どうも、なすびと申します。
僕は院卒で自動車メーカーに就職し、生産技術職として働きながら副業に挑戦している27歳です。(2022年12月現在)
僕は今現在、下記2つの副業をやっています。
- ブログ運営
- 不動産賃貸業
そして今回は、②不動産賃貸業についてのお話。
というのも先日、僕の所有する1号物件に初めての入居が決まり、とうとう大家デビューを果たしたからです。
僕が不動産の勉強を始めてかれこれ2年半、、
とても短いとは言えない時間が流れました。
それでも、自分が大学院生だった頃に打ち立てた「大家になる」という目標を達成できたことに感動しています。
色々な失敗はしてきましたが、後悔は全くしておりません。
というわけで今回は、僕自身が物件を買うまでの2年半について振り返りつつ、初心者の方が0→1を達成する方法についてまとめました。
(途中で挿入している画像は、僕が図面舞踏会 東海支局の忘年会で発表したプレゼン資料の一部です)
この記事には1号物件の収支や利回りなども記載しているので、「これから不動産を始めたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
1号物件を購入するまでの2年半
まずは僕が1号物件を購入するまでの2年半について、年表を見ながら振り返って行こうと思います。
まずは読書、次に有料セミナー
そもそも僕が不動産に興味を持ったきっかけは、サウザーラジオでした。
通称「聴くだけで友達がいなくなるラジオ」ですが、金の面ではめちゃくちゃ勉強になります。
ここで不動産分野だけでなく、資本主義社会のルールについて体系的な理論を学びました。
» 資本主義のルールはサウザーラジオを聴いて学ぶべし
それと並行して、大学院2年生(学生最後)の夏休みに不動産本を買い漁り、研究室で読んだり塾講師のバイト中に読んだりしていました。
僕が初期の頃に実施していた勉強法は以下の記事にまとめているので、気になる方は参考にしてみてください。
» 学生ながら不動産投資の勉強を始めてみた
人生で初めて不動産セミナー(有料)に参加
そして学生最後の冬、サウザーラジオにも出演していたポールさんが滋賀県でセミナーを行うという情報を見つけ、勇気を出して参加してみることに。
このとき若干24歳。
「会場の95%がおじさん」という完全アウェイの中に1人ぽつんと座り、真面目にセミナーを受講しました。
参加費は1万円でしたが、ニーノさんの粋な図らいにより、学割ということで5000円。
貧乏学生ながら参加したこの有料セミナーをきっかけに、僕の人生は大きく変わっていったわけです。
人と出会う、そして労働力を投入
ポールさんセミナーの二次会では、普通の飲み屋に入りました。
そこでたまたま隣の席に座ったのがセニョ親方というおじさん。
その方がふんどし王子師匠の連絡先を知っており、コンタクトを取ってくれました。
その翌々週くらいにインベスターラウンジのプレオープンイベントを開催するとのことで、車で片道5時間かけて岐阜→富山まで爆走。
そこには本物の不動産投資家たちがいて、その会話のレベルに驚愕しました。
口から出てくる金額がすべて、僕の基準よりも0がふたつみっつ多いんです。
そこでさらに僕の不動産に対する気持ちは強まりました。
そこから大学院を卒業するまでは、引き続き本を読んだりセミナーに参加したりしながら知識や人脈を少しずつ増やしていきます。
そうこうしているうちに4月がやってきて、僕も普通のサラリーマンになりました。
このときの貯金は確か40万円くらいだったかな、、?
セミナーで出会い、DIY会に参加
社会人になってからも僕の不動産熱が冷めることはなく、社会人1年目のお盆休みは初日から有料の不動産セミナーに参加しました。
その時のブログがこちら。
» 社会人のみんな、連休初日は酒を飲む前に勉強しよう
我ながらなかなか良いこと書いてますね。笑
こうして同じ講師のセミナーに繰り返し参加していると、受講者の中にも知っている顔ぶれが増えてきます。
その中で出会ったのが、図面舞踏会 前東海支局長のタケシさん。
たまたま同じ部屋で寝泊まりすることになり、そこで図面舞踏会の東海支局に入局することができました。
この出会いをきっかけにして東海支局の方々のDIY会に参加し、更に知識や人脈を増やしていきます。
今やりとりをしている先輩大家さんたちとも、この期間に出会い、仲良くなりました。
やっぱり物件を持っていなくても、DIY会に参加して自分の労働力を無償提供することはめちゃくちゃ大事です。
そこでできた人脈は後から役に立ちそうだもんね。
僕の経験上、その人脈は後から120%役に立つと言い切れます。
資金とエネルギーを蓄積→物件へ投入
社会人1年目として本業を頑張りながら不動産の知識や人脈を増やしているうちに2020年が終わり、研修のため年明けから愛知県へ引っ越すことに。
愛知県は土地値が高く、ボロ物件であっても安く買うことは難しいです。
それを言い訳に、愛知に住んでいる間は貯金しつつ筋トレをガチっていました。
やっぱり金のかからない趣味はいいですね。
何も考えなくても勝手にお金が貯まっていくもんね。
そんなこんなで月日は流れ、2021年の忘年会シーズンがやってきました。
この年の東海支局忘年会では、宴もたけなわのタイミングでマイクを渡され、咄嗟に「2022年中に必ず1号物件を買います!」と宣言。
その言霊のおかげか、はたまた東海支局からのプレッシャーのせいなのか、4ヶ月後には1号物件を購入していました。笑
自分で事業を起こすには闇のエネルギーが必要…?
