どうも、なすびと申します。
院卒で自動車メーカーに就職し、副業で大家さんをしている27歳です。(2023年2月現在)
僕は大学院生の時に副業的な働き方を探し始め、このブログを運営し始めました。
それが今から約3年前。
振り返ってみるとたった3年で遠いところまで来たな、と思います。
» 仕事における「石の上にも三年」はあながち間違っていない
僕がこの3年間でここまで成長できたのは、とあるラジオの影響が大きいです。
それがサウザーラジオ。(現在は聖丁radioに改名)
過去のブログ記事でもおすすめの放送回などを紹介しています。
» 資本主義のルールはサウザーラジオを聴いて学ぶべし
先日、僕の私淑するサウザーさんがボロ戸建をDIYするための義勇兵を募るというので、恩返しのためにも自ら志願して、労働力を投入してきました。
今回はそこで感じた事をつらつらとまとめた記事になります。
これから金持ちを目指す人の参考になるよう、随所に学びとなる内容を詰め込んであるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
生粋の現実主義者たちと対話して感じたこと
今回の旅で強く感じたのは、成功者または成功に向かって着々と突き進んでいる人というのは、ほぼ全員が現実主義の思考を持っている、という事。
我が師、聖丁サウザー殿もまさに現実主義の人ですし、今回のDIY会の企画や段取りをしてくれたタケゾウ先生もまさにその筋の人間です。
まずは僕がお二人から感じ取った現実主義の思考について、それぞれ順番にお話ししていきますね。
サウザー師匠との初対面
冒頭でお話ししたように僕は3年くらい前からサウザーラジオを聴いているんですが、実際にお会いしたのは今回が初めてでした。
ただ、音声だけでなく文章も読み漁っていたため、彼の思想は会う前から何となく理解していたつもりです。
そして実際に会って話してみると、予想通り、生粋の現実主義者でした。
僕がそう感じた1番のポイントは、トラブルが起きたときの彼の対応です。
現実主義者サウザーのトラブル対応
今回のDIY会では、予定していなかったトラブルが3つほど起こりました。
簡単に言うと以下の3つ。
- ストーカー出現により警察を呼ぶ
- DIYの作業中にケガ人が出て救急車を呼ぶ
- たまたま猪が罠にかかったので腐る前に解体しなければならない
①はサウザーさんの経営するラーメン屋「天をも穿つ-THREE KINGDOMS-」に、つい先日現れて発狂しだしたというストーカーがDIYメンバーの中に紛れ込んでいたため、即警察を呼んで補導してもらった、というもの。
②は作業中にケガ人が出たため、ケガの程度から判断して即救急車を呼んで病院まで搬送してもらった、というもの。
③は、DIY会の前日にたまたま猪が捕獲されてしまったので、腐る前に人数をかけて解体しておきたい、というもの。
どれも突発で起きたトラブル(③はラッキー)でしたが、時間配分やメンバーへの気遣いなども含めて、適切に対応されていました。
とにかく全てに共通して言えるのが、トラブルが起きても特に動じず、狼狽えないという点。
問題が起きたらすぐにその問題に対する適切な解決策を探り、実行するんですね。
その即断即決の姿勢や彼の言動のあらゆる面から、僕は現実主義的な思想を感じたわけです。
僕もそんな現実主義者でありたいですし、一緒に仕事をしたら絶対やりやすいんだろうなあ~、とも思いました。笑
タケゾウ先生の物件ツアー
続いてはタケゾウ先生のお話。
彼の人となりについては、健美家の動画を見ればすぐに分かるはずです。
» チームタケゾウ物件見学ツアー第1話(健美家)
壁や床の無いボロボロの物件を喜んで買うというタケゾウ先生。
実際にお会いしてみると、噂に聞いていた通りなかなかにクレイジーでサイコパスみのあるお方でした。笑
ただ、やってることはクレイジーですが、初対面の僕にも優しく丁寧に接してくれて、凄く良い人でしたよ。
タケゾウ先生は壁も床もない物件を再生するほどのDIYマスターなので、ほとんどの作業を自分でやってしまいます。
本業はリフォームと全然関係のない普通のサラリーマン、というのがまた驚くべきところ。
そんな彼が話していたのが、「知らないからできない」ではなく「できないからできるようになっておく」という考え方です。
自らトラブルに体当たりしていく
タケゾウ先生は、突発でトラブルが起きたときに備えて、あえて自分からトラブルに当たりに行くとのこと。
例えば、
- 激安でボロボロの家を買って、水道管破裂などのトラブルがあればDIYで直しに行く
- 事故物件の取り扱いを経験するため、所有物件で自殺者が出たときは自分から進んで特殊清掃などの対応をする
などなど。
今回の僕との物件ツアー中にも、入居者から水道管破裂の連絡がありました。
すると全く動じない様子で即現場へ向かい、大寒波の中で資材を買ってきて即DIYで補修作業。
物件の下のスキマに潜り込んでの作業を終えて、「やるしかないからやってるだけで、僕は当たり前だと思うんですけどね」と真顔で言っていて、マインドブロックが完全に外れました。
一流の人はここまでやるのか、これが当然なのか、と。
たぶん普通の大家さんだったら、「こんなとこ潜るの嫌だし、とりあえず業者呼んで待っとこう」みたいに考えると思うんです。
(業者も大寒波の中で他のトラブル対応に追われて、すぐには来れないはずなのに)
何かトラブルが起こると、どうにか人任せにしてしまいたくなる気持ちは誰でも感じたことがあるはずです。
ただ、そんなときに自分でやる。
自分1人の力でできるようになっておく。
