どうも、なすびと申します。
僕は院卒で自動車メーカーに就職し、生産技術職として働きながら大家さんをしている27歳です。(2023年1月現在)
あなたが今読んでいるこのブログは僕が運営しているわけですが、僕がこのブログを立ち上げてから約3年半が経過しています。
この期間で僕は色々なことに挑戦し、色々な人に出会い、色々な失敗も経験してきました。
そんな中でふと思ったのが、「石の上にも三年」はあながち間違っていない、ということ。
というのも、ブログを始めた当初の自分と今の自分とを比べると、明らかに今の自分の方がレベルが上がっており、より主体的に自分の人生を生きられていると実感したからです。
そこで今回は僕自身の経験を踏まえて、
- 「3年」という時間の価値の大きさ
- その時間の有効な使い方
などについてお話ししていきます。
20代の若手サラリーマンで、今の仕事を3年は続けるべきか、それとも新しい仕事を始めるべきか、と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
↓今回の内容についてはラジオでもお話ししています。
「石の上にも三年」はあながち間違っていない
冒頭でもお話しした通り、僕は自身の過去3年間を振り返ってみて、「石の上にも三年」という言葉はあながち間違っていないな、と感じました。
本来の意味としては、
どんなに辛くても辛抱していれば、やがて何らかの変化があって、好転の目が出てくる
という言葉です。
仕事のストレスで適応障害になったことのある僕としては、「どんなに辛くても」という部分にはややツッコみたいところですがw
» 仕事を頑張りすぎて、適応障害になりました【社会人3年目の経験談】
僕がブログを運営するきっかけになったマナブさんもツイートしていましたが、今の僕もこれと全く同じ考えを持っています。
“自分に適している仕事であれば”、3年くらい続けているうちに必ず何らかの成果が芽生えるでしょう。
あれから3年が経った…
最初に触れましたが、僕がこのブログ「なすビジネス」を運営し始めてから約3年半が経過しています。
また、僕は最近になってようやく、自分の所有する不動産に初めての入居者がついて大家さんになったんですが、そんな不動産の勉強を始めたのもちょうど3年前くらい。
あの時は右も左も分からず、手当たり次第に不動産関連の本を読み漁ったり、有料のセミナーに参加したりしていました。
今振り返ってみると、学生のクセによく頑張っていたな、とシンプルに思います。
何の収入もないのに物件の所在地まで車を走らせて現地を見に行ったり、不動産屋さんに電話を掛けたりメールのやり取りをしたり。
たまたま見かけた不動産屋さんにアポなしで突撃して情報収集したこともありました。
物件を買ってからは、自らゴミ処理費用を支払って残置物を撤去したり、DIYで内装のリフォームをしたり。。
無収入でそんな活動を3年くらい続けた結果、今では毎月6.4万円の家賃収入を1号物件の入居者から受け取っています。
サラリーマン的な考え方をすると、これで年収76万円UPですね。笑
年収換算すると結構大きな数字だ…!