忘年会の宣言から4ヶ月で僕はようやく不動産を購入できたわけですが、この時点で僕が不動産の勉強を始めてから約2年半が経過していました。
この間、僕が物件を買えなかったのは、「貯金が足りていなかった」というのも大きな理由のひとつではありますが、もう一つ別の理由があると僕は考えています。
それが「闇のエネルギー」です。
僕は2022年の年明けから本業が忙しくなり、どんどんストレスが溜まっていきました。
その中で「このままじゃダメだ、今の働き方を続けていたらヤバい!」という気持ちが強くなり、闇のエネルギーが蓄積したわけです。
(結果的には適応障害になりましたw)
ただ、その闇のエネルギーがあったからこそ、何百万円を払ってでも不動産を購入し、その状況を打破するための(勇気ある)行動がとれたんだと思います。
よく聞く話ですが、人間は現状に満足していたら新しいことなんて始めようとは思いませんし、新しいことをするには大きなエネルギーが必要、というわけですね。
僕はそれを自分の身をもって経験しました。
不動産を始めたければ、人と出会い、労働力を提供する事
前半では僕が不動産を買うまでの2年半について長々とお話ししてきましたが、ここからは0→1を達成する方法についてのお話です。
結論から言うと、知り合いのDIY会に参加するのが1番効率的!といったところ。
不動産初心者の方が知り合いを増やして、1号物件を買えるようになるまでの過程は次の3STEPです。
順番に説明していきますね。
STEP1:セミナー等に参加
まずはセミナーや大家さんの集まりに参加してみること。
不動産関係の知り合いを作るためにはまず、「自分が不動産に興味のある人間だ」ということを周囲にシグナリングしなければなりません。
その方法が不動産関係者の集まる場所に参加することです。
僕の所属している図面舞踏会もめちゃくちゃおすすめ。
最初のうちは1人も知り合いがいないので心細いですが、何度も参加していると徐々に慣れてきて、知り合いも増えていきます。
友達を誘ったりして行くのも全然ありですね。
僕は学生の頃に1人ぼっちで参加してましたがw
おすすめのセミナー講師はやっぱり健美家コラムニストの方々です。
ふんどし王子師匠やポールさん、波乗りニーノさんなどのセミナーは勉強になる上にエンタメ性もあり、非常に楽しいですね。
僕も彼らの追っかけをしているので、もしかしたらセミナー会場で会えるかもしれませんね笑
STEP2:実践大家さんのDIY会に参加
セミナー等に参加して知り合いが増えたら、その方たちが主催するDIY会に参加しましょう。
普通に仲良くなっていれば、どこかからDIY会の情報が回ってくるはずです。
そんな情報を見つけたら、会場が遠かろうが、工具を持ってなかろうが、迷わず参加しましょう。
それがまた新しい人脈につながる可能性もありますし、何よりDIYの経験はめちゃくちゃ貴重です。
また、基本的にDIY会では壁紙を貼ったりクッションフロアを貼ったりすることが多いので、下記の道具を持っていくとなお良しですね。(別になくても全く問題ありません)
とにかく、物件を持っていない人が持っているのは労働力だけなので(知識も経験もない!)、まずはその労働力を他人に提供するところから始めていきましょう。
自分の物件のリフォームをタダで手伝ってもらって嬉しくない大家さんはいませんから。
参加する側としても、無料で勉強できてラッキーだよね。
STEP3:物件の購入金額を聞いてみる
知り合いのDIY会に参加したら、その物件の購入金額を聞いてみましょう。
「この物件いくらで買ったか教えてもらってもいいですか?」と言うだけです。
そうすることで、「この人はこの物件を〇〇万円で買ったんだな」と認識することができます。
つまり、これなら直せる、これなら貸せる、という基準が構築されていくんです。
この時に大切なのが、
- 時間、気力、体力などのリソース
- リフォームの知識や経験
上記について自分と先輩大家さんを比較して考えること。
先輩大家さんが専業かつ独身で、全てのリソースを不動産に割けるのに対して、あなたには家族がいてハードワークしながら副業で不動産を運営しなければならないとなると、基準が全然違ってきます。
なので、これなら(自分にも)直せる、という観点で物件を見ることが超大事。
僕も先輩大家さんたちの物件を見せてもらいながら、自分の中での基準を固めていきましたから。
1号物件の収支など(おまけ)
最後に、おまけとして1号物件の収支や利回りのまとめを載せておきます。
客付けに少し苦戦はしたものの、初めてにしてはまずまずの利回りではないでしょうか。
2号物件以降ではもっと上手くやれるように、リスクとリターンを考慮しながら不動産事業を拡大していきたいと思っています。
(2号物件の購入は既に決まっており、今週末に契約する予定です)
まとめ:仲間を作って労働力投入!
そんなわけで今回は、僕が不動産の勉強を始めてから1号物件を買うまでの2年半について振り返りつつ、0→1の初心者がやるべきことについてお話ししてきました。
結論としては、実践大家さんと仲良くなってDIY会に参加しよう、といった感じです。
僕がやったのは本当にこれだけ。
もちろん、本を何十冊か読むくらいの基礎知識は必要ですが。(新しく事業を始めるんだからそれくらいは当たり前)
ただ、焦らなくてもコツコツ勉強して定期的に先輩大家さんと連絡を取り合ったりしていれば、お金は溜まっていきますし、知識も増えていきます。
なので焦らずゆっくりとコマを進めていくのが大事ですね。
不動産は一発の失敗で受けるダメージが大きいですから。
もちろん僕のDIY会に参加してくれてもいいですよ^ ^
というわけで今回は以上です。それではまた!
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