僕も日々鍛錬を続け、そのレベルまで辿り着きたいなと思います。
必要なのは現実主義の思考だけ
現実主義者は問題解決型の思考で、淡々と物事に取り組みます。
一方、そうでない人は外面ばかりを気にかけ、問題をなんとか先延ばしにできないものかと思い悩む。
現実で起きていることが自分にとって都合が悪いと、逃げたくなったり、希望的観測によって現実を歪めて解釈したりしてしまうんですね。
そうなると後から苦労するのは自分自身で、いつまでたっても問題の根本を解決することができず、負のループにはまり込んでしまいます。
「金持ちは汚いことをしているに違いない」とか言って、自分が金持ちになるための努力は一切しない、みたいな感じです。
仕事や恋愛など、何をするにおいても、現実主義的な思考をもって問題解決型の行動を一つずつ積み重ねていかないと、何の成果も得られません。
勉強とかダイエットも1日ずつ積み重ねるのが大事だけど、なかなか続かないよね。
みんな頭で理解はしているはずなんですが、実際に行動に移すのは難しいんですね。
「やれば成果に繋がる、だからやる」そう信じて現実的に考え行動することで、自分の望む成果が手に入るんです。
事実を事実のままとして捉える
現実主義的な思考をもつためにまず重要なのは、「目の前の現実をそのまま見ること」です。
例えば、この人は誰かの役に立つ商品を売ることで金持ちになった、そしてお客さんからは感謝されており、適切な申告をしており脱税などもしていない。
という事実があったとします。
世の中の人はそんな話を聞くと、「金持ち」という部分だけに反応して事実を事実のままとして捉えず、勝手にマイナスのイメージを持ちがちです。
(イソップ物語の寓話「すっぱいブドウ」がよく知られるように。)
そして特に日本人はその傾向が強いのも事実です。
現実主義者であれば、そんな金持ちの話を聞いて、少しでも自分の成長に繋げようと“自分の中に”問題を探します。
そしてその問題を解決することで自分自身が成長し、より金持ちに近づける、と考えるんですね。
まずは事実を事実のままとして捉え、相手ではなく自分の中に問題を探すことが現実主義者の第一歩、というわけです。
「問題」に対する認識を変える
自分の中に「問題」を探すと言いましたが、ここで一度、問題に対する認識を考え直してみましょう。
問題の意味としては、
研究・議論して解決すべき事柄
広辞苑より
といった感じです。
それは良いとして、今回考えて欲しいのは「何が問題で何が問題ではないのか」ということについて。
僕たちが「問題」と呼んでいるものには2種類あります。
それが以下の通り。
- 解決方法が分からないもの
- あまりにも複雑で解決が困難なもの
よくよく考えてみると分かるんですが、解決方法が分からない、またはあまりにも複雑で解決が困難だから「問題」なのであって、解決方法が明確になっている事柄はもはや「問題」ではないんですね。
例えばボロ物件を貸し出す大家さんになりたいとして、ボロ物件のリフォーム方法が分からない人にとってはリフォームが問題ですが、方法を知っている人にとっては、ただ淡々とやるだけなので問題にはなりません。
「問題」というものに直面した場合は、一度そんなふうに考えてみると、解決策が明確になって自分のやるべきことが見えてくるのではないでしょうか。
問題解決型の思考で取り組み続ける
問題解決型の思考では、解決方法と自分の取るべき行動を明らかにするために、勉強したり、調べたりします。
だからそういう人たちは知識が豊富だし、色んな失敗も経験しているんです。
そうして問題解決を繰り返していくことによって、「問題を探して解決しないと前には進めない」という現実主義的な思考が身につくのかなと。
僕も最初は物件の買い方すら知りませんでしたが、「物件を買うには」という問題を解決するために勉強したり調べたりしましたし、業者さんとのやり取りで失敗もしてきました。
そんなふうに色んな問題を解決し続けてきたからこそ、今の僕は、大家さんとして家賃をもらえているんです。
世の中は現実主義者しか勝たん、です。
まとめ:現実主義者として生きていこう
そんなわけで今回は、聖丁サウザー師匠に会いに行ったことで生粋の現実主義思想に触れ、また一皮むけた、というお話をしてきました。
師匠のところへは恩返しのつもりで行ったはずなのに、貴重な体験や特産品など、逆に受け取るものの方が多かったように思えます。
あと、1号物件は380万円で買って6.4万円で貸して実利回り16~17%くらいになりました、っていう話をしたら、「全然いいじゃん!それで十分だよ!」と言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しかったです。
» 1号物件を購入するまでの2年半や購入金額、リフォーム代など
今回のような経験ができたのは、これまでの僕が現実主義者の端くれとして、一つずつ問題解決を積み重ねてこられたからだと思います。
おそらく3年前の僕が実際にサウザーさんに会いに行って直接話しても、「なんだコイツ、つまらねえやつだな」と思われて終わりだったでしょう。
そう考えると、3年間頑張ってきた甲斐がありました。
今後も、勤め人卒業を目指してまだまだ頑張れそうです。
というより、この先の試練も楽しみながら乗り越えられそうです。
引き続きブログとTwitterでの発信は続けていくので、気になる方はフォローしておいてください。
というわけで今回は以上です。それではまた!
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