世の中には色々な仕事がある
僕は今、副業のうち特に不動産賃貸業へほとんどのコストを投下しています。
しかし、3年前にブログ運営を始めた当初から今の自分の姿をイメージできていたわけではありません。
最初はTwitterやブログ・アフィリエイトを駆使した広告収入で稼ごうと考えており、今の稼ぎ方とは全く違います。
「PC1台で稼ぐ」というフレーズに大きな憧れを抱いていた大学院生時代の僕は、なぜ3年後には不動産を所有して大家さんになっているのでしょうか。
その答えは簡単で、「もっと自分に適した仕事はないか?」と考えながら、ずっと勉強を続けていたからです。
カネの稼ぎ方を知ること
仮に「カネを稼ぐこと」を“仕事”と定義すると、世の中には数えきれないほど多くの“仕事”が存在します。
- 仕入れた野菜を店頭で販売する八百屋さん
- キッチンカーで料理を作って販売する飲食業
- Webサイトを訪れた読者が踏んだ広告から報酬を受け取るアフィリエイト業
- お金を貸してその金利で儲ける金融業
- お客さんをマッサージしてその代金を受け取るサービス業
などなど。
適当に5つだけ列挙してみましたが、あなたにも想像できるように、世の中には他にも無数の“仕事”が存在しています。
僕は3年前にブログ運営を始めたのと同時に、あらゆる本やメルマガなどの「活字」を読むようになりました。
他にも、街を歩くときには目に入る商売を観察したり。
色々な“仕事”について勉強したんですね。
その中で自分に適した“仕事”を常に探し続け、不動産賃貸業に辿り着いたわけです。
要するに、まずは勉強してカネの稼ぎ方を知ること。
そこから始めないといけません。
今の僕が3年前に戻ったとしても、まずは勉強することから始めると思います。
» 27歳男子、金稼ぎのことで頭が一杯です【若手サラリーマンの副業事情】
「3年」という時間の価値は想像以上に大きい
まず勉強するのは大事なんですが、ここでもっと重要なことがひとつ。
それは、「3年」という時間の価値を甘く見ないことです。
僕たちは「とりあえず3年」などというフレーズをよく見かけたり、使ったりしがちですが、3年という時間は想像以上に長い。
そしてその分、価値も大きい。
これは、3年前から大きく成長した今の僕だから断言できることです。
僕の場合だと、3年経ったら「ただの大学院生→大家さん」でしたが、もっと一般的に考えれば簡単に理解できます。
3年という年月は、
- 小学1年生→小学4年生
- 中学1年生→高校1年生
- 高校1年生→大学1年生
- 社会人1年目→社会人4年目
といった感じで、その人のステージを大きく変えるだけの価値を持っているのが事実です。
ただ、時間が経つことによって勝手にステージが上がってきた学生時代とは違って、社会人になると自分で勉強を続けない限りステージは上がりません。
お金の知識がない人は一生、財務劣等生として知識のある人からお金をむしり取られるんです。
何においても、ゼロから勉強を始めるときって「こんな勉強して意味あるのかな…」とか考えたりしちゃうんですが、勉強しておいて損することなんて絶対にありません。
もちろん僕にも悩んでいた時期はありましたが、それでも勉強を続けたからこうして毎月家賃を貰うことができているわけです。
なので最初は不安でも、“とりあえず3年”は勉強してみましょうw
今からどんな仕事を始めるべきか
この記事の前半でお話ししたように、あまり無駄にはできない「3年」という時間ですが、どんな使い方をするべきなんでしょうか。
結論としては、“自分に適した仕事”を見つけることに使うべきだと僕は断言します。
その手順は以下の通り。
これができれば、あとはこの3STEPを繰り返すだけ。
それぞれ順番に説明していきますね。
STEP1:理想の人生について真剣に考える
あなたは自分の理想の人生について、真剣に考えてみたことはありますか?
たぶん僕の予想では、「PC1台で稼いで世界を旅しながら自由気ままに生きています」みたいな広告を見て、いいなあ~とか思ったことくらいしかないんじゃないでしょうか。
約4年前、ブログ運営を始める前の学生だった僕はそうでしたw
ここまで読めばもう何となく分かるとは思いますが、それじゃダメなんです。
重要なのは解像度を上げること
自分の理想の人生について考えるときに重要なのは、できるだけ解像度を上げること。
解像度を上げるとは、
- 自分は何歳で
- どこに住んでいて
- 誰とどんな仕事をしていて
- 収入の質や金額はどれくらいで
- 家族はいるのか、いないのか
など、人が生きるに際して関わってくる条件や事象について、より具体的に考えることです。
それが具体的になればなるほど、STEP2での「手段」が明確になってきます。
ただ、ここで気を付けて欲しいのは、他人とは比較せず、あくまでも“自分の”理想を考えること。
