新人研修の内容ってどんな感じなのかな?
実際に研修を受けてみた人の感想とか面白いポイント、気をつけるべきことについて知りたい。
こんな疑問にお答えします。
- 新人研修の主な内容について解説【大手日系メーカーの現状】
- 実際に新人として研修を受けてみた感想や、気をつけるべき3つのポイント
- 結論:個人の取組み方次第でその後の働き方が決まる
どうも、なすびと申します。
ぼくは新卒で大手日系メーカーに就職し、約1ヶ月半におよぶ新人研修を受けてきました。
研修が始まる前って、「どんな内容なのかな?」と気になりますよね。
そこで今回は、ぼくが実際に受けた新人研修の内容や率直な感想、気をつけるべきポイントについて解説します。
新人研修の内容が気になる方はぜひ参考にしてみてください。
新人研修の主な内容【大手日系メーカー】
ぼくが入社した会社で実施された新人研修の内容は以下のとおり。
- 社内規定の確認
- 社会人として学ぶべきこと
- テーマに沿ったグループワーク
一般的な研修内容とあまり差はないと思います。
それぞれの内容については順番に解説していきますね。
内容①:社内規定の確認
まず1つ目は、社内規定の確認です。
この点についてはどんな会社に入ってもかならず教育を受けるはず。
そんな社内規定の内容をザックリまとめると、以下のとおり。
- 会社の理念や社是
- 人事制度
- 機密情報の管理
- 安全衛生教育
- 製造物責任(PL)法
上記のように漢字がいっぱいでてきて、スケジュールシートを見るだけでも眠くなります。
私はもうすでに眠くなってきたよ…。
どれも基本的には座学で講師の方の話を聞くだけとなっており、「研修」というより「授業」といった感じ。
とはいえ大学生のときの授業とは違って、「給料をもらっている以上は居眠りをしてはいけない」というプレッシャーがあります。
眠くてつらい座学ですが、会社で働く際には知っておかなければならないことなので真面目に受けるしかないですね。
内容②:社会人として学ぶべきこと
2つ目の内容としては、社会人として学ぶべきことや意識すべきことについての研修を受けました。
- 学生と社会人の違い→どんな行動をとるべきか
- 不祥事を起こしたら当社だけでなくグループ会社にも影響がおよぶ
- 会社という組織に所属している以上、利益を生み出す意識を忘れてはいけない
など、基本的な内容の講義を受けたあとにグループで話し合ったり、前にでて自分の意見を発表したりします。
発表する際はだいたい挙手制なので、人事へのアピールをしやすい環境ではありますね。
講師の話を聞くだけの研修とはちがって他の新入社員の意見も聞けるので、個人的には面白いポイントの1つでした。
とはいえ、あまり興味のない話が始まるとすぐに睡魔が襲ってくるという点は変わりません。
内容③:テーマに沿ったグループワーク
主な研修内容の3つ目はグループワークです。
5~6人のグループで1つの目標を設定し、研修期間中に取り組んだ内容をパワポにまとめて発表します。
インターンシップとかでもよくあるやつですね。
ぼくのグループでは、新入社員どうしのコミュニケーションを増やすために企画を考えたりしました。
他のグループが取り組んでいた内容としては、
- 生活リズムの改善
- 運動習慣の徹底
- TOEICの勉強
など、学生→社会人という切り替えを意識したものや、入社時に受験したTOEICに関わるものが多かったです。
出身地や大学、価値観がそれぞれ違うメンバーが集まって1つの成果物を作り上げるというのは難しい部分もありましたが、ぼくは話し合いを進めていくプロセスを楽しめました。
グループワークというと普通の研修といった気もしますが、優秀な人が集まる会社ではすごく有効な内容だと思います。
お互いに刺激を受けることもできますからね。
グループワークだと眠くなることもないね。
実際に新人として研修を受けてみた感想
前半では、ぼくが実際に受けた研修の主な内容について解説してきました。
結論としては、すごく良い研修だったと思います。
眠くてつらい座学もありましたが、無理にユニークな研修を展開されるよりは得られるものが多かったはずです。
ここからはその率直な感想や、気をつけるべきことについて詳しくお話ししていきますね。
予想していた内容どおりだったが満足できた
先ほどもお話ししたとおり、ぼくが入社した大手日系メーカーの新人研修の内容はいたって普通でした。
それでも、
- 会社という組織で働くということ
- 大企業がもつ影響力や責任感
- そこに務める人たちが意識するべきこと
上記のようなことについては体系的に学べて、実際に働く現場にいっても役立ちそうです。
結局のところ実際に働いてみないとわからない部分はたくさんあるでしょうが、当たり前のことを事前に学んでおくのとそうでないのとでは、実務での成果に大きな差がでるはず。
何ごともまずは基本を徹底することが重要だと再認識しました。
賢くて熱意のある人が集まるだけで面白い
さらに大手企業ともなると、それ相応の大学を卒業した人や、強い熱意をもっている人がたくさん入社します。
大学のレベルだけで頭の良さは測れませんが、それでも柔軟な思考をもった人たちが集まるのは事実。
そんな環境に身を置けるというのは、すごくありがたいことです。
グループワークではたくさん意見が飛び交いますし、その中には「なるほど」と思わされるものも多数。
研修に参加するだけでも新しい学びが得られますし、何よりも面白いです。
新人研修で気をつけるべき3つのポイント
最後に、新人研修において気をつけるべき3つのポイントについてお話しします。
それが以下のとおり。
- 最初から「研修なんて意味ない」と思わない
- 当事者意識をもつ
- 主体的に行動する
まずは「研修なんて意味ない」なんて絶対に思わないこと。
どんな企業も利益を生み出すために存在する以上、意味のないことにわざわざ時間を割きません。
新人研修に込められた意味については以下の記事に詳しくまとめたので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
» 新人研修に込められた3つの意味【大企業の研修について考えてみた】
研修中から積極的に行動しよう
新人研修で気をつけるべきポイントの②,③として「当事者意識をもち、主体的に行動する」ということをあげました。
この点だけは絶対に忘れないでほしいと思っています。
その理由は、積極性がないと研修の効果がほぼなくなってしまうからです。
優秀な人が集まったとはいえども、「自分の意見を発表したい人は挙手」となったときに全員が手を挙げるわけではありません。
あなたにはぜひ、そんな場面で積極的に手を挙げる人間になってほしい。
現場に配属されると、大勢の人前で話す機会なんてしばらくありません。
短い期間ではありますが、新人研修に積極的に取り組んだ姿勢はあとでかならず活きてくると思います。
自分からどんどん手を挙げて、積極的に行動しましょう。
まとめ:新人研修への取り組み方によって、今後数年間の働き方が決まる
ということで今回は、ぼくが実際に受けた研修の内容やその感想、気をつけるべきポイントについてお話ししてきました。
最後にもう1度、気をつけるべきポイントをまとめておきます。
【新人研修で気をつけるべきポイント】
- 最初から「研修なんて意味ない」と思わない
- 当事者意識をもつ
- 主体的に行動する
会社という組織に所属して働く以上、あなたがその組織に貢献できなければ意味がありません。
今までは大した成果を上げなくても会社に所属させてもらえていた時代でしたが、そんな時代は令和で終わりをむかえるでしょう。
そうなったときにあなたは価値のある人間として生き残れるように、新人研修のときから真剣に働く意識をもって行動してみてください。
新人研修への取り組み方次第で、あなたの数年先の働き方が決まりますよ。
今回は以上です。それではまた!
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