても役に立つ知識をインプットできます。
読書のメリットは明確
実際に成功している人の多くは、本を読む習慣を身につけているのが事実です。
それでも読書のメリットが不明確だといえるでしょうか?
ぼくが多くの本を読んできて実感したメリットは以下の5つ。
- 「知識」が増える
- 他人の人生を疑似体験できる
- 時間が増える
- 知的好奇心が向上する
- 行動が変わる
それぞれの詳細については以下の記事でまとめているので、よければ合わせてご覧ください。
» 年間100冊の本を読んで実感した、読書がもたらす5つのメリットまとめ
それでも本が読めない方へ
ここまで読書時間の作り方や読書のメリットについてお話してきましたが、それでも本が読めない方もいると思います。
そんな方は、以下の3つを実践してみてください。
- 手に取りやすい場所に本を置く
- スマホを捨てて、本を買う
- 尊敬する人がおすすめしている本を買う
まずは、日常生活の中に本を登場させることです。
本の存在に気づけない限り、本を手に取ることはありませんからね。
「普通に生活しているだけでも目につく」という場所に本を置きましょう。
それができたら、あとはスマホの電源を切るだけです。(最難関)
スマホが全人類の集中力を奪っている
スマホってなんであんなに触っちゃうんでしょうかね。
通知がゼロのときでも、つい手にとっちゃうよね。
ぼくは集中したいときはスマホの電源を切って過ごすようになりましたが、その効果は抜群でした。
少しスマホが気になって画面を確認しても、電源が切れているので「あっ、電源切ってたわ」という感じで元に戻せます。
ぶっちゃけ家にいるときに緊急の連絡はほぼ来ないので、スマホの電源を切っていて困ったことはありません。これからもたぶん困りません。
尊敬している人の話は、真剣に聞ける
嫌いな上司や興味のない先生の話はぜんぜん頭に入ってきませんが、「将来、自分はこの人みたいになりたい!」と思える人の話だったら真剣に聞きますよね。
その理論で、自分の尊敬する人がおすすめしている本を買ってみましょう。
尊敬する人と直接話す代わりに、本と対話する感じです。
ぼくは、尊敬する経営者や投資家がおすすめする本を読めば、少しずつ彼らに近づけると信じて、実行してきました。
その結果、新しいことに挑戦する不安は小さくなったし、自分の頭で考える力が以前の何倍にも成長しています。
あなたも少しだけ工夫をして、読書の時間を作り出してみてください。
まとめ: まずは10分の読書時間を作ってみよう
ということで今回は、読書の習慣を身につけたい方に向けて、読書の時間を作る方法やコツについてお話してきました。
最後にもう1度まとめておきます。
【読書の時間を作るためにやるべきこと 】
- 自分の時間を見直す
- 読書の時間を確保する
- ムダな時間を減らして読書時間を伸ばす
【それでも本が読めない方は 】
- 手に取りやすい場所に本を置く
- スマホを捨てて、本を買う
- 尊敬する人がおすすめしている本を買う
ぼくは読書をするようになってから、今までの何倍も時間を大切にするようになりました。
月に10冊の本を読むとなると、時間の使い方を考えなきゃいけないからね。
数年前までは全く本を読まなかったぼくでも読書家になれたんですから、誰でも読書をする時間は作れるはずです。
あなたには決して、読書をする時間がないわけではありません。
時間はある。
問題はその時間を何に使うかということ。
あなたもこの記事を読み終えたら近くにある本を手にとって、さっそく読んでみましょう。
それが読書習慣の第一歩になりますよ。
今回は以上です。それではまた!
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