あなた自身が「こんな風に生きたいな」と思える人生を考えましょう。
最初はざっくりとでも、5~10年後くらいの理想を考えるのがいいですね。
その理想までの中間地点になるのが「3年後」ですから。
STEP2:理想を実現するための手段(仕事)を探す
理想の人生が思い浮かんだら、次はその理想を実現するための手段(仕事)を考えます。
例えば僕の5年後について考えてみると、
- 32歳
- 地方在住
- 大企業のサラリーマンをしながら副業社長として不動産の会社を経営
- サラリーマン年収が7~800万円、副業での年収が1200万円
- 家族は妻、子供1人
こんな感じが理想ですね。
ちょっと解像度としては粗いかもしれませんが、実現可能性はそれなりに高いと思っています。
なぜそう言い切れるのかというと、この理想を実現するための「仕事(カネの稼ぎ方)」がイメージできているからです。
知っているだけではダメ、実行できてこそ「手段」になる
サラリーマン年収7~800万円というのは、僕が今の会社で普通に働いていれば5年後には達成できているでしょう。
一方で、副業年収1200万円というのは、一般的な考えだとかなり難しいように思えるはず。
ただ、27歳の時点で不動産の大家として家賃を受け取った経験のある僕からすると、「地方在住の30代前半で大企業勤めなら、融資引いて8戸アパートを3棟くらい買えばイケるじゃん」となります。
年収1200万円を達成するための手段なら色々あるでしょうが、サラリーマンをしながら副業で、となると一気に選択肢が狭まるのが難しいポイント。
その選択肢の中でも、僕は今の自分の知識や経験を鑑みて、不動産賃貸業を引き続き拡大させていけば5年で達成できるだろう、と踏んだわけです。
こうして実行できる算段がなければ、「手段」とはいえません。
» 不動産を始めたければ、人と出会い、労働力を提供すること【初心者が0→1を達成する方法】
上記のような判断ができるようになるためにも、
- まずは理想の人生を解像度高く思い浮かべること
- 理想を達成するための手段(仕事)を知っている、かつ実行できること
が重要になります。
今の僕がこうして理想の人生とその達成手段について語れるのは、紛れもなくこの3年間で勉強や挑戦、そして失敗を繰り返し続けてきたおかげです。
その期間がなければ、僕の口からは絶対にこんな言葉は出てこなかったでしょう。
やっぱり「3年」という時間は、人が成長するには十分すぎるほどの価値を持っているんです。
STEP3:今の自分にもできそうな仕事を試す
僕は今回のこの記事で、「3年前の自分と今の自分では立っているステージが全く違う」と何度もお話ししてきました。
つまり、
- 3年前の自分でもできる仕事
- 今の自分にできる仕事
は全く違うんです。
ここで僕が言いたいのは、「無理して背伸びをせず、プライドなんか捨てて身の丈に合った仕事をしろ」ということ。
ちょっと勉強すれば、世の中に仕事なんていくらでもあることが分かります。
まずはその中から、今のあなたにもできそうな仕事を試してみるのが重要なんです。
サラリーマンにおすすめの副業5選
ここまでの話の流れ的に、本来であれば「自分で考えろ」とでも言いたいところですが、せっかくここまで読んでくれた読者の方のためにも、サラリーマンにおすすめの副業を5つ紹介しようと思います。
それが以下の通り。
- 不動産賃貸
- ブログアフィリエイト
- 転売
- パーティー系ビジネス
- ダウンロードコンテンツ販売
時間や居住地などの諸条件が限られているサラリーマンには、上記の5つのうちから自分に合うものを見つけるのが手っ取り早いでしょう。
もちろん、何度も言っているように世の中には仕事なんて山ほどありますし、適性だって人それぞれなので、この5つに捉われる必要もありません。
重要なのは、今の自分にもできそうな仕事を試してみることです。
» 副業を始めるタイミングはいつがいい?【経験者が注意点を解説】
まとめ:「石の上にも三年」と思って、長いスパンで仕事をしてみる
というわけで今回は、「石の上にも三年」はあながち間違っていない、というテーマで僕の過去3年間を振り返りつつ「3年」という時間の価値についてお話ししてきました。
本来の意味にある「どんなに辛くても辛抱していれば」という部分には賛成しきれませんが、”自分に適した”仕事または分野において、3年くらい勉強や努力を続けていれば必ず何かしらの成果は表れるはず。
「3年」というのは5~10年の中間地点だ、という気持ちで、長いスパンで仕事をしてみるのが大事ですね。
僕もまだまだ理想の人生とは程遠いので、引き続き勉強やトライandエラーを続けていきたいと思います。
そんなわけで今回は以上です。それではまた!
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